富士五湖制覇

初めて100 kmを走ってから4年、ついに「チャレンジ富士五湖」を制覇した。
今回の種目「五湖」は、無心で気楽に10時間半で走れた「四湖」100 kmに、わずか18 km長いだけだが難易度が格段に高く、完走率も低く、昨年は暑さにもやられて吐き気が止まらず人生初のリタイヤを経験した。
そこで今回は極力胃の中を空にする作戦でリベンジを図る。
4時スタートだから朝食は抜き、エイドに頼らずジェルを携帯、荷物を預けられるエイドではプロテインを流し込んだ。
4年間で最も美しい富士山と桜の中、お腹は大丈夫なので成功かと思う間もなく半分しか来ていないのに足が終了し、残り半分を低速ギアで痛みに耐えつつ粘ることに。
しかし、体調が悪いのに送り出してくれた女房と、大切な試験をキャンセルしてまで協力してくれた次女のためにも絶対に諦められない。
ラストの坂は完全に歩いてしまったが、一緒に走った久保田君（四湖）に迎えられつつ、平成最後の大会を笑顔で締めくくれたのであった。