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2016年12月03日10:06

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ビリヤード・キュー 調整 MEZZ cue

 POISONの調整が上手く行き、これに気を良くしてMEZZ TA-4でもウェイト位置の調整に着手。私のTAは以前のオーナーさんの好みで、ハイテクでは無いスタンダード・シャフトをメーカーに頼んで作って貰った物が使われています。特注シャフトとTAバット。個々の性能は大変高いのですが、イマイチ相性が良くない感じがしていまして、それがこのキューの気難しさになっているのだと考えていました。そこで位置の調整でシャフトとバットの仲を取り持つ事が出来ないかと。

 この調整はそれなりに上手くいきました。少々独特だった見越しも安定。これまでで一番扱い易くなりました。が、やはり相性の問題は完全に解決には至らない(汗)。撞き手の好みもあるかもしれませんが、どうにも全体のバランスが此処っ!て具合いになりません。残念・・って言うほど悪い出来ではありませんが、このTAの本来のパフォーマンスを味わう為には相性の良いシャフトを手に入れるのが一番の早道のような気がします。



 新たな調整方法を知ったお陰でより良い状態を作り出せるようになりました。例えるならプリロードしかないサスペンションとフルアジャスタブルのサスペンションくらいの違いです。細かい調整が効くようになった分、キューの問題点を浮き彫りにする事も。で、たまたまなんですが、私が調整中に球仲間の一人が自分のも弄ってみる、と言ってきたので手を掛けてみました。

 彼のキューもMEZZ(型番忘れた)。改めて撞いてみるとどうにもバット側にパワーが無いような感触。同時に何か小さくビビっているような振動を感じる。因みにシャフトは暫く前に交換していて、しっかりしたコシと硬さを持つ物に変わっている。元々の性質か経年で変化したのか判らないけれど、シャフトに対してバットが僅かに負けているような。重さも少し軽いような感じ。二人で入れるウェイトの重さを話しながら、シャフトに対して幾分柔らかく感じるバットの動きを抑制する為にウェイトを入れる箇所を二ヶ所に分散。手を入れる前のバランスを崩さないようにウェイトの位置決めを行う。自然に振れるバランスに出来たんじゃないかな?。全体重量では19.1ozになった。調整前はおそらく18.8ozくらい。撞き手にとってこの重量増はかなり大きい。

 自身では結構上手く出来たんじゃないかと思う。彼と私では良いと思うキューは似ているけど、マイ・キューとなればシビアさが違ってくる。当人はかなり満足しているようなのでまずは一安心。その後も具合い良いと言っているけど、同時にまだまだ慣れが必要だとも。普通、キューを変えたら馴染むまで最低三カ月は掛かる。ずっと使っているキューとは云えここまで弄ったら別物と変わらない。その馴染む過程を楽しみに撞きに来るでしょうウッシッシ



 始めたばかりでまだまだ明確な答えは出ないけど、バランス・ウェイトを分散して装着する手法。今回はシャフトに合わせるイメージで行いましたが、これってある意味バットの性質や性格その物を変えるやり方なんじゃないかと思って少し抵抗感があります。いや、ありました。単車の足回りをいいだけ弄っているクセにキューだと出来ないなんて言ったら鼻で笑われますね(笑)。より自然に良い状態を作れる方法ならば使わない手は有りません。と言っても自分の持ちキューは粗方終わったので暫く出番は無さそうですけどね〜。
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