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2016年07月09日23:06

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お題45『ロボット』 タイトル『シアワセなボロット』

「ねえ、プロメテウス。私達、ここで死ぬのかな?」
「死ニマセンヨ、オ姉チャン。僕が守ルカラ」
「守るポイントないから、餓死寸前だから」
 私がプロメテウスに突っ込みを入れると、彼は目だけで笑った。
「何笑ってんのよ」
「イエ、オ構イナク」プロメテウスは顎に手を当てていう。「コノ状況は少々ヤバイデスネ、緊急事態ニナッタラ非常食を食ベテ下サイ」
「今がその時だから。あるんなら、早くよこしなさいよ」
 私が催促すると、プロメテウスはじっと私の顔を見ていった。
「今、渡シテモイイデスガ、私ノ動力源と繋ガッテイマスカラ消エテシマイマス」彼は赤の蝶ネクタイに装着されたカートリッジを指差した。「コノ瓦礫が倒レテキタ時、助ケラレルノハ僕ダケデスカラ、本当二危ナイ時にご賞味下サイ」
 ……食べづらいわ、そんなん。
 私はげんなりして溜息をついた。
 私は彼の『姉』だ。弟を犠牲にして助かるというのはお姉ちゃんのすることではないし、そんなことをすれば瓦礫の前に背徳感に潰されてしまうだろう。
 ……それに、こんなお別れの仕方は嫌だ。
 私は心の中で小さく呟く。今まで12年間、お世話をしてきてようやく彼のことがわかりかけてきたのに、今、彼と別れるなんて考えられない。
「……最後は笑顔でお別レシタカッタデスね」プロメテウスは天井の今にも瓦解しそうなコンクリートを眺めながらいった。
「……そうだね」私も同じように天井を眺めながら噛み締めて頷く。「でも、プロメテウスが一緒にいてくれてよかったよ。……ありがとう」
「……お姉チャン」彼はそういってカートリッジを自分で引き抜いた。「こちらこそ今まで、ありがとうございました。この恩は忘れませんよ」
 
 2046年一月、私が誕生して五歳の頃に、我が家に一台のロボットが到着した。
 量産型グーグルロボット・プロメテウスだ。2036年にCPUの自動四輪車・全自動運転化が決まり、グーグルはディープラーニング機能で数え切れないお金を儲けた。そのお金でロボット事業に乗り出し、家庭に設置できる量産型ロボットに着手したのだ。
 幸い私の家は裕福な方で、私が弟ができないでだだをこねていたら、その日にバースデープレゼントとして届いた。配送業者はそれを冷蔵庫を運ぶように抱えリビングに到着させた。中にいたのは私よりも七十cmも大きく、百kgを超える華奢な弟だった。
 私はまじまじとそれを観察した。白のカッターシャツに赤の蝶ネクタイ、青のチェックのベスト、黒のスーツのズボンを履いている。見た目は人間とほぼ同じだが、どこか感情が乏しいような気がした。それでも螺子が外れたように底抜けに笑うロボットよりはマシだったので、快く彼を受け入れた。
「ねえ、教えてプロメテウス。愛って何?」
 五歳の私は人間の知能を超えた脳を持つ彼に尋ねた。
「アイ?」
「愛よ、愛。ラブの愛」
「何デショウネ、自分デ調ベテ下サイ」プロメテウスはこちらを見ずに自分の説明書を読みながらいった。「愛ノ定義ハ多クテ答エヨウガアリマセン、辞書ノ方ガ的確デスヨ」
 ……つ、使えねえ。
 私は起動開始三分で興味が消えた。自分の興味があることを何でも教えてくれると思ったら、大間違いでグーグルの検索すらしてくれなかった。
 私の第一印象は、体も脳もお堅い、職人気質のボロットだった……。

 それから私はプロメテウスと一定の距離を保ちながら、小学校・中学校を卒業した。高価なものを買って貰ったという意識があったために、彼に対して無碍にできなかったのが本音だ。定価もそれなりにしたようだが、維持費で何度も嘆いた両親を見て、私は一度も文句をいえなかった。
「ハハ、コノ芸人、面白イデスネ」
 お茶の間でプロメテウスは寝ながらテレビを見て突っ込む。デザートの高級ラードを食べながらだ。
 ……あんたの方がよっぽど面白いわよ。
 私は心の中で突っ込んで肩を竦めるが、実は彼に気を許していた。十年の共同生活で彼の性格に馴染んでしまい、できの悪い弟のように感じていたのだ。
「お姉チャン、オ願イがアリマス」
「はいはい、時計を巻けばいいんでしょう」
 私は寝転がっている彼に膝枕して首筋にあるデジタル時計を巻く。
 彼は人の生活を向上するための量産型ロボットなのに、自立できていなかった。私より食費は掛かるし、こうやってお願いを聞いてあげないといけない。そのまま放置していると、充電機に到着する前に電池が切れて硬直していることも多々ある。
 ……まさか、こんな機能だなんて思わなかったな。
 私はグーグルに怒りを向けていたが、本心は違った。弟機能をつけてくれたおかげで、私は自分で勉強するようになったし、こいつにだけは負けたくない、という謎の競争意識が働いた。おかげで自分の予想していた所よりも高いレベルの高校にいけるようになったし、悪いことばかりではないのだ。
 最初に、自分で調べろ、といったプロメテウスの言葉が未だ忘れられず、私は気になった所はとことん自分で調べる癖がついた。この一言がなければ、今の私はなかっただろうと、十五歳にして達観した何かを身につけていた。

