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2017年10月31日01:19

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やっと日の目を見る

毎週火曜日に”明日への約束”というドラマを放送している。
内容は中学生の不登校の男の子が自殺し、その原因の究明の
ために主人公のスクールカウンセラーが奮闘するという話だ。

このドラマのテーマのひとつに子供をどこまでも支配し管理する
毒母というものがある。このドラマで最初に自殺した男の子も
母親が携帯のやり取りを監視しているような家庭なのだ。
そして、スクールカウンセラー役の女性の家庭もまた毒母が存在し
娘のやることなすことすべてに干渉して罵倒するのである。

娘がスクールカウンセラーをしているのに
その仕事について
「何がスクールカウンセラーだ、偉そうに」とか
彼氏の存在についていも
「私に黙って男なんかと付き合いやがって、お前にはもったいない男だから
そのうち捨てられるわ」
など、数々の暴言を娘に対して浴びせかけるのである。
この毒母、手が不自由なのだがその原因がをすべて娘のせいにしていて
「お前のせいだ」と理不尽な叱責をする。
何も反抗できず、部屋に逃げ込む主人公を見ていると
その姿が自分と重なって、なんともいえない気持ちになる。

これと全く同じことを私は母親から言われ続けている。
今はイラストレーターとしてお金を得ているけれど
「下手くそ」
「つまんない仕事なんかに時間使うんじゃない」
など私が作業していると言ってくることはざらだった。
さらに言えば、片思いの男性に対しても全く同じことを
言われたし、母親の癌のこともすべてお前のせいだと
事ある事に言う。こっちが言い返すと、出て行けと
もう話しにならない感じ。

自殺した男の子の母親も、男の子の部屋に入って
机を開けたり、ケータイをチェックしたりしてるんだけれど
私の母親も私が中学生のころ、私の机を勝手に開けて
友達から来た手紙さえも勝手に読み、
ふとした瞬間にその内容を口に出したりした。

最近になって、こうした毒母が
社会的に光りを浴びるようになって
その下で苦しんでいる多くの娘たちの存在が
やっと日の目をみるようになってきた。
同じく悩んでいる人がいるという事がわかって
すこしでも安心している娘たちが増えてくれればいいなと思う。
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