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2015年10月26日19:02

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汝じしんを知れ。 ΓΝΩΘΙ ΣΕΑΥΤΟΝ ΡΝΓʹ

  











2014/10/7


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3台目のブルーレイレコーダー購入。4年使ってきた機種が、ディスクの外半分を正常に記録できなくなった。ほぼ24時間×365日×4年=35万時間。お疲れ。今後は再生専用。新機ディーガBZT665は、1テラ、地上波・BS/CSとも3チューナー。同時間帯に4番組録画できるようになった。ウチでは年中あること。



現在のパナソニック ディーガは、漢字の入力機能の性能がアップ。「指原莉乃」 の 【莉】、「一青窈」 の 【窈】、「森口瑤子」 の 【瑤】 など、表外字も入力できる。奇妙な変更点は、ディスクから本体に番組を移す際に、以前とは桁違いに時間をかけて、複製禁止信号をチェックする点。30分番組で4分もかかる。



2014/10/8


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NHKの 「イッピン」 で、映美くらら様が、取材先で名前を名乗らはった。そのアクセントが 【えみ・くらら】 ○・○○ だった。アタシは ○○○ だと思ってた。話は変わるが、TBSラジオを聴いていたら、映画評論家の町山智浩さんが、【だんみつ】 さんの名を ○○○ と発音していて、ほぉ、と。



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ラジオパーソナリティは名を名乗るものだ。聴覚を研ぎ澄ませてアクセントを聴く。さっしーさんのラジオは、通常、【さしはら・りの】 ○○○・○ と名乗って始まるが、調子コイていると、【さしはら・りので〜す】 ○○○・○●●●● と名が平板になる。敬愛するハロプロの松浦亜弥さんへの心のリスペクトだね。



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日テレで、乃木坂46の 「NOGIBINGO! 3」 が始まった。拍子抜けするほどユルくて、テキトーに収録した感じ。「乃木どこ」 の足元のチリにも及ばない。こんなチンケなエサで hulu に食いつくほどヲタは甘くね〜ぞ。土曜日からは、SKE48の 「エビカルチョ」 が始まる。あちらは期待ができそう。



2014/10/9


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この10月、NHK テレビ体操の指導員、岡本美佳センセが、いはらへん。ご懐妊じゃろか。
     ※国会中継が終わって、午後の体操には岡本センセが出ているのが、
      わかった。なぜ、朝の担当からは降ろされたのだろう。



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「ETV特集 沖縄 多言語の楽園〜失われゆく島言葉 (しまくとぅば) たち〜」。先週の土曜日の23時から、NHK Eテレで放送された。非常に興味深い。映画などを除き、実際に使われているウチナーグチが放送に乗るのは稀である。【言葉を失うとき、人は何を失うのか】。このドキュメンタリーが、問いかけるもの。



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「沖縄 多言語の楽園」 は、明日、金曜の深夜0時より再放送。「生物の多様性」 を示す地図と、「言語の多様性」 を示す地図がピタリと一致する、という指摘は面白い。言語学に暗い人たちに説明しておくと、言語が多様だったのは、琉球だけではない。日本本土も同じだった。言語の多様性は、人の移動によって消滅する。



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さらに、言語学に暗い人たちに説明するならば、ユネスコが、琉球諸語を 「言語」 として認定した、というふうに、「政治的」 に解釈するのは危険である。【言語】 と 【方言】 は、【山】 と 【丘】 みたいなものだ。相対的な呼称にすぎない。身近な 【砂山】 は、そうでない 【羊ヶ丘】 よりも遥かに小さい。



現代日本標準語から見たとき、琉球諸語は 【方言ではない】。言語学者が、北琉球方言とか、南琉球方言と呼ぶのは、【原始日本語】 を念頭に置いているからだ。この発想のない、悪意を持った、教条主義者が、かつて、この国に跋扈し、ウチナーグチを根絶しようとした。シロウトが学術語をもてあそぶと、危険な弾薬になる



また、学術語として、【方言】 は、「田舎のコトバ」 を意味するのではない、ということも知るべし。ある程度まとまった言語集団を 【言語】 と呼ぶなら、その内部の変異体を 【方言】 と呼ぶ。東京で話されているのは 【東京方言】 だ。それは、【大阪方言】 や、【鹿児島方言】 などと、まったく、等価である。



ラテン語を起点に話をするなら、フランス語、イタリア語、スペイン語、カタルーニャ語は、たがいに方言である。だが、イタリア語 (フィレンツェ方言) を起点に話をするなら、ヴェネツィア語、シチリア語、ローマ語などは、方言ではない。カタルーニャ語がスペイン語の方言ではない、というのは、そのような意味である。



