前回1962年と書いたが、どうも彼が最初の無伴奏チェロ組曲をEMIに残したのは1960年…彼が46歳の時だったそうだ。1956年からパリ音楽院教授になっていたようだから、当時はフランス第一の音大現役教授による無伴奏演奏だった訳だ。猫も杓子もカザルスと絶賛さ
本来であればカザルスを先に書くべきかもしれないのだが…思うところがあって、最初にピエール・フルニエを挙げる。カザルスやシュタルケルといった「剛」の鉄人と比べたら、「柔」の代表格であり、チェロの貴公子と呼ばれた名チェリスト。しかしながら、この
J.S.Bachは何と言っても宗教曲、それも全作品1080曲(偽作含む)中、約250曲がカンタータ、受難曲、ミサ、モテット等である。更にオルガン曲も250曲近くあって、更にノイマイスター・コラールなる若き日の作品31曲が新発見という話も出てきた。ほんまかいな?