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2015年12月20日08:38

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散り急ぐ“もみぢ”

急に寒くなってきて、俄かにわが緑地帯の「もみぢ」が散り急いでゐます。
ついさっきボランティアの人が大勢集まって、遊歩道の落葉を大掃除していったばかりです。
この風景を季語では「紅葉散る」とか「冬紅葉」とか表現しますが、「角川大歳時記」では、

「紅葉散る」 “・・・黄葉した木の葉は、無数に地面に降り注ぎ人家を覆う。
・・・特に川や池など水面に散ってゆく情景は美しく見飽きることがない。
俄かに通り過ぎる時雨、吹くともなく吹く風、突然の霜など、様々な季節の推移とともに紅葉はちる。”

「冬紅葉」  “・・・・冬に入っても木の梢などに紅や黄色の葉が固まって残ってゐることがある。
・・・・冷たい風や幾度かの霜を経て辺りが枯れ色を深める中、端山の日溜りに揺れる冬紅葉は、
ひときわ鮮やか、大気はしんと澄み渡る。”



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