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日記一覧
- 季語「数へ日」
- 2019年12月24日12:16
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先週の19日木曜、円町駅近のイタ飯屋で友人夫妻と昼食を共にし、学校に出向いて２コマ連続の講義を聴いて、私奴の今年の予定はすべて終わった。翌20日金曜の朝、「世間さまは師走とかで何かとセカセカらしいがね」と、私奴の方はノンビリとネット上の「増殖
- 賄い屋稼業の圧力鍋考
- 2019年12月06日17:06
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この一週間に3日間もの夕食を、各種根菜多用の献立で押し通した（11月半ばの根菜料理がイマイチだったので、「近い内にリベンジや！」と思っていたのだ）。大根・人参・蓮根・牛蒡・里芋・筍などを一度に圧力鍋にぶちこんで煮た根菜カレー、筑前煮、根菜ポ
- 俳句よたばなし
- 2019年11月28日09:42
雑誌「俳句」11月号に、「禅と和讃 取り合わせと一物仕立て」という項目の一文が載っていた。このところ連載されている小林一茶に関する論考の中の一節だ。「取り合わせ」とか「一物仕立て」というのは、俳句の世界での句の構造というか形というかに関する
- このところ
- 2019年11月21日00:07
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このところの10日間ほどは、ひねもす自宅閉籠り状態が続いた。毎木曜日夜の「八宗綱要講読 三論宗」セミナーが11月7日で終了してしまったのと、聴講に出かけていた「倶舎論講義」が2回連続で休講になっていたのが主な理由。出かけたのは、土・日曜に興聖寺
- 2つの300（一粒300mとハルカス300と）
- 2019年11月11日18:26
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先週金曜日の夕刻から土曜日にかけて、大阪天王寺界隈（正確には、夕陽丘・天王寺公園・新世界）を女房殿と共にウロウロ。久しぶりにディープな浪花の雰囲気に浸ってきた。「なあワレッ！なんちゅうても大阪はエエとこやでぇ！」を実感。 金曜日夕刻、お寺
- 荒凡夫一茶から大愚良寛へ
- 2019年10月16日18:49
このところ北信濃の小林一茶から越後の良寛さんに読書対象を移しつつある。その中で、二人が北信濃と越後というお隣どうしの地方に生まれ、かつ、まったくの同時代人（一茶1763~1828:良寛1758~1831）で、しかもそれぞれはその生涯の晩年を故郷で過ごした（1
- 一粒で二度おいしい
- 2019年10月09日09:13
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先月半ば、越後出雲崎やら北信濃柏原へ駆け足旅行した際に拾い読みしていた一茶にまつわる本をやっと読み終えた。金子兜太『小林一茶 句による評伝』岩波現代文庫。一茶や兜太についてはチョッピリ齧ったことがある程度の私奴にとっては、大変刺激的で面白
- ワル友と！
- 2019年10月06日23:02
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昨日は久しぶりで京都市内でノンビリ、ホッコリと過ごした。午前中は寺町二条の珈琲屋でダべり、昼食は河原町三条のトルコ料理店で楽しみ、午後は四条烏丸近くのウィングス京都で京北山国の歴史話に耳を傾けた。 一週間ほど前にワル友のひとりであるアメリ
- 唯識って？（その4）
- 2019年09月25日12:10
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明日から後期の受業が始まる、このタイトルの雑文も大急ぎで片付けねばなりません。で今回はあたふた気味に、法相宗（唯識）が得意とする三性・三無性の説という教義のお話。三性・三無性の説というのはこの世界に生じては消える「現象」の3つの側面からの
- 唯識って？（その3）
- 2019年09月21日07:26
荒っぽい旅（500�劼�6時間でつっ走るなんて年寄のすることではない、反省！）を終え、このところ良寛さんや小林一茶にチョッピリ憑かれている（家に帰ってから読んでみようなんて、ドロナワもいいところ！）強く仏道を求めながらも、子供と手まりで遊んだり
