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2019年03月17日16:30
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2019.4.1新潟交通佐渡ダイヤ改正を眺める
新潟交通佐渡はこのほど、4月1日改正ダイヤ(通常ダイヤ)を同社webサイト上で発表しました。
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改正内容は、2月21日開催の佐渡市地域公共交通活性化協議会で承認された運行計画に基づいたものです。ということで、各線別にその内容を眺めてみましょう。
※本線【1】
佐渡金山前〜相川(現･佐渡市相川支所)系統が延伸されます。
延伸される区間は相川〜きらりうむ佐渡(現･相川)の間で、きらりうむ相川が相川市街地側の起終点となります。
ちなみに、きらりうむ佐渡は4月20日にオープンする佐渡金銀山ガイダンス施設。
旧･佐渡会館跡といえばわかりやすいかもしれません。
バス停は改正と同時に施設の出入口脇へと移転され(海側と山側の2箇所)、オープンにあわせ新潟交通佐渡の相川観光案内所が施設内に移ります。
https:/
※東海岸線【3】
両津〜赤泊埠頭前の1往復を新設。
東海岸線としては、多田〜赤泊埠頭前の間が延伸されることになります。
両津からは、平日が中等教育学校前18:38発、土休日が春日町18:41発。
(いずれも両津港佐渡汽船18:47発)。
現在は多田ゆきとして運行されているダイヤです。
赤泊埠頭前到着は20:14となりますが、多田から先の乗車扱いはせず、残った乗客の最終降車バス停まで営業運行します。
赤泊埠頭前からの両津方面は、7:31発の春日町ゆき(両津港佐渡汽船8:04通過)。
現在の岩首8:00発を延伸したものです。
ちなみに、始発便となる多田6:33発の中等教育学校前ゆきは運行区間の変更なし。
このため多田→岩首の間は1本増となります。
なお、これに伴って両津局前6:53発の岩首ゆきが削減されます。
※七浦海岸線【6】
平日の河原田本町8:45発、相川病院経由循環相川ゆきで運行区間が短縮されます。
運行を取りやめる区間は河原田本町→佐和田バスステーション(BS)の間で、改正後は佐和田BS8:48発となります。
※前浜線【7】
赤泊埠頭前〜多田系統が1往復新設され、同区間では前記の東海岸線とあわせ純増に。
ダイヤは赤泊埠頭前6:28発→多田6:45着と、多田18:40発→赤泊埠頭前18:57着。
どちらも岩首線の佐和田方面と接続が可能になっています。
土休日の多田発は、9人乗りジャンボタクシーを使用したダイヤです。
なお、両泊航路の就航期間中にサンライズ城が浜→小木系統の1本が乗り入れていた赤泊港バス停は、同航路の廃止を受けバス停も廃止される模様です(佐渡市の赤泊港二次交通確保対策事業として実施)。
※海府線【9】
相川(現･佐渡市相川支所)発着系統が延伸されます。
延伸される区間は相川〜きらりうむ佐渡(現･相川)の間で、事実上の復活。
きらりうむ相川が相川市街地側の起終点となります。
※小木線【10】･宿根木線【11】
現在、江積7:10発→佐渡病院9:20着(宿根木線内は深浦･琴浦経由、土休日は佐和田BS止め)として直通運行されているダイヤを取りやめます。江積からは一の宮まで、佐渡病院へは小木発のダイヤとなり、乗り換えとなります(乗換券による接続無し)。
後ほど触れる、宿根木線へのジャンボタクシー導入に伴うものとみられます。
※小南線【22】
両津発の1本が削減され、小木発の片道1本での運行となると同時に、学生車に変更されます。さらに7月24日までの平日のみの運行を予定しており、利用状況に応じて運行期間の短縮を行う場合があると告知されています。
※ジャンボタクシー導入路線の拡大