琉球諸方言を守ろう、という市民運動には、確かに価値があるが、【その代償を誰が払う】 のだろうか?人と情報が激しく行き交う時代に、バイリンガルのコストは計り知れない。地方の 「歌舞伎」、「太鼓」 などの無形文化財的なものに、懸命に取り組む子どもたちを見るたびに感じる 「一抹のモヤモヤ」 と同じものだ。



2014/10/10


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若い女子のあいだで密かに蔓延? NMB48 チームM のメンバーから、白間美瑠ちゃん (16) に苦情。食物の咀嚼中に、口をあーっとあけて見せるのはやめてください。同じ苦情を HKT48 でも聞いたことがある。チームH の田島芽瑠ちゃん (14) にも同じ性癖があるという。心理学的な意味は何だろう。



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「評論」 はフェアではない。根底に、まず、「評論家」 自身の保身がある。現代美術では、「岡本太郎」 を論じてはいけないそうだ。論じた途端に、「痛いヤツ」 のレッテルを貼られると言う。価値観が相対化している現今でも、地雷のようなテーマはあるわけだ。「秋元康の作詞法」 なんてのも、たぶん、その口だろう。



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作詞に関しては、秋元康はアイドルを立てる黒子に徹する。「我」 を出したり、「作家」 を気取る気配がない。とくに最近は、歌詞の対象年齢を中高生まで下げているようだ。ジュブナイル作詞家。女子高生が 「乃木坂の歌詞に共感できる」 なんて言っているのを見ると、シャッポを脱がざるをえない。厳格なプロの作詞家。



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それでも、文学的挑戦みたいなものを、やってみたくなることはあるらしい。これが、意外と、乃木坂46 アンダー(非選抜)の曲に面白いのがある。表題曲では、「君の名は希望」 が、表現欲の寸止めで成功している。1000曲超えの量産態勢が、映画全盛時のプログラムピクチャーを髣髴とさせて、むしろ健全な気がする。



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昨年のじゃんけん選抜曲 「鈴懸」。♪ある日 角にあったコンビニがなくなって♪ で始まる。唐突なので、ずっと引っかかっていた。最近、やすす君が、「恋に目覚める男子」 の歌ばかり書くので気づいた。子ども時代と思春期のあいだの結界がコンビニなのだナ。アイドル曲に、こういう文学的メタファーは寸法が合わない。



2014/10/11


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CS 日本映画専門チャンネルで、「キューポラのある街」。1962年。軽部真一アナによる吉永小百合さんへの10分のインタビューが付く。軽部アナは、やはり、【キューポラ】 ○○○ と発音。実は、放送で聞くアクセントは、この型が多い。これに悩む。アタシの覚えているアクセントが平板の ○●●● だからだ。



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川口は、アタシが生まれて、現在も住んでいる足立の隣町である。小学生のころ、自転車で遠出するマイブームがあって、東京のドンヅマリ感のある領家、川口に行ったことがあった。ボートレース場を見て引き返した。今思うと、映画の撮影から10年ほどしか経っていない。工場街のうらぶれ感と、不快な金属臭だけ覚えている。



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「キューポラ」 は、大学時代、文芸座で、「愛と死をみつめて」 と併映で見た。覚えていなかったが、冒頭に川口についてのナレーションがあり、はっきりと頭高アクセントで発音していたのだ。アナウンサーは、これを踏襲しているんだろう。「新明解アクセント」 には掲載がなく、「日本国語大辞典」 は平板を正とする。



2014/10/15


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土曜日。「タクシードライバーの推理日誌」。渡瀬恒彦さんの夜明日出夫のアレ。見ていて、「あゝ、そうか」 と。尾道 (おのみち) の対岸の島を 「向島」 (むかいしま) と言うらしい。同じ字を書いて、江戸では 「むこうじま」 と言った。【むこう/むかい】 は 「何らかの物にへだてられた反対側」 を言う。



今では、東京でも 「お向かい」 と言うが、戦前は 「お向こう」 だった。「向こう三軒両隣」 の初出は、浅草生まれの式亭三馬、19世紀初頭の 『浮世風呂』。まっとうに稽古した東京の噺家なら、「お向こうの近江屋さん」 とは言うが、決して、「お向かいの」 とは言わない。【むこう/むかい】 は方言差らしい。



『日本国語大辞典』 に 【(お)むかい】 の用例が2つある。18世紀、近松門左衛門 『大経師昔暦』 (だいきょうじむかしごよみ) と、大正2年、鈴木三重吉 (広島出身) 『桑の実』。で、尾道の向島。少なくとも、江戸は 「むこう」 で、関西・中国は 「むかい」 だった、という推論は成り立つかもしれぬ。



