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『世界の肖像』コミュのかぐや姫と「ゆりかご」と女の子

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今年、2007年、
インドのある田舎の村で、
1人の農夫が、
土の中から何かが出ているの見えた。

彼が、掘り出したものは、
生後2日の生きた女の赤ちゃんで、
見えていたのは、その子の手だった。


まるで、かぐや姫か何かの
おとぎ話のような出来事だが、
その現実は、
恐ろしく、そして、悲しいものだった。


ほどなくして、警察は、
赤ちゃんの祖父、
アブル・ラーマン、52歳を逮捕した。

彼には、未婚の娘が4人いて、
これ以上、自分の家に、
新たに「女の子」が加わることは、
無理だと考え、
赤ちゃんを、生きたまま埋めたと自白した。



インドでは、結婚するとき、
女性の家が、男性の家に、
お金を払う風習がある。

そして、それは、貧しい家庭では、
大変な負担となる。

このため、多くの人々が、
女の子を望まない。



インド政府は、20年以上も前から、
胎児の性別を知らせることと、
性別を理由に堕胎することを
禁止してきている。

しかし、国連の機関、ユニセフによると
生まれてくる赤ちゃんの性別の比率は、
インド全体では、
男の赤ちゃん1000人に対して、
女の赤ちゃんの数は、927人。

特に、インド・パンジャーブ州では、
男の赤ちゃん1000人に対して、
女の赤ちゃんの数は、
たった798人だ。



また、2003年の
ブリティッシュ・メディカル・ジャーナルに発表された
インド、デリーの
セント・ステファンズ病院の調査によると、
インドの(特にある地域の)女の子の赤ちゃんは、
男の子の赤ちゃんよりも、
多く死んでいるという。


「一般に、女の赤ちゃんの方が、
 男の赤ちゃんよりも、
 強い(生き残りやすい)にも関わらず、
 ある特定の地域では、
 女の赤ちゃんの方が多く死んでいる」

調査を行った、Dr.アモット・クマール医師は、
そう語っている。


別の調査では、
タミル・ナードゥという地域では、
生まれた1000人の赤ちゃんのうち、
16人の女の子が、
生まれてすぐに殺されてしまうといい、
また、インド南部の特に貧しい地域では、
女の赤ちゃんの死因の15%が、
殺害によるものだという。


実際、多くの母親が、
自分の子どもを殺害したとして、
逮捕、実刑を受けている。


だが、その母親も、被害者だと、
元ボンベイの高等裁判所判事
スレシュ(Suresh)さんは言う。

「赤ちゃんを殺すことは、
 夫や、義理の両親によって決定されます。

 もし、その命令に従わなければ、
 家族から、彼女が、
 攻撃の対象とされてしまいます。」



今年、2月には、
複数の胎児、または、新生児のものと思われる
390個の骨が見つかり、
また、7月には、
ポリ袋に入れられて捨てられていた
白骨化した胎児、または、新生児の死体が、
40体分見つかり、医師などが逮捕された。


インド政府によれば、
この20年間に、
堕胎された女の胎児と、
生まれてすぐ殺された女の赤ちゃんの数は、
1000万前後だという。


だが、たとえ生きていたとしても、
「邪魔な女の子」は、
お金で、奴隷同然で、
売られてしまうケースも後を絶たない。



今年2月、インド政府は、
日本の「赤ちゃんポスト」とおなじような
何らかの理由で、
家族が育てられない赤ちゃんを引き受ける
「ゆりかご」を、
インド全国の
あらゆる場所に設置する方針を打ち出した。


冒頭のおとぎ話の赤ちゃんは、
名前もないまま病院に収容された。

体重は、1700グラムだった。

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関連リンク
BBC
Girls at risk amid India's prosperity
18 August 2007
http://news.bbc.co.uk/2/hi/south_asia/6934540.stm

BBC
Baby survives being buried alive
5 July 2007
http://news.bbc.co.uk/2/hi/south_asia/6275770.stm

BBC
Cradles plan for unwanted girls
18 February 2007
http://news.bbc.co.uk/2/hi/south_asia/6373043.stm