昨年12月1日改正(冬ダイヤ)より、9人乗りジャンボタクシーによる運行が度津線の全便で実施されていますが、今改正より前浜･宿根木の両線でも一部のダイヤでジャンボタクシーが原則充当されることになります。
前浜線の対象ダイヤは、平日が往路の小木9:30発(サンライズ城が浜ゆき)と羽茂高校前13:40発(多田ゆき)、復路のサンライズ城が浜10:34発(小木ゆき)と多田16:05発(羽茂高校前ゆき)の2往復。土休日が往路の赤泊埠頭前6:28発(多田ゆき)と復路の多田7:12発(一の宮入り口ゆき)を除く(！)3往復全便です。
宿根木線の対象ダイヤは、平日が往路の小木港佐渡汽船17:15発(琴浦･深浦経由)と、復路の江積7:15発(深浦･琴浦経由一の宮入口ゆき)と同18:03発(小木港佐渡汽船ゆき)の1.5往復。土休日が復路の江積7:15発(深浦･琴浦経由一の宮入口ゆき)のみとなります。
※学生車ダイヤの削減
運転士不足は新潟交通佐渡においても例外ではなく、赤泊地区におけるダイヤ拡充も重なってか、そのしわ寄せは学生車ダイヤの削減として現れているようです。
今回削減されるのは、七浦海岸線の1往復(二見北7:30発→相川中学校前8:00着と佐渡市相川支所18:21発→佐和田BS19:15着。後者は4〜9月のみ)、前浜線の片道2本(一の宮入口15:00発→赤岩15:15着と赤泊中学前16:22発→莚場16:33着)、小木線の1本(椿尾7:30発→新町学校前7:56着)、金丸線の1本(真野新町16:00発→宮橋16:11着)。合計6本が削減されることになります。
なお、この改正内容を審議した協議会の会議録･資料は、今のところ佐渡市のwebサイト上にまだ公開されておりません。同市においては更新まで大幅に時間を要する傾向があり、議事内容の公開が待たれます。
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(画像は、今改正で乗客のいる場合に限り赤泊埠頭前まで延伸される東海岸線の多田ゆき)
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改正内容は、2月21日開催の佐渡市地域公共交通活性化協議会で承認された運行計画に基づいたものです。ということで、各線別にその内容を眺めてみましょう。
※本線【1】
佐渡金山前〜相川(現･佐渡市相川支所)系統が延伸されます。
延伸される区間は相川〜きらりうむ佐渡(現･相川)の間で、きらりうむ相川が相川市街地側の起終点となります。
ちなみに、きらりうむ佐渡は4月20日にオープンする佐渡金銀山ガイダンス施設。
旧･佐渡会館跡といえばわかりやすいかもしれません。
バス停は改正と同時に施設の出入口脇へと移転され(海側と山側の2箇所)、オープンにあわせ新潟交通佐渡の相川観光案内所が施設内に移ります。
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※東海岸線【3】
両津〜赤泊埠頭前の1往復を新設。
東海岸線としては、多田〜赤泊埠頭前の間が延伸されることになります。
両津からは、平日が中等教育学校前18:38発、土休日が春日町18:41発。
(いずれも両津港佐渡汽船18:47発)。
現在は多田ゆきとして運行されているダイヤです。
赤泊埠頭前到着は20:14となりますが、多田から先の乗車扱いはせず、残った乗客の最終降車バス停まで営業運行します。
赤泊埠頭前からの両津方面は、7:31発の春日町ゆき(両津港佐渡汽船8:04通過)。
現在の岩首8:00発を延伸したものです。
ちなみに、始発便となる多田6:33発の中等教育学校前ゆきは運行区間の変更なし。
このため多田→岩首の間は1本増となります。
なお、これに伴って両津局前6:53発の岩首ゆきが削減されます。
※七浦海岸線【6】
