前回の日記のコメ欄に書こうと思ったけど、長くなったので。
完璧な最終回でした。いやもう、‥‥完璧すぎて、感想が出てこない最終話でした。
原作も読み返しました。これまたパーフェクトで、最後の方はえぐえぐ泣きながら読みました。
終わっちゃって寂しい。もっとあの10人+ハナちゃん+ニラ+大家さんを見てたかった。でも、この終わりがあるからこれまでの輝きがあるのだと思うと、安易にはそれも言えなくて、得た幸福と虚無感の間でゆらゆらしてます。
うん、どうせなら現実逃避してみよう。と、私が大学生だった頃に起きた事柄をレギュラー陣に当てはめてみると、一つ面白かった遊びを思い出しました。2-3年の時、私の所属する年度学部学科だけに敷かれた絶対のルール。
「地元での言葉遣いでしか会話してはいけない」
意味が通じなくても標準語で言い直してはいけない、という徹底ぶり。南は鹿児島から北は岩手まで、40人かなりバラけてました。一番の友人が奈良と京都・舞鶴出身だったので、今でも私は関西弁(not大阪弁)バイリンガルです。
これを適用すると。島根弁のハイジと宮城弁のカケルの意思疎通が難しくなり、そこに神童の山形弁が混じり、ユキが切れ、ムサが通訳する羽目に!
早速、各方言のオンライン変換辞書を使ってみました。
「どげした、弱気になっちょーか」
「まっだぐ」
「あいつと勝負すーことで、君はもっと強くなぁ〜」
「見ていてけらいん、あんだの信じだものを」
島根はね、まだ長州弁が標準語に取り入れられてるから分かりやすいんだけど(親しくなった後輩を「君」と呼び続ける辺りにさりげに方言が出てる)、東北の方が‥‥(笑)
こんなアホらしい遊びで無聊を慰めるくらいには寂しいです。
小説のメディア化でいい目を見た事はごく少数だったのですが(文章を脳内上映するのに慣れすぎて、それを上回るほど色鮮やかなものって、私の中では少ないんですよ)(ぱっと思い付くのはオペラ座の怪人と指輪物語)、これは希少な例外に入れさせていただきます。
半年間、楽しかった。毎回、笑いながら泣いてました。こういうのタダで見るとか、アニメファンてホント得してるな。
制作に関わった全ての人達に。本当にありがとうございました。
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