RTE
Female baby skulls found in well
25 July 2007
http://www.rte.ie/news/2007/0725/india1.html

The Guardian
Foetuses aborted and dumped secretly as India shuns baby girls
July 28, 2007
http://www.guardian.co.uk/india/story/0,,2136618,00.html

Reuters
REFILE-Indian police find 30 bags filled with baby bones
23 Jul 2007
http://www.alertnet.org/thenews/newsdesk/DEL167328.htm

BBC
India police probe baby bone find
18 February 2007
http://news.bbc.co.uk/2/hi/south_asia/6374083.stm

BBC
Life for India baby girl killers
17 April, 2003
http://news.bbc.co.uk/2/hi/south_asia/2956065.stm

BBC
India rights campaign for infanticide mothers
17 July, 2003
http://news.bbc.co.uk/2/hi/south_asia/3071747.stm

BBC
India's lost girls
4 February, 2003
http://news.bbc.co.uk/2/hi/south_asia/2723513.stm

BBC
Indian girls 'more likely to die'
18 July, 2003
http://news.bbc.co.uk/2/hi/south_asia/3076727.stm

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『世界の肖像』子ども関連
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コメント(56)

同じ子をつ母として、悲しい現実に胸が痛みました。
助かった大切な命がどうか救われる事を祈ります。。
こういった習慣を無くす努力を行政がしっかりやってくれたら。。と思います。
インドでの持参金とそれをめぐるトラブルは知っていました。
目をみはる、経済成長を遂げているにもかかわらず、以前として、男女の差別と経済的格差は続いていくのでしょうか。
やるせないな。。
中国でも似たようなことが起こっていますよね。
中国も男子に比べ、女子が少ない。
結果、結婚相手の誘拐などの犯罪が懸念されているとか。
なんて浅はか何でしょう、人間は。
世界人類が平和でありますように。
お金などに縛られない自由な社会となりますように。
わたくしたちの天命がまっとうされますように。
中国で起きている同様の事例は、以前CBSドキュメントで放送していました。
とある学校では、男子150人に対して女子は100人。
明らかにアンバランスです。

1人っ子政策の影響で、出産した女性は避妊器具の装着を確認するためにポータブル超音波診断機を使います。
その時、胎児の性別を調べて男子が生まれるようにする。
10年で恐らく800万人の女の子が中絶の犠牲に。
こうしたことが行われているというのです。

中国の一部では、男女比率の差が大きくなり嫁不足になっています。
そのため、幼い女の子を誘拐することがあるとも聞きます。

インドや中国だけではありません。
養老孟司が書いた「死の壁」でも触れられていますが、日本でも病気の子どもは間引かれています。
重症サリドマイド児の死亡率は欧米で25%。
日本は75%。
加えて日本は人工妊娠中絶が表向きの数字で年間30万件あります。

人間の都合によってバランスが崩される。
そして闇に葬り去られる命がある。
恐ろしいことです。
インドの嫁ぐときにお金がかかるという話は有名ですね。
古き良き名古屋の風習を瞬間思い出しますが、そんなものと
比べるような問題ではないですね。女は金がかかる、そういう
笑い話ですまされる問題ではない根強い男女差別を感じます。
女性はお金を払わないと嫁にももらってもらえなくて、しかも
子供を産め、家族に一生仕えろ、そういう風習はもうなくても
いいのではないでしょうか。男の子を産むと誉れだといった日本の
古い考え方も今ではなくなっていますものね。
男女は、支え合ってこそ、この世に存在しているはずなのに
インドでは農薬などの影響で赤ちゃんが奇形になってしまうケースが多く、その多くが間引かれると聞いたことがあります。

女の子というだけでもそうなんですね。

こんなに多くの赤ちゃんが命をたたれる一方でインドは代理母出産ビジネスがブームだと聞きます。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20061117/113920/


これは貧しい人がお金を稼ぐ手段にもなっていると、貧しい人にお金を稼ぐ機会を与えていると政府が認めているから合法なのだというブローカーや依頼人の声もあるそうですが、矛盾を感じますね。

