今日は、私たちがどうやって世界を認識しているのか、あらためて考えた。私たちが外の世界を知る手段は、結局のところ自分の感覚器官しかない。視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、痛覚、温覚――そうした感覚を通して入ってきた情報を、脳が処理して、外部世界の
今、サッカーのワールドカップをやっているけれど、日本代表が勝った負けたで大騒ぎする様子を、私は少し醒めた目で見ている。超一流の選手たちが、鍛え抜いた身体と判断力を使って見事なプレーを見せてくれる。それをそのまま鑑賞するだけでも、十分に面白い
昨日の日記は、出生率だったが、根本は出生率以前の問題かもしれない原子どうしが結びついて安定した分子をつくるときには、ばらばらの原子のままでいるより、結びついた状態のほうが安定で、エネルギーが低くなる。つまり、結合することにそれだけの「得」が
昨日、出生率低下について考えさせられる動画を見た。ふだんからわりと真面目に考察している人の動画だったので、なおさら印象に残った。韓国は消滅するか?|フェミニズム最終戦争https://www.youtube.com/watch?v=wr42AEdClQkテーマは、出生率の低下と、男
ギリシャ神話のカッサンドラは、予言の力を持ちながら、その予言を誰にも信じてもらえないという、まことに不幸な予言者である。見えているのに伝わらない。正しいことを語っても受け取ってもらえない。予言者としては、これ以上ないほど皮肉な存在だと思う。
今日は、少し面倒くさいことを考えた。ヒーローやヒロインの能力をもっと縦横無尽に使わせたら、その物語世界はもっと良くなるのではないか、ということだ。いちばん「なぜそこで終わるのだろう」と思った作品は、半村良の『岬一郎の抵抗』である。もしあれだ
SAXの先生からは、直接教わったことも、間接的に教わったことも、本当にたくさんある。教員を退職してから、ようやく「先生」という存在の必要性が、別の角度から分かってきた気がする。そしてまた、「先生」にもいろいろな形があり、多様な先生から教わるこ
今、けっこうハマっているオンライン小説がある。『捨てられ公爵夫人は、平穏な生活をお望みのようです』(カレヤタミエ)だ。この作品、ただの異世界ものではなくて、農学や疫学、政治学のことまでかなり考えたうえで状況が組み立てられていて、読んでいて「
映画館で見たのではなく、大阪フェスティバルホールの上映会で見た。タルコフスキー監督の『僕の村は戦場だった』も見た記憶があって、それを映画館の記憶が全くなくて、もしかしたらソラリスとこれの二本立ての上映会だったかも知れない。そうだとしたら何と
AIという、「問い」に真面目に付き合ってくれる伴走者がいることで可能になる学習法、ASVQLというものを考えている。昨日の問答は、こんな形で始まった。question 120世紀〜21世紀に人類文明がいったん滅んだと仮定する。そこから数万年後、人類文明が再興し
児玉真美『安楽死が合法の国で起こっていること』を読了した。私個人の立場は、次のとおりである。まず言葉の定義から。a 緩和ケアb 尊厳死(延命治療の中止。消極的安楽死とも言われるが、私は言葉がややこしくなるのでその表現は使わない)c 安楽死(積極的
西岸良平『三丁目の夕日』の単行本ではなく、コンビニなどで売られている、もう少し紙質のざらっとしたアンソロジー版の「むかしの遊び」編を読んだ。ベーゴマ、おままごと、パチンコ(Y字型の、石を飛ばすあれ)、缶けり、千代紙・折り紙、チャンバラごっこ
今日は、娘夫婦の家に行って、孫(二歳と少し)の面倒を見てきた。風邪で熱が出て保育園には預けられないが、今日は両親ともどうしても外せない仕事があるという。そこで、早朝から車で一時間ほどの娘の家へ行き、親と交代した。ところが、孫は声が少しかすれ
ホラー小説には「異界」というものがある。そこへ入る境界線をひとたび越えたら、もう元の世界には戻れない。熊と人間の関係にも、そういう境界が必要なのではないかと思う。日本狼に続いて、もし熊まで森から完全にいなくなれば、森林の生態系のバランスは大