 2063年、一月。センター試験を控えていた私はプロメテウスと一緒にデパートに来ていた。もちろん、自分の勉強道具だけでなく、彼のおやつを買いにだ。
「イヤー、新年にデパートに来ルノはイイデスネ。ハッピニューイヤーはイヤジャナイデスネ」
 プロメテウスは元旦から面白くないギャグをいって私を困らせる。高級ラードは日持ちがせず定期的に買いに行かなければならないし、味に拘るため選ばせなければならないのだ。全く手間の掛かる弟だ。
「つまらないこといってないで、早く選びなさいよ」
 私は彼のボケを流し、おやつ選びに苛立ちながらも待機する。推薦ですでに医学部大学に行くことが決まっていたのだが、腕試しにセンター試験を受けるため私は日夜勉強していた。何のためにやるのかは正直わかっていないが、やらなければいけない謎の感情に包まれているのだ。
「ジャア、コレにシマス」
 彼が選んだのはチョコミント味のラードだった。もはやどんな味がするのかもわからないが、私は店員にクレジットカードを切って貰う。
 おやつを買って満足した彼を見ながら本屋に向かう。今年のセンター試験の英語はロボットとの対話があるのだ。皆、画面の中にあるパターンの違う彼らと会話をしてマークシートを埋めなければならない。
 私は密かに違うロボットと話せることに興味を持っていた。量産型でありながら癖のある弟と、どう違うのか単純に興味があったのだ。
「皆、受験ノ参考書ヲ買イニ来テイマスネ。実二勤勉デス」プロメテウスは本屋を見てにやにや笑いながらいう。「ハハ、愉快デスネ。オ姉チャン。三箇日ヲ寝正月デ過ゴセナイ若者二感無量デ、涙ガチョチョ切れソウデス」
 ……切れるわけがない、お前の涙はオイルだろう。
 私は心の中で突っ込んだ。油の質量は塩水よりも重いから、零れ落ちるわけがない。せいぜい重力に負けて直線に流れるだけだろう。
 ……ああ、そうだった。
 私はセンター試験を受ける本当の理由を思い出した。彼の煽りを受けて、やってやろうじゃねえか、という気になったのだ。推薦入試で受かったのはラッキーだったが、自分の実力ではない気がして、彼に自分ができる所を見せてやりたかったのだ。
「いいから早く行くわよ。まだ他に行く所あるんだから」
 私が本屋を後にしようとすると、背の高い男に声を掛けられた。同じクラスの草壁(くさかべ)君だ。
「何でお前がここにいるんだよ?」彼は機嫌が悪そうに私を見ていう。「推薦で決まっているのに参考書なんか買ってどうするんだよ」
「えっと……」
 私は言葉を濁した。彼に対して好意があったため、傷つけるような発言はしたくなかったのだ。同じ推薦の面接練習を通して仲良くなったのだが、彼は落ちてしまったのだ。
「お、弟のおやつを買いに……」
「弟は山羊かよ」彼は私の参考書を捉えていった。「お洒落なんかしていい身分だな。まあ、受験は終わってるんだから、お前の勝手だけど、その格好は浮かれすぎだろう」
「……ごめん」
 私はなぜか謝っていた。確かにこの格好を見れば誰でもそう思うだろう。弟の前で姉を気取るために、私は休みの日、背伸びした格好をしている。だから彼のように私を知るものにとってはそう映るのも無理はない。
「お姉チャン、コノ方は?」
「学校の友人よ」
「学校ノ友人ノ挨拶トイウノハ、相手を愚弄スルコトカラ始マルノデスネ」
「あ、何だ、お前は?」
「弟デス」
「ああ、お前が弟か」草壁はプロメテウスをまじまじと眺めながらいった。「聞いてるよ、家にポンコツな弟がいるってな」
 私ははっとしてプロメテウスを見た。だが彼は何の表情も見せずにただ立ち尽くしている。
「僕ガポンコツデスカ?」
「ああ」草壁は笑いながら続ける。「量産型ロボットなのに、自我があって、姉の助けがないと生きられないんだろう。ポンコツといって何が悪い」
「ちょっと待ってっ」私は二人の間に入って口を挟んだ。「冗談でいったのよ、草壁君。全部が悪いわけじゃなくて……その……」
 私はプロメテウスのフォローをしながらも、彼のいうことにも納得していた。確かに彼にいったのは事実だ。だがそれは彼に些細な愚痴をいって、彼と秘密の共有がしたかったに他ならない。
 ただ、単純に彼の気を引きたいだけだった。
「エエ、僕は純度100%のポンコツデス」プロメテウスは私を横に動かしていった。「デモアナタはソンナポンコツを罵る最低野郎デスケドネ。彼女二嫌ガラセをスルタメにスデニ13分使ッテイマス。自分ノ方コソ勉強ハ大丈夫ナンデスカ? 何ダッタラ、僕が英語の面接、手伝イマスヨ?」
「もう、止めてよ。二人とも」
 私は居たたまれなくなって走り出していた。どうして好きな相手同士が喧嘩しているのか、理解できなくて悲しかった。自分が悪いのに責められないのも辛かった。
 ……どうしてこうなるのよ。
 私は自分の性格に嫌気がさしていた。プロメテウスにも級友にもいい顔して八方美人をしていた。どちらも助けたくて、どちらも悪者にしたくなくて、何も選ぶことができなかった。
 ……私の方がロボットじゃない。
 プロメテウスを思いながら呟く。ロボットはただ現状を認識してそれに準じた動きをする。そこに善悪の区別はなく、ただプログラムによって動くのだ。彼は私を守るために自分より背が高い者に立ち向かった。そこには熱い感情があった。
 それなのに、私はそんな彼を置いてきぼりにしてしまった、お姉ちゃん失格だ。
 ……少しここで頭を冷やそう。
 私は改装中の地下フロアで休憩を取ることにした。二人にちゃんと謝ろう。ちゃんと話せば、きっと二人はわかってくれる。冷静に話せば、ちゃんと……。
 そう思った時、急に天井にあった電気が切れ、近くにあった赤いランプが音を立てて回り出した。こんな日に非難訓練をするわけがない。
「え……これは……」
 慌てて出口に向かうが、遅かった。異変に気づいて三十秒後にはすでに全てのシャッターが閉まっており、私は一人地下街に閉じ込められてしまった。
 
