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2012年10月07日21:55

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やっぱりミュージカルが好き

 最近、缶コーヒーのCMに、ミュージカル『RENT』の曲が使われてますね。
 『RENT』のCDは、“ミュージカル”に悪い方の偏見を抱いてる人に、私がよく使う手でして。
「これなに?アメリカとかで流行ってるPOP?」
「ソウ・思ウナラ・オマエ・ハ・偏見ヲ捨テロ」
 的な。

Five hundred twenty-five thousant six hundred minites
Five hundred twenty-five thousant six hundred moments so dear
Five hundred twenty-five thousant six hundred minites
How do you measure, measure a year?

  525600分、525600の愛しい瞬間
  525600分、あなたは一年を何で測る?
  太陽の輝き?夕暮れ?真夜中?
  飲んだコーヒーの回数?
  インチで、マイルで、笑顔で、喧嘩で‥‥

  愛ではどう?
  愛の数で測るのはどうだろう
  人生の中の一年という時を

 『RENT』はテーマが、私的にそれどうよ?なのですが(TIGER&BUNNYの、いい歳こいて崖っぷちなサラリーマンの悲哀の方が断然感情移入できる)、曲はいい。曲は凄くいい。
 これを選んだCM制作者はいいセンスしてると思う。コーヒーの数。

 それから、私は曲の詩を一単語ずつ分解して理解して日本語に再構築していく作業が、マゾ入ってるけど好き。直訳では伝えきれないニュアンスを汲み取って、自分の感性に置き換えていくのが好き。私とは違う感性の人も多いだろうから、皆やるといいと思う。
 ただし本当に辞書を何百回と引くので、ちょっと覚悟が必要だけどな。そして一つの単語を二度目は違う意味に使ってるとか、最初から複数の意味で使っている事に気付く時、「訳せねぇえ!」と雄叫びを上げるけどな。
 そしてさらにマゾ度を深めて、元の楽譜に訳詞を乗せる作業に手を出したりする。字数が制限されるので、ほとんど俳句か和歌の世界になる。


   「貴方に一つ、昔話をいたしましょう。」

   ある王様が お城の中 王子様と暮らしていた
   壁は高く門は閉ざされ 何者も出入りできぬ城
   けれど王子様の心に 妖精がそっと囁く

   星から金の雨 降る夜がどこかにあるのさ
   探しに行きなさい
   あなたは見付けられる 輝く星の欠片を

   王様は言ったわ
   「危険すぎる お前は傷付けられるだろう
   外は辛く悲しい事ばかり ここならば護ってやれるのだ」
   けれど王子様の耳には 妖精の声が聞こえる

   星から金の雨 降る夜ここでないどこかに
   探しに行きなさい
   あなたは見付けられる 輝く星の欠片を

   愛する者の幸せ 何より強く望んでいるなら
   愛する者の旅立ち 涙こらえ言えるはず

   星から金の雨 降る夜がどこかにあるのだ
   探しに行きなさい
   お前は見付けられる 一人歩く荒野の中
   星が降るその世界を

   遠く
   一人で
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