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日記一覧

湖北の鉄砲鍛冶
2014年08月01日12:35

琵琶湖湖北の国友村は戦国・江戸期の鉄砲生産地として有名。信長・秀吉・家康に鉄砲・大筒を供給し、戦のあり様を一変させた。江戸期は幕末まで、幕府直轄の鉄砲鍛冶の村だった。昨日の日経新聞文化欄に「発明家・一貫斎の腕に挑む」とのタイトルで、国友藤兵

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夏でもお湯割り
2014年07月31日09:42

一週間前、夜、風呂上がりに焼酎を飲んでいて、太股にやけどした。暑いのでロックで飲むかとも思ったのだが、お湯割りにした(私奴は夏でもホット・ウイスキーや焼酎のお湯割りを呑むのを、長年の慣習にしている)。それが今回はいけなかった。一瞬、悲鳴をあ

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今日の後祭山鉾巡行も無事に終わったようだ。私奴は宵山にあたる昨日昼、先に会えなんだ役の行者さんに会ってきた。35℃。暑かった、まさに大暑。12:00、役行者町の会所に出向く。まずは会所内の蔵に坐す神変大菩薩役行者、一言主神、葛城神とご対面。柏手を

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私奴は、この時節の京都が一番キライ、なんとも蒸し暑く、逃げ場がない。可能な限り、日中の外出は願い下げだ。が、祇園祭宵宮の昨日、蛮勇をふるって京都市内へ出かけた、「山伏山と役の行者山だけは、再度、見ておこう」と。まずは、室町通り蛸薬師下がるの

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もう直ぐ、祇園祭
2014年07月13日07:57

台風一過、祇園祭の鉾や山の組み立ての始まった先の金曜日、教室でこんな話を聞いた。養老年間(8世紀初め)、疫病が流行り旱魃が続いていた若狭国の若狭比古神社での話。若狭比古神が神主に現れこんな神託を下したそうな、「この地はわれの住所である。われ

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日本教?
2014年07月10日11:47

10日ほど前だったか、借りていた本を返却しに図書館に出かけた折に、何気なく手にした本を借りて帰った。小室直樹『日本人のための宗教原論』。宗教原論だなんてイカメシゲなタイトルの本だが、まあ寝転がって読むには手頃な本(多分、原論なんてタイトルは出

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夏越の祓
2014年07月01日10:09

昨日、6月30日は夏越の祓が主要な神社で執り行われた日。「茅の輪をくぐるぞ、水無月を食べるゾッ!」と、北野天満宮へと出かけた。実は27日の金曜日、聴講に出かけた折に、「チョット足を伸ばして北野の天神さんで茅の輪をくぐろう」と、北野天満宮へ行った

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脱線による雑談の日
2014年06月24日16:04

このところ日経新聞電子版に、聴講している講義に関する記事が載っている。「根底にひらめきの世界 花園大学教授 佐々木閑さん  仏教と科学、同視点で考える」。http://www.nikkei.com/article/DGXNASIH1700F_Y4A610C1AA1P00/講義は、倶舎論世間品の文章を

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神話に関する閑話!
2014年06月15日17:47

このところ神話に関する二冊の本を読んだ。神仏習合の歴史の話を聴講していて、「ところで、記紀神話って?」と思ったから。アマテラスさんだのオオクニヌシさんに因む話の断片は、なんとなくゴチャゴチャと知ってはいるが、その全体イメージは、乱雑にオモチ

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昨日(6月8日)午前中、宇治にある県神社の大幣神事を観てきた。県(あがた)神社は平等院の南隣にある。律令制以前の地方行政単位名称である「県」を名に持つからには、古の宇治の地の守護神であったろう。平安期に平等院の総鎮守となり、明治の神仏分離令に

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相変わらずSTAP論文騒ぎが鎮まらないようだが、今朝の日経によると「STAP主論文撤回へ 小保方氏同意、研究白紙に」だそうな。そろそろ、面白半分のマスメディアによる騒動も下火になるやろうかな?この記事を読んでいていてふっと気がついたのだが、5月

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二十四節気で小満、草木が茂って天地に満ち始める頃の意だそうな。我が家のグリーン・カーテン(3種類のゴーヤと西洋朝顔)も30cm程度の背丈に育ってきたし、年間を通じて聴講することにした2つの授業も、ようやく序奏から主題部のメロディを奏で出したようだ

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先の日曜日、午前中は歴史をめぐる会に参加、午後は国立博物館の「南山城古寺巡礼」展へ。歴史をめぐる会への参加は久しぶり、今回は京都市の西方、樫原を散策。この地は、かって(近世)山陰へ向かう旅人が西に向かって京を出立し桂川を渡って最初に泊する宿

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花しょうぶ
2014年05月13日19:05

早朝、夜来の雨はあがっていた。早い目に、霧立ち昇る(これって、ヒョットして秋に使う言葉?)中を散歩。朝食時、TV小説「花子とアン」を観る。女房殿は、昔からのアン・シャーリーのファンで、いつぞやはボストンに行った折、プリンス・エドワード島まで出

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   「祇園」にて!          「東山七条」にて          「京阪国道口」から東寺先の金曜日、「神仏関係史」の講義が終った後、先生が「これを持ってきました」と一冊の写真集をカバンから取り出された。以前の講義後に雑談していた際