日本語で、動詞から名詞をつくる場合、連用形が用いられる。【向かう】 ならば、名詞形は 【向かい】 である。【向かう】 という動詞から、【向こう】 という名詞は生まれない。【むかひ】 (ムカフィ) の東国訛りかもしれない。用例は、室町時代末期に狂言にいっせいに現れる。東国武士が京に上ったせいだろうか。



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西川貴教と松井玲奈の変な番組の3回目がある。「西川貴教と松井玲奈のアニメとマンガとゲームの番組の放送地域が狭すぎてようつべで見られすぎ問題」。略して、「アニマゲー」。MBS制作で、TOKYOMX・南日本放送(鹿児島)・NOTTV1 でネット。番組の内容も、タイトルも、ネット局もヘンテコな、変な番組。



2014/10/16


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昔の MVをダダラに流していて、ふと思い出した。ひと昔前の AKB48 は、もっと、体育会系で、緊張感の走る 「組織」 という感じだった。その空気を最後まで保っていた大島優子さんの卒業を期に、空気が一変した。渡辺麻友―指原莉乃―柏木由紀。秋葉原 三頭政治。クソガキも、もはや中堅。なかよしクラブ的な。



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「ワイドナショー」。初めて聞いた衝撃の話。さっしーは、おじいちゃんから、庭で飼ってるニワトリの 「絞め方」、「さばき方」、「鍋の作り方」 を教わっていた。どんなにタタカレても凹まない秘訣を、秋元やすす先生は知りたかったのだが、これでは参考にならない。指原莉乃=モンゴル人力士、と考えるとわかりやすい。



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「相棒13」。第1回。登場したロシア人スパイの名前が 「ヤロポロク・アレンスキー」 だそうな。ホワイトボードに書かれた綴りは、ярополк аренскы で、語末の  は誤記。-ский が正。「ヤロポルク」 は10世紀のキエフ大公の名で、今どき、こんな名の付いたロシア人は珍品と言っていい。



Ярополк Jaropólk という名の頻度は、ありふれた姓 Иванов 「イヴァノフ」 と組み合わせて検索するとわかる。 Михаил 〜 「ミハイル」=37万件、Александр 〜 「アレクサンドル」=57万件、 Сергей 〜 「セルゲイ」=79万件、「ヤロポルク」=1,250件



2014/10/17


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大阪出身、NMB48山本彩さんが出ている 「パナソニック 太陽光発電システムHIT」 のCMで気づいた。彼女は [↑hi↓tto] と発音している。東京人なら、必ず、[↑çi↓tto] と発音する。語頭の子音は、大阪=[h]、東京=[ç] らしい。関西人は、【ヒ】 の母音 i を決して脱落させない。



【ヒ】 を [hi] で発音した場合と、[çi] で発音した場合、日常会話でこれを聞き分けられる日本人は、まずいない。だが、聴覚イメージが似ているだけで、物理的には異なる子音である。前者 [h] は、声門で起こされる無声摩擦音、後者 [ç] は、舌と硬口蓋のあいだの狭めでつくられる無声摩擦音である。



東京方言の 【ヒ】 の [i] が脱落しやすいのは、[ç] の舌の位置が [i] と同一だから。大阪方言の場合、[h] は全ての母音と結びつくので、【ヒ】 を発音するためには、必ず、舌を 【イ】 の位置に移動させなければならない。ところが、無声化した [i] が [ç] なので東京では落ちてしまう。



東京方言でも、アクセント核の 【ヒ】 の [i] は脱落しにくいが、それでも頻繁に落ちる。「火の粉」 は、本来、[↑çi↓noko] だが、[ç:noko] とも発音される。高さアクセントは語頭にあるが、母音がなければ実現できない。ゆえに、子音 [ç] を鋭く強烈に発音する。強さで高さの代用とする。



江戸っ子が 【ヒ】 と 【シ】 を混同したのは、両子音 [ç]/[ɕ] が隣どうしだから。関西人にしてみれば、[h]/[ɕ] であり、混同のしようがない。逆に、大阪人が 「ひち」、「ひちや」 などという発音をするのは、混同ではなく、[ɕitɕi-] という硬口蓋化音の連続を避ける 「異化」 だろう。



英語の 【ヒ】 の子音も、大阪弁同様、[h]。 hit [ˈhɪt], heel [ˈhi:ɫ]。ただし、英語でも、h が口蓋化すると [ç] が現れる。 hue [ˈçu:], huge [ˈçu:dʒ]。東京人が英語を発音すると、 hit [ˈçit], heel [ˈçi:ɫ] としてしまう。
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