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日記一覧

夜桜 縮景園
2019年04月04日17:00

私は、兼好の徒然草「花は盛りに」の境地には達していないので、縮景園へ夜間ライトアップされた満開の桜を見に行くことにしました。ライトアップされた満開の桜を見るのは初めてです。この時期はヒノキ花粉飛散の最盛期なので、今まで出かけるのをためらって

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売れない女性タレントが、ひょんな事から人の代わりに旅をする仕事を初め、角舘、愛媛県内子へ旅したエピソードが描かれた物語。私も旅が好きなので、旅の物語ということで読むことにしたのだけれど、本当に楽しい物語だった。文庫本カバーに、「感涙必至の旅

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「徒然草」を読んで
2019年03月25日17:17

古典随筆の名作を読んでみようと思ったけれど、とても原文で読んで理解することが出来ないので、少年少女古典文学館として現代語訳された物を手に取った。徒然草は、まさに「徒然なるままに」書いたとあって何でこんなつまらないことまで書くの?という段もあ

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世間の常識から外れた普通でない女性が、コンビニというマニュアル化された職場に適合させることで普通の人並みの生活を送って行く物語。「火花」に続いて、芥川賞受賞作を読んだ。「火花」と違い読み易く、一気に読むことが出来た。思わず、うふっと笑う場面

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「火花」を読んで
2019年03月08日15:31

若手漫才師と彼が師と仰ぐ売れない漫才師との交流を通して、笑いとは何かとかを追求しながら若手漫才師の成長を描いた物語。この本を読んで、売れない若手漫才師の生活、苦労を知ることが出来た。また、漫才師でもある著者の笑いに対する哲学とかが述べられて

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小学1年生のかのこちゃんと雌猫マドレーヌ夫人を中心に、彼らと関りのある人達との出会い、冒険、別れを描いた物語。久しぶりに万城目学氏の本を読みたくなって、図書館でたまたま手に取った本。鴨川ホルモー、プリンセス・トヨトミ等を書いた万城目氏だから

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「羊と鋼の森」を読んで
2019年02月21日13:12

2016年の本屋大賞受賞作ということで、何の予備知識も持たずに読むことにしたのだけれど、題名からしてSF的なものかと思っていたが全く違っていた。高校を卒業してピアノ調律師となった青年の成長と彼を取り巻く人々の物語だった。「羊と鋼の森」ってピアノの

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縮景園 梅の花見
2019年02月14日17:03

奈良時代には花見といえば中国から伝来した梅を見に行くことだったらしい。ということで、先日、縮景園に梅を見に行きました。例年は梅の見ごろは2月の中旬からということで、丁度スギ花粉の飛散開始のタイミングとなるため行くことはありませんでした。しか

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杉の怪物クーパーと人々の戦い、鉄国に支配された町の話、猫とネズミの話が並行して展開される物語。と書いたけれど、全く何のまとめにもなってないね。約400ページの小説だけれども、四分の三まで読み進むのにはかなり努力がいった。というのも面白みが感

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20世紀にピカソがゲルニカを作成する過程とそれに関わる人々の物語と、21世紀に9.11テロで夫を亡くした学芸員がMoMAでのピカソの企画展に合わせてゲルニカをスペインから借り受ける活動の物語が並行して展開されるフィクション。以前から読もうと思いながらな

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