mixiユーザー(id:9131574)

2015年11月14日23:00

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9/21SW汽車旅3

直江津に到着し一旦駅の外へ出る。元特急停車駅であったので駅舎や駅周辺はそれなりの規模であった。従来JR東日本信越本線とJR西日本北陸本線の境界駅であるが、北陸本線がえちごトキめき鉄道に移管された為JR西日本の文字は消えた。実質的に北越急行の終点と考えても良いが北越急行の文字はなかった。券売機でえちごトキ駅鉄道の切符を買おうとすると一日乗車券が売っていた。妙高はねうまラインと日本海ひすいラインの片道全線分で乗り放題と言う運賃設定であるが、この日はひすいラインに乗る時間がないので通常切符を買う事にした。長野まで行くのでしなの鉄道北しなの線直通切符を買う事にしたが、長野まで直通する乗客が多ければ長野-直江津間を別会社にする必要があるのかと思ってしまう。県境で分けるあたりが第三セクターらしいが共同出資で同一会社にすれば乗客にとっても分かり易いのではないかと思われる。
ホームへ向かうと停まっていたのは元E127系である。形式をそのまま引き継いだのかET127系であった。カラーリングは妙高の山を表現した山の稜線であった。実際の山の形をそのまま使ったのか複雑な形をしている為模型化は難しい。日本海ひすいラインの車両が停まっていなかったのでどの様な車両か不明であるが、元JR西日本の521系の可能性もある。そもそも元JR東日本のE127系と元JR西日本の521系は相互直通運転出来るのか気になる所である。はねうまラインが山ならひすいラインは海模様なのか気になるが、新潟の鉄道で朱鷺の名を持つ以上朱鷺の絵柄は必要ではないかと思う。途中すれ違った車両はE127系ばかりであったので115系は全車引退したのか気になるが、車両の入れ替えを終えた上で移管する等優遇されている面がある。車両が置換わり走行性能が向上したはずであるが、未だスイッチバック駅が残る等線路の現代化に入った停な様である。しかし施設・設備は簡単には変更出来ない為当面はこのままと思われる。
途中の上越妙高では683系しらゆきを見かけた。今回のダイヤ改正の目玉でもある為様子を見たかったが、その時間はなかった。上越妙高は北陸新幹線との交差部分に駅を作ったと言う印象が強く周囲は田畑が目立っていた。これからどのように発展していくのか気になる所である。上越妙高は上越新幹線ではないのに上越を名乗る事により誤乗車の可能性がある為上越妙高と言う名になったが、上越妙高と妙高高原が離れていると言う事で勘違いし易いのではないかと感じた。妙高高原に到着して長野鉄道北しなの線に乗り換える事になるが、直通列車がないのは不便である。
北しなの線に乗り換えると車両は115系であった。しなの鉄道同様の赤と灰色のツートンカラーであるが、軽井沢-篠ノ井間とは別の飛び地になっている事から北しなの線専用のカラーリングがあっても良いのではないかと思う。途中で見かける車両も115系ばかりで何故えちごトキめき鉄道とここまで違うのかと言う疑問を感じるが、今や115系も数を減らしているだけに希少価値は高い。秩父鉄道の元国鉄101系の様に最後まで現役車として115系を残す作戦なのかと思われるが、せめて211系を譲渡出来なかったのかと考えてしまう。沿線の長野の車両工場では廃車・解体待ちしている車両がある事から上手く無償譲渡を引き出す事に期待したい。元信越本線を引継いでいるしなの鉄道であるが、篠ノ井-長野間はJRに残された為収益面での課題が残る。この区間はJR東海の特急しなのが乗入れる為JRとしては手放したくない区間である。もっとも今後リニアが開通すると長野県全体に影響を及ぼす為、先が読めない状況である。

この日の乗車列車
直江津-上越妙高(えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン)
上越妙高-長野(しなの鉄道北しなの線)
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