mixiユーザー(id:1428010)

2018年08月23日05:16

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今月の本「ボクの妻と結婚してくさだい。」樋口卓治。

これは、舞台にも、ドラマになったし、
みんな、知っとるでしょ、

でもね、視覚や聴覚で感じるものと、
活字から伝わってくるのと違うんだ。

なんせ、ドラマや、舞台は
直接体感もできるし、演技に引き込まれるよなぁ。

本の場合は読むのに時間がかかるし・・
でも、言葉の数は圧倒的に本の方が多はず。

自分自身、夫婦とか、家族という
時間は現実的にはすごく短いから、
家族愛には、ちと疎いが、

そのトリセツ、取扱説明書みたいに
分かりやすい、
(多分、電子機器の方が難しい)

余命半年としたら、家族に、妻に、
なにがしてやれるだろうか、

主人公は、バラエティ番組の放送作家、
何事にも楽しくなくてはいけない、
自分が死んだら、
悲しんだり、落ち込んだりしてほしくない。

一計をあんじる、
そうだ、自分が死んだあと、彼女が幸せな人生をおくれることを、

妻に秘密で行動をするが、
妻は薄々怪しいと感じる勘の良さ。

本書の中には、
優しさ丸出しや、
妻としての、したたかさ、
お互いの、優しくないけど、
優しさにあふれる、愛情のバトル、

余命六か月から日めくりのように、
書き綴られた最後は

さすが、歳をとって、干からびた
私の心にさえ、涙が溢れる言葉の宝石がちりばめてあった。

夫婦というより、男と女、
その付き合い方が、
いい感じで書かれてる。

この本がもっと早く出版され、
若い頃読めたら、
きっと、今とは違う生活を送っているのでは?
な〜〜んて思う、読書感でした。





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