平日の河原田本町8:45発、相川病院経由循環相川ゆきで運行区間が短縮されます。
運行を取りやめる区間は河原田本町→佐和田バスステーション(BS)の間で、改正後は佐和田BS8:48発となります。
※前浜線【7】
赤泊埠頭前〜多田系統が1往復新設され、同区間では前記の東海岸線とあわせ純増に。
ダイヤは赤泊埠頭前6:28発→多田6:45着と、多田18:40発→赤泊埠頭前18:57着。
どちらも岩首線の佐和田方面と接続が可能になっています。
土休日の多田発は、9人乗りジャンボタクシーを使用したダイヤです。
なお、両泊航路の就航期間中にサンライズ城が浜→小木系統の1本が乗り入れていた赤泊港バス停は、同航路の廃止を受けバス停も廃止される模様です(佐渡市の赤泊港二次交通確保対策事業として実施)。
※海府線【9】
相川(現･佐渡市相川支所)発着系統が延伸されます。
延伸される区間は相川〜きらりうむ佐渡(現･相川)の間で、事実上の復活。
きらりうむ相川が相川市街地側の起終点となります。
※小木線【10】･宿根木線【11】
現在、江積7:10発→佐渡病院9:20着(宿根木線内は深浦･琴浦経由、土休日は佐和田BS止め)として直通運行されているダイヤを取りやめます。江積からは一の宮まで、佐渡病院へは小木発のダイヤとなり、乗り換えとなります(乗換券による接続無し)。
後ほど触れる、宿根木線へのジャンボタクシー導入に伴うものとみられます。
※小南線【22】
両津発の1本が削減され、小木発の片道1本での運行となると同時に、学生車に変更されます。さらに7月24日までの平日のみの運行を予定しており、利用状況に応じて運行期間の短縮を行う場合があると告知されています。
※ジャンボタクシー導入路線の拡大
昨年12月1日改正(冬ダイヤ)より、9人乗りジャンボタクシーによる運行が度津線の全便で実施されていますが、今改正より前浜･宿根木の両線でも一部のダイヤでジャンボタクシーが原則充当されることになります。
前浜線の対象ダイヤは、平日が往路の小木9:30発(サンライズ城が浜ゆき)と羽茂高校前13:40発(多田ゆき)、復路のサンライズ城が浜10:34発(小木ゆき)と多田16:05発(羽茂高校前ゆき)の2往復。土休日が往路の赤泊埠頭前6:28発(多田ゆき)と復路の多田7:12発(一の宮入り口ゆき)を除く(！)3往復全便です。
宿根木線の対象ダイヤは、平日が往路の小木港佐渡汽船17:15発(琴浦･深浦経由)と、復路の江積7:15発(深浦･琴浦経由一の宮入口ゆき)と同18:03発(小木港佐渡汽船ゆき)の1.5往復。土休日が復路の江積7:15発(深浦･琴浦経由一の宮入口ゆき)のみとなります。
※学生車ダイヤの削減
運転士不足は新潟交通佐渡においても例外ではなく、赤泊地区におけるダイヤ拡充も重なってか、そのしわ寄せは学生車ダイヤの削減として現れているようです。
今回削減されるのは、七浦海岸線の1往復(二見北7:30発→相川中学校前8:00着と佐渡市相川支所18:21発→佐和田BS19:15着。後者は4〜9月のみ)、前浜線の片道2本(一の宮入口15:00発→赤岩15:15着と赤泊中学前16:22発→莚場16:33着)、小木線の1本(椿尾7:30発→新町学校前7:56着)、金丸線の1本(真野新町16:00発→宮橋16:11着)。合計6本が削減されることになります。
なお、この改正内容を審議した協議会の会議録･資料は、今のところ佐渡市のwebサイト上にまだ公開されておりません。同市においては更新まで大幅に時間を要する傾向があり、議事内容の公開が待たれます。
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(画像は、今改正で乗客のいる場合に限り赤泊埠頭前まで延伸される東海岸線の多田ゆき)
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