1.「先輩。寝てていいですよ」 隣で微睡む先輩を見て口元を緩める。「いや、まだ寝れないよ。帰ったら洗濯しないといけないし、今週の発注書は書かないといけないしさ」「そうですか」「そうですよ」 先輩は目を擦りながら、バインダーに挟まった幾重
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昔むかし、ある所に竹取の翁という他人の私有地に踏み込み竹を取って生活をする不届きな輩《やから》がいました。 ある日、翁は悪びれる様子もなく竹林に入り込むと、金色に光る竹を見つけてしまいました。「へへ、これは金になるぞぃ」 目論んだ翁は手に
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