- 一茶三昧
- 2019年09月15日07:58
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宿坊（内部をリノベ―トした落着いた宿）に泊めて頂いたからという訳でもないが、早朝に戸隠神社の宝光社・中社を参拝した上で信濃柏原の一茶の里へ。記念館・俳諧寺・墓・旧居など一茶三昧。金子兜太の『小林一茶 句による評伝』を拾い読みしながらだった
- 唯識って？ （その２）
- 2019年09月04日16:17
まずは唯識に関する総括的なお話。唯識（ないし法相宗）の教えでは、「三時教判」ということを言います。三時教判とは、「お釈迦さんは菩提樹下で悟られて以降入寂されるまでの生涯で、三つ時期に三つ教えを示された。即ち最初の第一時に「有」の教えを、第
- 唯識って？（その１）
- 2019年09月01日23:51
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中大兄・鎌足による蘇我入鹿暗殺を皮切りに日本で大化の改新が始まった年（西暦645年）、中国で一人の僧が膨大な経典や仏像と共にインド留学から帰国した。三蔵法師玄奘である。固い話は兎も角、苦節16年広大な西域経由でのインド留学への旅の話は、ご存知
- 脱グウタラはできたか？
- 2019年08月29日17:56
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4日前、脱グウタラ宣言とのタイトルで、取敢えずの3日間の行動計画らしきものを書いた。で、国・地方の議員さんなら兎も角（彼らは、どういう訳か免責特権を持つ）バッジを持たぬ市井の一凡俗としては、当然ながら、次の問いは問われねばならない。「細事と
- 脱グウタラ宣言
- 2019年08月25日15:19
一昨夜来、やっとエアコンなしで夜を過ごすことが出来るようになったかな（まだ昼間は無理だが）。実のところ、10号台風が通り抜け五山送り火が終ってお盆が明けても、暑いのが続いて閉口していた。この一週間何事にも「ヨッシャ、そろそろやるか！」「いや
- 下鴨古本まつりと路地どんつき地蔵・蕎麦処
- 2019年08月14日10:29
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このところ暑さ対策の一環で「早朝に出かけ昼には帰宅」を励行しているが、昨日は毎年お盆恒例の糺すの森の古本まつりに出かけ、帰路に烏丸丸太町の路地に潜り込んで蕎麦を喰って昼に帰宅した。（早起きは三文の得というが、今のところ５円玉すら拾っていな
- 六道まいり
- 2019年08月11日07:18
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先週の木曜夜で、4月以来続いていた京大こころの未来研の連続セミナー「八宗要綱(法相宗)を読む」が終了した。鎌倉期の僧による日本仏教八宗(南都六宗+天台宗・真言宗)の概説書の中の法相宗パートを読んだことになるが、テクニカル・タームの頻出に悩まされ
- 暁天講座とあさがお展
- 2019年08月03日17:53
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毎年この時期の早朝の京都では、主だったお寺で暁天講座が開かれ（７月半ばから８月初めにかけて、2,３日間）、植物園ではあさがお展（８月初旬）が開かれる。祇園祭と五山送り火の間に挟まれた、ささやかな京の夏の風物詩かな？ 各お寺では早朝5時半ない
- エコカーテン余禄
- 2019年07月28日18:39
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もう何年になるか毎年夏が近づくと、居間の東側窓と南側のPCの置いてある縁側にエコ・グリーン・カーテンとしてゴーヤを植える。今年も結構育って、居間全体は明るいグリーンに染まって大いに気分が落ち着く（この部屋に限っては窓を開け放ち、エアコンのSW
- ガタピシ、我他彼此！
- 2019年07月25日07:01
先の土曜日の興聖寺での「坐禅と法話の集い」の折、老師が「ガタピシって言葉を知っていますか？」と言った。「建付けが悪く戸がガタピシする、とか、人間関係がガタピシするという風に使うでしょ！」と。老師は「我他彼此」と板書して「これはね、仏教用
- ヒマ人三昧：駅ビル探検とお豆腐狂言と