 ……ああ、いいこと、ないな。
 シャッターが閉まって二時間後、私は体操座りをしてこの行く末を見つめた。どこかから金属が擦れる音がした、救急隊が助けに来てくれたのだろうか?
「ココにイタンデスカ、探シマシタヨ」
 声のする方を見ると、プロメテウスがワイシャツをぼろぼろにしながらシャッターを無理やりに上げていた。
「指の作リが雑デスね、グーグルは。コレジャア、シャッターを上ゲルコトも出来マセン」
「簡単に上がったらシャッターの意味ないでしょ」
 私が突っ込むと、彼は目だけで笑った。
「ごモットモ」
「助けに来てくれたの?」
「エエ、アナタが僕のオヤツを持って行ったままダッタので、その匂いを辿りマシタ。来世は犬にデモナリマショウカネ」
 ……匂いなんてしないくせに。
 私は心の中で感謝しながら彼に突っ込んだ。彼の嗅覚がすでに壊れていることを知っている。おやつの味がわからないのに、彼は私におねだりするためにここまできたのだ。
 ……ごめんね、無理させて。
 私は溢れる感情を制御させて彼の汚れた手をぎゅっと握った。
プロメテウスの耐久年数は十年と決まっている。それを無理やり引き伸ばしているのは私と家族だ。
「早く出マショウ。ココニイテハ、正月の特番が見ラレナイデスカラネ」
「うん」
 プロメテウスと一緒に出口へ向かう。その度に彼の指はあらぬ方向に曲がっていく。
「大丈夫?」
「モチノロンデス。当タリ前ダのクラッカーデスヨ」
 プロメテウスは片言の日本語を話す外人のように呟きながら、淡々とシャッターを引き剥がす。だが限界が来たようで、彼の指からオイルが漏れ始めていた。
「少し休憩しないと……」
「駄目デス」彼は無表情でいった。「天井にヒビが入ッテイマス。今ハ保ってイマスガ、ドウナルカ……」
 上を見上げると、コンクリートにヒビが入っていた。老朽化した部分から僅かに光が漏れる。
 地下街の一片が崩れるということは、連結部分にも亀裂が入っているということだ。きっとここが壊れれば、一度私達のいる地面はコンクリートで埋まる。逃げる場所はない。
「非常口に向カウヨリハココニイタ方がイイデショウ。ココカラナラGPSも届クデショウ。ソレニ非常口に辿り着いタトシテモ、誤作動で開カナイ可能性ガアリマス」
「そうね、じゃあここで一旦、待つことにしよう」

