7月8日 立川志ら門 二ツ目前落語会 梅若能楽会館
二ツ目トライアル時に、昇進は認めるが、落語家が注目されるのは
二ツ目昇進と真打昇進時しかない、そのチャンスを物にできなきゃ
一生売れることは無い、だからチャンスを物にする落語会をやれ。と
そこで、得意な落語を選んで、ギャグを入れたりして自分の噺にする
場所も広い場所を選んで、新しい客を呼ぶ努力をしなさい。
志らく師匠の、優しくも厳しいアドバイスを、どう受け止めるか。
客席を見渡すと、若い女性の客が多い、努力の賜物か、頑張れ。
立川らく門 死神
師匠志らくの十八番、死神を選んだ了見は良しと、意気に感じます。
主人公を泣き虫な男にした新解釈、最後のコメントで、師匠志らくは
談志家元の意見を読んでない、ダメ出し。理由は後程。
それは分からなかったが、泣き虫の主人公では、歯切れが悪く
噺のテンポが良くないような気がします。
ギャグで、医者の名前が、独身満喫先生、受けなかった。
命乞いに死神が、蝋燭の燃えさしを、お前の父親の燃えさしだ。
この訳はストンと納得の解釈です。
立川らく門 俵星玄蕃
立川志らく らくだ
語り始めた途端に感じます、上手いな。
終演後に、志ら門を呼んで、
感想というか、励ましというか、優しくも厳しいご意見を、
落語で売れるのは難しい、志の輔・志らく・談春でも、売れるのは大変
でも売れたくて努力する、しかし今の落語家で努力しているのは、10%。
二ツ目になって、努力を止めたら、そこでおしまい。
努力とは、先人の落語を聴くこと、映画や歌舞伎や芝居など見ること。
先人の特に談志家元の、著書などで、意見を読む事。
泣き虫の主人公にした、ダメ出しの理由、談志家元の意見で
下げの仕込みで、登場人物を造り替えるのは良くない。
談志家元の著書を読んでいれば、そんな造り替えはしないはず。
まだまだ努力の余地があると、厳しくも優しい志らく師匠です。
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