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2016年06月01日10:29

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ゴージャス長毛猫に会うまでの、あれこれ

 昨日は、マイミクのねこまさんと浦和まで出かけて、樹村みのりさんの作品展を見てきたけど、僕が書くのはその後のこと。暑い日で、思った通り猫は隠れてて、僕はこれではいけないと浦和のなんか変わった銭湯から、流れ流れて赤羽の千円のみ酒場まで、まあこうなれば根性です。
 というわけで三枚目の写真。IKoIというなかなかい素晴らしいハードボイルドの立ち飲み屋さんを出て2ブロック向こうであった猫です。毛が長くどう見ても日本猫じゃないけど。
 いわゆる風俗というのでしょうか、赤い看板を体の両側にぶら下げたおっさんが店の玄関に立ってた、猫はそのドアの下あたりにもぐりこんだ。エサの皿が見える。
 「すいません、猫の写真とっていーい」。愛嬌たっぷりに。
 おじさん「あーどーぞどーぞ」と笑顔で愛そうがいい。
 「ここらの野良だけど毎日来るんですよ」。
 猫は道の反対側から、てってっと慣れた様子で警戒心も見せず歩いてきたのです。
 「きれいな猫ですねー」と、ぱちり。
 お店の名前が結構すごい。
 「痴漢電車」
 少したじろぐ。どんなことをするんだろ、と聞くまでもなく、おじさんセールストークはよどみない。ここはおとなしく口上を聞く義務があるでしょう。
 一番安いので30分コース8000円から。
 「若い子いますよ。たまには寄ってって下さいよ。30分で何でもしてくれるから、これで十分。×××とか、あれとか、これとか、なんでも」
 とても文字にできません。コースがたくさんあって、数万円まで。すごいねー。
 「また、今度ねー」といって立ち去る。
 おじさんは、最後まで怒るわけでもなく怖くもなく愛想よかった。

 あ、浦和のちょっと変わった銭湯の名は「鹿島湯」。張り紙があって「ホームなのにアウェイ」、「浦和にあるのに鹿島湯」、「ジャイアンツファンだってヤクルト飲むじゃないですか」、「名前のせいで経営難」、「肩身は狭いですが湯船は広い」…とか、まあ説明不要ですね。すべり気味ですが、東京新聞埼玉版に乗ったらしい。
 古びてるけど、僕は好きですから、問題なしですが、ここでも猫には会えず。あ、埼玉の銭湯は430円です。
 
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