- 2019年07月14日16:35
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昨日、女房殿に誘われて、京都駅前で昼飯をとった上で京都御苑横の金剛能楽堂でお豆腐狂言を観た。昼食後、狂言の開演までタップリと時間があったので、腹ごなしと時間潰し兼ねて、京都駅ビルをウロウロと探索した。お豆腐狂言も楽しかってけど、駅ビル徘徊
- 年寄りの独り言
- 2019年07月10日10:10
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このところ、少しばかり時間をさいているのが、聞こえづらさへの対応策探し。ご多聞に漏れず、ここにきて齢相応の老人性難聴との遭遇という訳だ。ネットで情報を漁ったり家電量販店や補聴器販売店で説明を聞いたり、ブツを取り寄せ試聴体験をしたり。さらに
- ロボットと仏教、森正弘さん
- 2019年07月01日06:42
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昨日6月30日は一年の折返し点、夏越の祓の日。微かな雨の止み間を狙って早朝散歩に出るも、時折雨粒が落ちてくる。太陽が丘ゲートにはこの時期毎年恒例の巨大ロックコンサート「京都大作戦」で若者達の大行列（60組のバンドが出演、2万人が集うとか）。「あ
- ご近所史跡散策
- 2019年06月24日05:47
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昨日朝早く出かける女房殿が朝食時に、新聞の小さな切り抜きを示し「ご近所の古墳群をガイドしてくれる会があるそうよ、参加しては？」と言った。切り抜きには、謎の大王「久津川車塚古墳」と城陽の国史跡を巡るとあった、わが家の近辺に点在する古墳群を訪
- 今月の法話から
- 2019年06月18日12:44
今月の宇多喜代子さんのNHK俳句の題は、豆飯。「手に馴れた箸よ茶碗よ豆ごはん」「歳月やふっくらとこの豆ごはん」なんて句が紹介されていた、掲句前が宇多喜代子さん後は坪内稔典さんの作。どちらも実にいいなあ。 昭和のくらしを紹介するコーナーでは昔
- 人人唯識か忍忍唯識か？
- 2019年06月05日17:52
興福寺だったか薬師寺だったかのwebsiteに、法相宗の教義に関連して、『手を打てば はいと答える 鳥逃げる 鯉は集まる 猿沢の池』なんてざれ歌が書いてありました。 奈良の猿沢の池の畔で手を叩くと、近くの旅館の人はお客が呼んでいると思い、鳥は鉄
- 縄文にハマっていた日々の成果
- 2019年05月28日18:44
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昨年8月以来、毎月曜日の土こね遊びはもっぱら縄文土器レプリカ作り。青森県出土の遮光器土偶、長野県の顔面把手付釣手土器や神像筒型土器、新潟県出土の火焔型土器と作り続け、すっかり「縄文にハマった人々」の仲間入りしていた。3月半ばに「もう一回だけ
- ご自慢（？）のやっつけ料理（ダイエット？）
- 2019年05月25日17:32
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女房殿が外出した昨日、夕食の献立をどうしたものかと思案していて閃きがあった。「そうだ、おから三昧」でゆこうと。上掲写真参照、大皿のおからハンバーグ&おからサラダ（ポテト風）と小鉢の”卯の花”煮つけ。というのも、22日の朝、朝食後TVを見るとも
- 坐る＆聴く
- 2019年05月19日18:01
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昨日・今日と二日に渡り、宇治興聖寺僧堂にお邪魔して、坐ってきた。今日は以前から参加している恒例の隔週日曜日朝の「坐禅会」、昨日は今春から新しく始まった「坐禅と法話の集い」の第二回目（月一回土曜日開催）。まあ、私奴ごときのは、取敢えず「坐っ
- 令和元年初日 千載一遇の好機
- 2019年05月02日19:10
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令和元年初日の昨日、ここぞとばかりに大阪に出かけた。午前中に中の島香雪美術館で「明恵の夢と高山寺」展をユックリと楽しみ、午後は天神橋商店街で本場のお好み焼きを堪能した。明恵さんといいお好み焼きといい、私奴は目がない。至福の一日だった。 「
