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2016年04月22日10:52

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元折れ式

銃身の付け根部分が折れ、ここから弾薬を装填するものを元折れ式銃という。狩猟用の銃
ではわりと一般的な方式である。多くの国では多数の弾薬を一度に装填できるショットガ
ンは、所持が禁止または制限されている。なので連発式ショットガンは軍または警察機関
向けである。

元折れ式ショットガンは銃身が2本ある二連式が多い。これは狩猟において、初弾で仕留
められなかった場合に、素早く二弾めを撃てるようにするためである。ショットガンは、
銃口の直径を絞るチョークという機構がついている。チョークを絞ると散弾の広がりが、
おさえられる。近くの獲物を撃つときはチョークを開放し、遠くの場合は絞るわけだ。

二発目は獲物が逃げて遠ざかっていることが多いから、二弾目を撃つ銃身はチョークを絞
っておく、などということができるのだ。こうした二連銃には銃身を横に並べた水平式と
上下に並べた上下式とがある。

初期の頃は水平式のほうが多かったが、狙いを定めると言う点では、左右に並んでいるの
はよろしくない。というわけで上下式が主流になっていった。現在ではクレー射撃競技で
も使われているのは、全てが上下式二連銃だし狩猟用もほとんどが上下式だ。

猟銃としてのショットガンは非常に多くの種類が発売されている。ライフルでもそうだけ
ど、この日記はあくまでもミリタリーがテーマであるので、狩猟用ライフルや狩猟用ショ
ットガンは取り上げるつもりは無い。

軍用、警察用のショットガンはほとんどが単銃身で、その代わりに弾倉を持っていて多数
のシェルを装填する連発式のものである。

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