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桂の書庫コミュの零地帯29(無月夜1)

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落ち着かないなぁ…

「チィ?」

ニコラス
「君も落ち着かない?でも、血生臭い場所よりはいいよね?」

タイア-ドさん、クレフさん、僕を乗せた白馬は頑張ってくれて、半日かかる道のりを3時間でアルジェニアの国下町に到着した。城に入ると早々に

クレフ
「謁見するまで、一人にしてください」

と、クレフさんは姿を消してしまい、僕はこの部屋に通されて、備え付けのバスタブを使わせてもらい…汚れを落としてサッパリして出てきてみたら、新しい服が用意されていた。
六人分のベッドに、大きなテ-ブルと16人分の椅子。タイア-ドさんによると、近衛隊の部屋だそうで、窓の眼下には兵隊さんたちが稽古をしていた。

ニコラス
「僕も、ちゃんと稽古したら強くなれるかな?そうしたら、また戦闘になっても、ガタガタ震えなくていいよね、君も…」

まだ、戦闘の感覚が残ってる。よく洗ったつもりだけど、血生臭いきがする…
母さんを守るつもりで始めた剣の稽古だけれど…

「チチッ」

ニコラス
「…君の名前、決めなきゃね。…アニス…アニスでどうかな?」

「チチッ…チチッ」

アニスと呼ばれて、僕の肩や頭を飛んで跳ねてるとこをみると、気に入ってくれた?

ニコラス
「アニス、今度こそ、守らせてね」

アニス
「チチッ」

ニコラス
「あ、はしゃぎ過ぎだよ、アニス」

アニスは僕の頭から滑り落ちて、窓際の鉢植えに落ちて、鉢植えと一緒に床に落ちた。鉢植えは割れてしまったけれど、アニスは鉢植えの花がクッションになってくれたようで、ゲガはしていないようだ。

ニコラス
「アニス、ケガは?ああ、せっかく蕾を付けたのに…可哀想だね。まだ、大丈夫かな?」

アニスが僕の肩に戻り、僕が潰れた花に手をかけた時だった…

ニコラス
「花が…」

僕の手の中で、潰れてくったりとなっていた花が、みるみる元に戻り、蕾がふっくらとして…白い花を咲かせた。

えっと…
不思議花?

タイア-ド
「少しは寛げたかな?」

ノックと共にドアが開いて、さっきとは違う格好のタイア-ドさんが現れた。白い甲冑に白いマント、これが正装なのかな?

タイア-ド
「それは…」

ニコラス
「ごめんなさい。不注意で鉢を割ってしまって…」

タイア-ド
「…気にしなくていい。それより、こっちへ」

花を持ったまま、僕はタイア-ドさんの後について部屋を出た。

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