殺されなかったんだからと無理やりに代理母出産をさせられる少女などがいないといいですけど。

やるせないな・・・。
ほんとうにやるせないですね。

でも、法律やなんかを制定するだけでは解決はしないんでしょうね。

風習や慣習を変えていくってどうすればいいんでしょう??
長年の間に培われた歪んだ慣習・・

人が人として自然に生きるって簡単そうなことなのになぜこんなにも難しくなってしまっているんでしょう・・
ただ、近代化以前の日本も同じでした。
女だから、殺す、堕胎してたわけではありませんが、
やはり、貧困の問題を解決しないかぎり、個人の理性とか、国家による、強制では解決しないと思います。
以前フランスで見たドキュメンタリーで、インドではこの女児殺しのために嫁不足が起こっていると聞きました。それでは、女性に価値が出てちょっとした地位の変化はあったのか、と言うと、逆で、年頃の貧しい家庭の若い女の子は人買いに安く買われ、金で売られ、または転売されるケースが増えているようでした。完全に家畜と一緒ですね。現地で働くNGOの人たちは、学校などでもあまりにも女子の数が少ないため、インドの(特にパンジャーブですね)将来が不安だ、と言っていました。
自然に逆らうことをして、嫁不足だと騒ぐ彼らを見て冷たい感情を持ってしまいましたが、それでも女の子が殺され続けていると言うことを考えると、本当にやるせないですね。ダウリーに関しては、かなり前の本ですが謝秀麗の「花嫁を焼かないで」、などが詳しいと思います。サティーという夫が先に死んだ場合火葬の場で夫の遺体と共に生きながら焼き死ぬのが名誉なことだ、とされる伝統についても触れられています。
上の方の投稿にもありますが、

せっかく大人になっても、

「お父さん、お母さん、持参金がかかるので
 ごめんなさい」

といって自殺してしまったり、

結婚した直後に不自然な死に方
(夫の家では、
 「料理の途中にサリーに火がついて死んだ」といっているが
 ガソリンのにおいがする)

でなくなることがあるようです。

「花嫁を焼かないで」
今検索してみましたが、現在は入手が難しいようですね…
法律としてその持参金制度は 廃止になりましたが、これだけ多くの人間の伝統を たかが法律で 廃止できないのは 事実です。実際 わたしの日本の地元の近所の女の子も 相手が部落者出身だからと 何年も結婚を反対されていましたし。
2000年になっているというのに。。。

インドいおいての 女卑の話をすると 
ある地方では 10歳を過ぎた頃 許婚を 決められます。
そしてその女の子が 適齢期18歳くらいになったころ 結婚するのですが、もし それを 拒むと 「傷モノ」として 親に ムンバイなどの 売春宿に 売られるそうです。
ここインドでは 性的関係に対して かなりハードルが高く、「傷モノ」といっても もちろんバージンですし、異性と手をつないだこともない子がほとんどです。

ちなみにわたしが暮らすのは トピックに出ている タミールです。ここも まだまだ保守的な所だと 感じております。
未来の夢を見る事もなく・・・。
発展し続けているインドですらこのような事がまだまだ、当たり前の様に起こっていると思うと、切なさと怒りと色々な思いです。
「ゆりかご」は日本でも賛否両論ですが、これは国がしっかりとした方針を出してくれれば良い方向に行くと思ってます。
罪のない命を簡単に無くさないで・・・。
女盗賊プーランを読むと、これらの現実が詳しく描かれています。

昨年夏、南インドで活動するNGOを視察してきました。
昔に比べてダウリー殺人は減ったとはいえ、
やはりまだ少数ですが起っているようです。
ただ、女性の自立支援のためにSHGという自助グループが各村で立ち上がっており、少しずつですが状況は改善しているように思われました。
「女盗賊プーラン」私も読みました。
インドで女性として生きること、貧困の凄まじさが書かれています。

以前、インドの遺跡が見たくて旅行に出かけたことがあるのですが、果てしなく続くスラム、サリーを来た女性が裸のわが子を傍らに道路工事をしている様など、驚きを隠せない光景をたくさん目にしました。