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GW後半
2014年05月08日11:41

GW後半は、比較的マジな(グウタラではなかった程度だが)生活だったかな?5月1日。朝から、三才児の頃の娘の写真を引きずり出してきてスキャナーでPCに取り込んで、メール添付で娘に送る。「ディケアーでTWINSがお母さんの写真を見て遊ぶため」との依頼があ

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GW前半
2014年04月30日19:35

4月も末日、GWも半分が過ぎた。閑人の身には年中が連休みたいなものなのだが、なんとなく世間様にあわせて、「何処かに出かけるか?」と思うのは凡夫の哀しいサガか?さきの日曜日、なんとなく陽気にさそわれて、何処行くあてもなくドライブ。混雑しない方へ

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久しぶりの植物園
2014年04月24日12:13

一昨日、「久しぶりに昼飯でも喰って散歩しようか」と、友人と誘い合わせて11時過ぎに京都北山へ。「少し早いが何がともあれ、混みあう前にまず行こう!」と北山通りに面した東洋亭に入る。なんでも昼時は、結構待ち行列ができるお店だとか。ご注文は、このお

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鎌倉仏 in 奈良
2014年04月20日18:07

朝から奈良国立博物館の「武家のみやこ 鎌倉の仏像」展へ。展示内容は鎌倉国宝館に寄託・所蔵される仏教彫刻と仏画などなどだ。平氏が焼いた南都の復興に、源頼朝が檀越として多大の貢献をしたことは有名。そんな関係があったからか、奈良の慶派の仏師たちの

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TWINS考
2014年04月15日15:37

一昨日までの一週間、娘夫婦と子供達が一時帰国帰京し滞在していて、久しぶりに賑やかで多忙で疲れた週だった。五里の郷市民ホールの「幼児プレイルーム」や府民運動公園の「遊びの森」などなどに出かけ、タップリとTWINSに遊んでもらった。ファミリーレスト

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2月末の日記「ニッポン、日本」に、「春休みとて、肩の凝らない気楽な本を何冊か」と書いて、『梅原猛「神と仏」対論集』と、五来重『空海の足跡』『増補=高野聖』を読み始めていると書いた。その後、旅行に出かけたり、動物行動学の興味の方へ脱線したり(

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四月に入って、週初めは陽気にめぐまれ桜も満開だが、昨日から荒れ模様の天候で寒さもぶり返したようだ。今朝も低気圧のせいか、雨模様で寒い。花が散らねば良いのだが?1日の歯医者さんでの4時間(途中、花見休憩もあったが)におよぶ奮闘むなしく、3日にも2

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しだれ桜
2014年03月29日18:45

昨日、今日は日中は暑いぐらい。我が家の木蓮も咲いたので、隣町の綴喜群井手町にチョット足を伸ばして、地蔵禅院のしだれ桜を見てきた。樹齢三百年を超える老木は昨年来桜守さんの手入れがあって心なし、昨年より元気になってるような気がした。うまく回復が

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ネコ
2014年03月26日18:48

朝から雨で、なんとなくノラリクラリと過ごしていて、何気なくハフィントン・ポストを覗いていたら、2014年「猫映画アカデミー賞」最優秀作品という記事が目に着いた。(先の日記に書いた日高さんの本の第一章は「ネコたちの認識する世界」。どうやら、私奴の

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カラスの勝手でしょ〜♪
2014年03月23日18:26

ユクスキュル『生物から見た世界 』と日高敏隆の『動物と人間の世界認識?イリュージョンなしに世界は見えない』 を読み終えた。ユクスキュルは、「生理学者にとってはどんな生物も自分の人間世界にある客体である。生理学者は、技術者が自分の知らない機械を

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このところ3日間、女房殿が吟行とかでお留守(石見の国の人麻呂忌だそうな。まあ、「女房元気で留守が良い」を楽しんでいる)。でもって、朝からなにやら堅苦しいよしなしごとを書いていたのだが、書き終ってコーヒーを飲みながら、フッと京都新聞を覗いたら

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揺れる八重山諸島
2014年03月17日10:42

先日、八重山諸島に旅行してきて、「水牛車に揺られ…、ノンビリした時間が過ぎた」などと、能天気な(脳天気な?)ことを書いた。実は、八重山諸島は大きく揺れていた。旅行中も、揺れていることは知ってはいたが、地元の住人でもない一旅行者の礼儀として、

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ミミズ
2014年03月12日19:06

昨日から、ユクスキュルの 『生物から見た世界 』を読み始めているのだが、本の半ばまで読み進めて、チョット脱線、小休止とあいなった。なにせ動物行動学の魁ともいうべきドイツの生物学者によって80年以上も前に書かれた本なので、チョットばかし悪戦苦闘

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歯科医院で
2014年03月10日18:05

朝から、確定申告の書類を税務署さんへ持参した上で、引き続き歯医者さんへ。(どちらも、通常誰でもあまり自ら進んでは行きたくはない所(^^)。)今回歯医者さんでは、抜いた歯の後をどう治療するかで相談、部分入歯かブリッジか、インプラントか?「部分入歯

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利他性と利己性
2014年03月08日08:03

『梅原猛「神と仏」対談集』(角川学芸出版)2冊を読み終えた。一番最後の、動物行動学者日高俊隆との対談「神仏から遺伝子へ」が面白かった。(チョット不遜な表現だが、思わず噴き出して笑ってしまった)日高さんについては、30年以上も昔、氏が翻訳したド

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