根を張る事は無いゴミに囲まれたゴミのような自分大きなカラを背負ったカタツムリがそれを無理やり剥がされて内臓をあらわにして生き絶える自分の魂のカケラを無意識に宿した無機物達が私の輪郭をなぞるけど私の事など知りもしない彼らにとってはなんの脈絡も
私の存在に輪郭を与えないで私の発言を肯定しないで全て嘘だから私は生まれてないし何処にも存在しないの鏡越しに濁った白目が見つめている暗闇に浮かぶ青白いぼやけた何かが今も囁く声が空っぽの部屋に響く私なんていない空っぽの部屋に叫び声だけが響く声が
すぐいなくなるのは知っているこれ以上近づかないで私はあなたと出会う為にここに来たんだじゃないの私は私と向き合う為だけに来たのおまけのラッキーなんていらないどうせ偽物か勢いだけの感情なんだからもう十分苦しんだのこれ以上耐えられないのだからそれ