その旅行で現地ガイドをしてくれた方は、日本語が堪能なインド人の男性でした。彼も「妹の持参金の貯金」のために働いていると言っていました。彼のお父さんも、すでに定年退職された高齢の方でしたが、観光地で記念写真を撮る仕事をして、娘の持参金を準備しているそうです。その家庭は、インドでは中流以上の家庭だと思いましたし、妹さんも高学歴で美しく、堪能な日本語を活かして現地の日本企業の秘書をしていました。
本当に仲の良さそうな家庭で、因習に縛られることがなければ、きっと幸福な家庭なのだろうになあ…と、いろいろ考えさせられました。
「どんな人が好みかなんて、わたしには言えないわ。それは父と兄が決めることだから」
はにかみながらそういった、ガイドの妹さんの言葉が忘れられません。
古くからあるどんな習慣、伝統でも、地域に根付いているものですから、それを法律の力でなくそうとしても、かなりの困難があります。それは、インドに限られているものではなく、どこの国でも、多かれ少なかれ、あることです。悪しき習慣は、淘汰することが望ましいのですが、どういう基準をもって、悪しき習慣とするかが、この問題を解決していく上で、重要なポイントとなると思います。
赤ちゃんポスト。

ある特定の宗教団体の押し付けがましい偽善を感じます。
たった一人の神のために、いままでどのぐらいの犠牲を払った事か。

子は宝。
その宝を、捨てない、殺さない、売らない、買わない。

世界のトップと言われてる人達に、真剣に考えて貰いたいものです。
タイでは逆に男性側が女性側の実家に持参金を渡す習慣があるようですが、それで男性を…という話は聞きません。

根が深いです。
日本のも含めて、背景にどんなものがあったのか知りたいですよね。いや、こういうことこそ知る必要があるのでは・・・。

個人的には、こういう社会現象が個々人の意志や感情の問題だけで増減することは、基本的にありえないような気がします。しばしば非難される民族性は遺伝子の中にあるものではなく、環境と後天的な思考の中に生み出されたものではないかと私は信じています。

日本のもインドのも中国のも、背景にどんな構造(?)があるのでしょうか。そこを置き去りにしたまま「対策」や「禁止」を講じても、根の部分は何も変わらないし、何も「解決」しないのでは・・・。

それにしても一体何が・・・。



実は、自殺もそうですが、堕胎の数なら「公式」な数ではインドよりも日本の方が多いのです。インドでも代理母出産含めた生殖医療技術は発展していますが、それに関する所謂「倫理的な問題」は患者の側にも医師の側にも見られないと聞きます。これは果たしてただの「倫理観の欠如」なのでしょうか。表面上問題にはなってはいても、あるいはインド以上に日本の自殺と堕胎は、異様、異常なことといえます。どちらの「揺り篭」にも単純に反対するつもりなどないですが、こうした表向きの対策だけで簡単に解決する問題にも見えません。
おなかを痛めた子供を自身の手で殺さなければならない状況。そんなんどうにかしたいですね。

国内での虐待もそうですが、これは、国がどうにか出来る問題のように感じます。

土の中に埋められた子。
救われた子以上に、隠されている子たちの幸せを願います。どうか、ささやかでも愛を。
インドには経済的に子供を育てることが困難な家族の為に孤児院とか、日本の児童施設的なものはないのかな?

もし、あるとしたらどうしてそこに預けないのかな?
日本と違って、ちゃんとした夫婦間で望んで出産したはずの赤ちゃん。その赤ちゃんが女の子だってことで殺してしまう。


>実際、多くの母親が、
自分の子どもを殺害したとして、
逮捕、実刑を受けている。
>「赤ちゃんを殺すことは、
 夫や、義理の両親によって決定されます。

 もし、その命令に従わなければ、
 家族から、彼女が、
 攻撃の対象とされてしまいます。」


1人の母親として、自分が攻撃の対象となるからだけでは自らが産んだ子を殺めることはできない。皆がみんなそうだとは言わないけれど、多くの母親は自分の命に代えてでも守ろうという本能があると思う。
その事を最近ずっと考えていました。望んで出産した子を自分で手にかけなければいけなかった母親の気持ちを。