「ねえ、プロメテウス……私達、ここで死ぬのかな?」
「死ニマセンヨ、オ姉チャン。僕が守ルカラ」
「守るポイントないから、餓死寸前だから」
 私がプロメテウスに突っ込みを入れると、彼は目だけで笑った。いざとなれば非常食があるという彼に我慢してきていたが、本当に倒れそうだ。
 やはりあの天井を壊さなければ出られないのだろうか。私が迷っていると、彼は自分で首筋に埋め込まれた時計を巻き始めた。
「それ自分で巻けるの?」
「ええ、だって手が届くじゃないですか」彼は不思議そうな顔で私を見る。
「じゃあ何で今まで、巻かせていたのよ」
「ラク……イエ、お姉ちゃんに巻いて欲しかったんです」
「言い直さなくていいから、わかってて聞いたから」
「サスガ、お姉チャン」
 私達はつり橋効果なのか、死の淵を彷徨っているからなのか、普段できない会話を繰り広げた。彼の脳の構造はディープランニングと呼ばれるCPUによって成り立っていること、私と出会って弟とはどういうものか勉強したこと、日々衰えていく五感を無理矢理扱っていたこと、それでも私の膝枕が好きだったこと。
 やっぱりグーグル検索はできないこと……。
 彼はテレビに登場したお笑い芸人のように、時間を忘れさせてくれるように、話してくれた。
「ねえ、そういえばあんた、電池大丈夫なの?」
「大丈夫デス、後5%モアリマス」
「駄目じゃん、もうないじゃん」
 私が呆気にとられていると、彼は急に立ち上がった。ぼろぼろになった指を折り曲げて人差し指と親指だけを残す。
「ソレダケアレバ充分デスヨ」プロメテウスは私をぎゅっと抱きしめていった。「今カラアソコニ僕のIDカードを投げ込ミマス。ソレデお姉チャンは助カリマス」
「でも、そうしたら……」
 彼の記憶が全てリセットされてしまう。私が12年間、調べた結果、彼はグーグルの欠陥品だということがわかった。弟プログラムを搭載している部分が壊れており、自我を持ち始めたのだ。
 それを手放すことはもう二度と彼に会えないことを意味する。
「イインデス、ココデ」プロメテウスは頷いた。「私の耐久年数は10年と決マッテイマス。ココマデ持ったのはお姉ちゃんが私を定期的にメンテナンスシテクレテ、オヤツまでクレタカラデス。モウ潮時デス」
「そんな……」
「大丈夫デス、お姉チャン立派に成長シマシタ。12年の年月を共にした僕がイウノダカラ間違いアリマセン」
「……プロメテウス、待って。非常食なんていらない。こんな別れは嫌だよ……」
「お姉チャン、機械が人間ヨリモ寿命が短い理由を知ッテイマスカ?」
「……知らないよ。そんなこと、あんたはロボットなんかじゃない」
「ロボットは弱虫ナンデス」プロメテウスは涙をぽろぽろと流しながらいった。「人間を失ったら、ロボットは生きていけないですからね。体も、心も……最後は笑顔でお別レシタカッタデスね」
「……そうだね」私も同じように天井を眺めながら噛み締めて頷く。「でも、プロメテウスが一緒にいてくれてよかったよ。……ありがとう。はい、これ最後のチョコミント味。ちゃんと食べ終わっても感想をいうのよ」
「……モチノロンデス、お姉チャン」彼はそれを口に咥えながら、カートリッジを自分で引き抜いた。「こちらこそ今まで、ありがとうございました。この恩は忘れませんよ」

 五年後、私はセンター試験でロボット工学のある大学を受け直し、グーグルに入社した。プロメテウスを元に戻すためだ。
「はは、このテレビ面白いですね、お姉ちゃん」
 今でもプロメテウスは我が家にいる。だが彼は彼であって、彼じゃない。今の彼は『完璧』な弟ロボットだ。
 彼は自分のカートリッジを抜いたことで、記憶をリセットされ、正常な弟プログラムが組み込まれた。要するに、普通の弟になってしまい、何でもできるロボットになってしまった。
 私が何もいわずとも彼は私の表情筋を読み取って、候補を検索し、複数の条件で改善方法を甘ったるい声で教えてくれる。
 あの鼻につく、嫌味な私好みの声は失われてしまったのだ。
 だから私は彼を元の性格に戻すため、日々、彼のプログラムを調整している。ディープラーニングで作られた完璧な性格を、私はあの時の、出来の悪い最愛の弟にするために日々、改悪を続けているのだ。
 チョコミント味のラードの感想を聞くまで、私は彼の記憶を探し続けることを止めない。
 
 
 

(画像元 シアワセな機械 http://natalie.mu/music/gallery/show/news_id/181217/image_id/549335)


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