mixiユーザー(id:23509930)

2012年07月23日20:23

83 view

2012夏の近畿3デイ(2日目/神戸へ)

今回から、2日目の日曜日・15日分に入ります。

阪急電車の梅田駅が本日のスタート地点。
フォト


10面9線を擁する私鉄屈指の大ターミナル駅。
マルーンの電車が顔を並べる様は壮観です。
フォト


※梅田7:10→新開地7:45(阪急京都線/特急)
フォト


神戸市内を目指すべく、特急で移動します。
乗った車両は8550で、全車ロングシート編成orz。
宝塚線急行と同時発車。京都線は1分前に発車済みなので、3列車並走とはならずあせあせ(飛び散る汗)

神戸市に入ると、阪神・JRよりも山手を走行。
意外と景色がよかったです。
阪急三宮から神戸高速線に入り、新開地で乗り換えます。

※新開地7:54→山陽垂水8:09(山陽電鉄線/直通特急)
フォト


続いて山陽電車。乗った車両は5239です。
西代から山陽電鉄線となり、板宿を過ぎると地上へ。
JR線と同じく、須磨区内に入ると左手に大阪湾が現れます。
こちらも、JR線より高いところを通るため眺めは抜群。
フォト


山陽垂水駅に到着。
フォト



駅前を出入りする山陽バスをヲチ。
時間があれば、[1][4][5]の狭隘路線各線に乗れるのですが・・・。

駅から東に向かって歩くと、もうひとつの駅前ターミナル・垂水東口に出ます。
フォト


※垂水東口8:36→美山台8:44(山陽バス/垂水線[23])
フォト


狭隘路線はいつでも狙えますが、今回寄りたいところは本日中に行くことが条件。
2816(神戸200か115/KC-LV280L)に飛び乗ります。

県道288号線を北上し、千鳥が丘下で右折。
「心臓破りの」という例えがよく似合う、急勾配の激坂に挑みます。
なお、区内の住宅街には34%勾配の急坂もあり、ちょっとした名所なのだとか。
(カーブミラーが道の真上にあるらしい)

その激坂の道中にある美山台で下車。
ここまで、乗客は16名。
フォト


付近の住宅街でさんざん道に迷い、やっと見つけた目的地。
ジェームス山天然温泉「月の湯舟」です。
本日まで使える「温泉博士」の温泉手形で、タダ入浴します。
http://www.tsuki-no-yufune.com/
フォト

フォト


泉質は、含放射能-ナトリウム・炭酸水素塩・塩化物泉。
源泉温度は31.8℃、湧出量は85L/分、PHは6.7。
加水無し・加温有・循環ろ過装置有・塩素系薬剤有。
フォト


露天風呂の「望(もち)の湯」「寝待の湯」が温泉。
このうち「望の湯」は、乳白色のお湯。
お湯自体は無色透明なのですが、空気に触れると炭酸カルシウムの酸化で乳白色になるのだとか。
但し、無味で浴感に特徴無し。
フォト


「寝待の湯」では、わずかに硫化水素のような匂いを感じたのですが。
このほか、天然海水で塩味のする「朔の湯」も。
内風呂は全て温泉ではなく、白湯です。

露天風呂からは、神戸鳴門道の垂水JCTが見えます。
そう、京阪神方面から高速バスで四国方面に向かう際、丘の上に立つイオン・コーナン・トイザらスの界隈にあるのがこの温泉。

ちなみに、この界隈の通称「ジェームス山」の名は、昭和初期のイギリス人貿易商アーネスト・ウィリアム・ジェームスに由来するそうです。彼がこの地をイギリス人向け住宅地として開発したのが街の始まりだとか。

※美山台10:16→垂水東口10:27(山陽バス/垂水線[23])
フォト


車両は3952(神戸200か275/KC-LV280L)。
乗客は車内のmax46名に達し、立ち客が大勢出る盛況となります。

※山陽垂水10:31→三宮10:59(山陽電鉄線/直通特急)
フォト


やって来たのは阪神電車の8117。
ちょっと三宮に寄り道します。

※三宮11:17→住吉11:35(阪神線/普通)
フォト


のんびりと各駅停車で。乗った車両はジェットカーな5516。
発進から一気に最高速度まで達する加速感。たまりません目がハート

ということで、住吉駅に到着。
10分ほど歩いて、次のお目当てを目指します。
フォト


※JR住吉駅前11:45→エクセル東11:58(みなと観光バス/住吉台くるくるバス)
フォト


地域住民主導型のコミュニティバスの中でも成功例として知られる路線。
みなと観光バスの直営で、住民団体がNPO・事業者・行政と協働で路線を支えています。
2005年に運行が開始され、日中は20分間隔での運行。

以前、交通まちづくり運動で一緒だった知人から乗車を勧められていたのですが、なかなかスケジュールが合わず(京丹後市の上限200円バスが好調との情報を提供してくれたのも、彼女からでした)。あれから4年、やっと乗車の機会を得ることができました。
http://www.kobe-machiken.org/kurukuru/kurukuru.htm
http://www.city.shinjuku.lg.jp/content/000025571.pdf

車両は、ポンチョな神戸200か3784 (SDG-HX9JLBE)。
9名を乗せて出発。次の東灘区役所前では2名が乗車し、総勢11名の乗り具合。
母子連れや高齢の方が目立ちます。
フォト


バスは住吉川に沿って上流を目指します。
神戸市交通局の[38]と並行しますが、くるくるバスはバス停を設けず。
車窓は次第に緑が多くなっていきます。

市バスとの並行区間を外れ、住吉台地区の住宅街へ。
急な上り坂をどんどん登っていきます。
地区内の各バス停で、それぞれ乗客を降ろします。

バスはさらに住宅街を上り、終点のエクセル東へ。
大型マンションの近くです。
運賃は200円。スルッとKANSAI関連のカードは使えません。
フォト


バス停近くの階段から眺める神戸の街。
こんなに標高差があるとは・・・
夜景はさぞ美しいことでしょうね。
フォト


住吉台地区は高度成長期に開発された住宅街。
大型バスが乗り入れるには道路幅員が狭く、バス路線の乗り入れはありません。
最寄りの市バスのバス停へは300段もの階段を下らねばなりません。
クルマがあれば移動に差し支えないうえ、住民の多くが健康なうちは大きな問題になりませんでした。
しかし住民の高齢化が進むにつれ、地区内への公共交通アクセスが課題となってきました。
これが「くるくるバス」の運行に至る背景となります。

都市規模や構造・地理など、新潟市においてはあまり参考にならないかもしれません。
しかし地域住民・NPO・事業者・行政が同じテーブルで議論しあい、地域の公共交通を支えていくという点については、新潟市でもどんどん進めてほしいところです。

※エクセル東12:10→JR住吉駅前12:23(みなと観光バス/住吉台くるくるバス)
フォト

フォト

フォト


折り返し便で帰ります。
住吉台地区と住吉駅周辺で往路とコースが微妙に異なります。
乗客は5名で、これからお出かけという女性客が目立ちました。

車窓から見える住吉川。
段々になっています。
フォト


6 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する