「酒とバラの日々」(作曲:ヘンリー・マンシーニ)の、ヤマハのSAXテキスト版を練習している。昨日はプリシラ・アーンの「Fine On The Outside」を、何とかおまけつきで先生にOKしてもらったのだけれど、この二曲には共通して、なかなか乗り越えがたい部分が
「Hero Wars」というオンラインゲームを4年ほどやっていた。ネット広告ではよくパズル風の宣伝をしているが、実際の中身は、わりと真面目な育成型RPGである。ヒーローのレベルや装備を上げて鍛えながら、キャンペーンやアリーナでの対戦に勝っていくタイプの
ミア・ファローが好きだ。彼女の出演した映画で、日本で見られるものはできるだけ見てきた。『ローズマリーの赤ちゃん』『華麗なるギャツビー』『ナイル殺人事件』『ハリケーン』『カイロの紫のバラ』――どれも印象深い。でも、何といっても私が彼女にインプ
いまもまだ『安楽死が合法の国で起こっていること』(児玉真美)を読んでいる。読んでいて気になったのは、先天性障害のある人や、安楽死の対象になりうる人が、まだ自分の意思を十分に示す前の段階から、その医療施設の中に移植コーディネーターの存在がちら
先日、「台風を遊び倒す」ような物語について、ちょっと、おそるおそる日記に書いた。不謹慎だと咎められないように、わざわざ前置きまでつけて。そのあとで、あらためて考えたことがある。今の社会、というより受け手としての一般人の空気は、ずいぶん不寛容
昨日、安楽死についての現時点での自分の考えを、MIXIの「哲学が好き」というコミュニティの「安楽死の善と悪」というトピックに書き込んだ。https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=929559&id=100736013 の[280]要するに、私の立場は、医療者が患者に死を与
今、台風の影響で外はかなり強い雨が降っている。大きな被害が出なければいいのだが、と気になる。どこに住んでいる人にも、どうか無事でいてほしいと思う。そんな状況でこんなことを連想するのは少し不謹慎かもしれないが、高橋留美子『うる星やつら』の台風
まず、ファスト映画は著作権違反である。映画を著作権者に無断で編集し、10分程度に短縮したうえで、最後のエンディングまでネタばらししてしまう動画そのものが、すでに問題をはらんでいる。だが私は、たとえ著作権が切れている作品や、制作者自身がパブリッ
私は一年と少し前までは教員だった。今は少し変わっているのかもしれないが、長いあいだ教員調整手当は4%のままだった。これは、家庭訪問や部活動の付き添いなどで正規の勤務時間をどれだけ超えても、残業代を個別には出さない代わりに、一律で4%を上乗せす
ドラえもんのポケットのような無限収納は、「なろう」や「カクヨム」系のファンタジーでは、だいたい「アイテムボックス」と総称されている。あれは便利そうで夢があるのだけれど、よく考えると、なかなか厄介な問題を抱えている。というのも、アイテムボック
選択的夫婦別姓制度に反対する論客の言い分を見ていると、どうしても「それは本当にフェアな理屈なのか?」と感じることがある。よくある反対理由として、 「子どもにとって両親の姓が違うのは不自然だ」 「子どもが父母のどちらかと姓が違うのはかわいそうだ
タイトルに挙げた本・児玉真美 著(ちくま新書)を読んでいる。まだ途中までなのだが、読んでいていろいろ考えさせられる。まず、安楽死をめぐる議論では、いくつかのものを厳密に分けて考えなければいけないのだと思う。たとえば、緩和ケア、尊厳死(延命措
昔、生協で食材や灯油を買っていたことを思い出した。たしか代金は月ごとの引き落としだったと思う。灯油を買う時は、空の灯油缶を二つ持っていくと、その数だけ記録されて、代わりに満タンの灯油缶を受け取る仕組みだった。あれは、補充にほとんど時間がかか
最近、文明のエネルギー設計について考えることがある。とくに気になるのは、化石燃料に強く依存してきた今の文明が、この先も同じ形で続けられるのか、ということだ。人類が化石燃料を使うことで二酸化炭素を排出し、それが地球温暖化につながっているのか。
先日、法事があって、義父宅で久しぶりに孫に会った。まだ二歳とすこし。義父の家で、少し急で踏みしろの狭い階段をいっしょに上がり、二階でしばらく遊んでから、また一階へ下りてきた。するとその二階がよほど気に入ったのか、孫が「うえ、いこ」と大人を誘