最終話です。『仙境の桃』第4話 風呂から上がったカノンの体をふいてやり、再びカノンの体に衣服代わりのバスタオルを巻き付けていると、ミーノスがやって来た。「パシパエと連絡を取りましたよ。あの桃花菓子、六時間もすれば効果はなくなるそうです。明日
『仙境の桃』第3話 ラダマンティスの私室に付属した浴室を見て、カノンはがっかりしたようだった。意外に狭かったからである。この浴室は、そもそもラダマンティス一人が入ることしか想定されていない作りになっているのだ。恋人になってからカノンが訪ねて
『仙境の桃』第2話「…なぁ」 ミーノスに去られて呆然としていたラダマンティスにカノンが声をかけた。「おじさん、誰なんだよ」「…お兄さんは、ラダマンティスだ」「ラダ…?」 長い名前をカノンは言いにくそうにした。「ここ、どこだよ。何でおれ、こん
ミーノスのせいで幼児化したカノンとラダマンティスが一晩だけ一緒に過ごす話。 ラダ誕作品にしようかと思ったけれど、あまり面白い話でもないので、小ネタとして仕上げました。 双子の少年時代のオリジナル設定については『雪解け』を参照。神話時代のミ
『仙境の桃』目次(1)http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=4632969&id=1945296672(2)http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=4632969&id=1945325577(3)http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=4632969&id=1945355987(4)http://mixi.jp/view_dia
歴史の守護者たるこの私、イーリアスがフェニックス一輝に敗れる!?☆書物に封じられた沙織を救う為、一輝は闘う!Episode14★鳳凰のはばたき神書イーリアスがバラバラになる。「な、なぜだ!?神の加護を受けた私が…」はっと現実に戻る。書物はそのままの
☆アテナ沙織をお守りせねば…その思いを胸に美衣は!?聖闘少女・美衣の体をエモニの悪意が蝕む…。stage25☆誓い『美衣さん!しっかりしてください…美衣さん!』沙織が呼ぶ。『沙織様…?』血を流す美衣の傷口を沙織の手が押さえる。『ああ…いけません。
最終話です。『執着と愛の境界線』第10話「…ということが、先日あったわけだ」 久々に会った恋人から「浮気」の詳細な「ご報告」を受けたラダマンティスは、目を白黒させた。情事を終えて同衾するカノンには、まったく悪びれた感じがない。「やっぱり、あい
『執着と愛の境界線』第7話 カノンが待ち合わせ場所のホテルに入ってみると、サガとアケローオスはホテルにあるバーで二人で酒を飲んでいた。「来たか、カノン」「待たせたな」 カノンは二人に近寄り、それぞれ抱きしめて頬にキスをした。「お前も何か飲む
その身に刻まれた二度の聖戦の記憶。強く逞しき聖域の礎石、教皇と祭壇星座の物語開幕!老双子編第1話 揺れる聖域聖戦から20年前。聖域。ジャミールにいるハクレイと聖域にいるセージはテレパシーで会話をしていた。「裏切った?」「…いえ。まだそうと決ま
『執着と愛の境界線』第6話 アケローオスの腕のぬくもりの中でサガはとろとろとまどろんだ。一度は絶頂で気を失ったしまったサガだが、目覚めた後、再び彼はアケローオスを求めた。アケローオスには無理はするなと苦笑されたが、それでもカノンと同じ回数だ
『執着と愛の境界線』第4話 その日、サガは聖域の教皇の間でアケローオスの訪問を受けた。キトンにヒマティオンという古代の装束で聖域を訪れたアケローオスは、桃を五つほど盛った籠を下げていた。「おれの荘園でとれたものだ。教皇と二人で食べるといい」
『執着と愛の境界線』第3話 三度、続けざまにアケローオスに抱かれたカノンは、彼から離れると寝台に手足を伸ばした。アケローオスが横たわるカノンの額にキスを落とす。「…落ち着いたか?」「ん…」 ようやく満足したらしいカノンの様子に、アケローオス
あまりに暑い日が続くので、暑さしのぎに何かエロい話を考えようとしてたら、『例えばこんな愛の形』の続編っぽいものが出来ました。 オリジナルキャラが双子と絡んでます。オリキャラの嫌いな人は見ないように。 アケローオス兄ちゃんについては『ハルモ
『執着と愛の境界線』目次(1)http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=4632969&id=1944942741(3)http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=4632969&id=1944947766(4)http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=4632969&id=1944981751(6)http://mixi.jp/