最近は収入と支出が完全逆転して、金策のことばかり考えている。
なにしろドッコイ氏の日給は５千円なのだ。
で、通院や自治会（彼は大改築の今年、ナゼか理事長にもちあげられてしまった）の都合で休んだりするものだから、わが家の月収は７〜８万といったところ。
国民年金がふたりで３万円、光熱費に食費、ふたり合わせてかなりの薬代、それだけで赤字なのに長野の車椅子生活のお義母さんのために帰省しなければならなかったりする。
ホント「女のふんどし食い込む一方（お下品）」である。
目の前の公園で、毎日夜中の３時に魔法の踊りを踊ったら空から５千円札が舞い降りるとしたら、私は毎晩踊ってもいいぞ。
しかし、そんな生活にも楽しみはあるもので、私は「ウソつきボーイフレンド（自称）」と文通している。「ウソつき」と自称するのだもの、冗談好きの正直な人である。
先日萩尾望��の「メッシュ�機Ν供廖淵僉璽侫Д�トセレクション版）を贈ったら、いたく喜んでくれて、こんなに気に入られちゃってこちらも嬉しいのであった。
ドッコイ氏と暮らしていて寂しいのは「聖おにいさん」や「とめ、はね！」といったライトな漫画は一緒に読めるけれども、萩尾望��や岩明均、佐々木邦子は一緒に楽しめないことだ。
ドッコイ氏にとっては単なる娯楽なので（の割りに何を思うてか漫画家を妻としたのだが）漫画の内容について、突っ込んだ話が出来ない。
手紙の最後に、でっかい花丸を描いたら
「ドライフラワーになるまで大切にします」って。
ほらね、やっぱり「ウソつきボーイフレンド」なのだ。
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