そして思いました。
きっと、女の子ということで将来を悲観して、赤ちゃんのための選択だと思って(信じて)そうするんじゃないのかな。


>だが、たとえ生きていたとしても、
「邪魔な女の子」は、
お金で、奴隷同然で、
売られてしまうケースも後を絶たない。


親はきっと考えるのでしょう。
施設に連れて行って育ててもらっても、大きくなってこの子は幸せかと。



だとすると、赤ちゃんポストでは救えないんじゃないかな。問題はそこじゃないんじゃないかな。
日本の大学院に短期留学に来てた元カーストが一番高い位という女性に、「インドに貧しいひとがたくさんいることをどう思いますか?」と尋ねたら、「貧乏でいたいひとが貧乏でいるのです。貧乏でいたくなかったら金持ちになる方法はインドにはいくらもあります。差別はインドだけでなく、世界中どこにもありますから。インドは制約のない自由な国ですよ」と、答えました。その方、翌年結婚を控えていて、1週間の宴を500人くらい招いてするようです。あせあせ
格差社会って、自分の周辺のことしか見えないですね。日本もそういうとこあります。
視野を広くして、自分のいる位置の特殊性をしっかり認識したうえで、ものごとを考える必要を感じます。
はじめまして。
コミュニティに参加させていただきますゆんこと申します。
よろしくお願いします。
私は、自分のおかれている環境とはまったく違う環境の悲惨さというものを、どこまで自分が受け止められているか・・・。
それによって何が自分の中で変わり、何ができるか・・・。
と、いうことを考えるのですが、遠い空の出来事といった感情がぬぐえません。
もちろん想像すると切ないし苦しいし、恐ろしい。
ただ、その状況に入り込むと想像を絶する苦痛が存在しているため、心に制御がかかるような気がします。
私にはまだ、少しずつの募金を積み重ねていくことしかできず歯がゆいです。
嘆くことしか今はできないけれど、自分がもっと成長していけたとき行動がおこせたならと思いました。
日本でもインドでもそうだが、望まない子なら最初からつくらなければいいのに。と、暗いニュースを見るたびに思う。

世の中には望んでも授からない人達もいるのに…
インド政府も性別の判断の禁止とかじゃなくて結婚の時のお金の受け渡しの禁止とかをするわけにはいかんのでしょうか…
いつも拝見しています

日記転載させていただきましたうまい!

インドでは、結婚するとき、
女性の家が、男性の家に、
お金を払う風習がある。

そして、それは、貧しい家庭では、
大変な負担となる。

このため、多くの人々が、
女の子を望まない。


どうしてですか??

この負担をお互いの家にするとかじゃダメなんでしょうか?

そんなにたくさんの女の子の命が奪われてるのに・・


インドでは夫からの暴力がとても多いと聞きました。

男性強いから?だから変えられないの?








9月16日までやっている、横浜国際フォトジャーナリズム・フェスティバルで、インドの女児が歓迎されていない事実を知りました。
インド版赤ちゃんポストですか…。
この世の話とは思えない女性の身分の低さと運命・・・・

過酷過ぎる世でも、闇に葬られた霊魂の怨念が

世界を滅ぼしているのかも知れませんね。

生きるも死ぬも、生まれいずる権利もないとは・・・

まさに、闇の中の暗黒より黒い場所である。
インドの幸せ????

あんた男でしょう。
男に女の気持ちがどれ位分かるのよ。


どんな階級でも、産まれて死ぬ事は、平等です。
どんなに、黄金の仮面で、葬られても、霊魂の存在します。
これ、真実ね。
輪廻と言って、インドは、昔から人の命と霊魂の区別も分からない
階級制度の国。
こんな国は、輪廻といって、抜け出せない世界。
いわば、インドのトップでも、廻り廻りの罪を作って行くだけです。
闇に葬られた霊魂の為に、私達に出来る事から始める心構えが
本当の世界平和への道ですわ。
痛々しいお話しです。

日本では「女の子が生まれるまでがんばる!」といっているお母さんもいるのに。

インドの結果として「無用な女の子をなかっとものとして抹殺する」ような決まりは改めるべきもの。

だけど、「ずっとおこなわれてきたもの」「みんながしたがってきたもの」を変えるのはたいへんなこと。

作った人が自分の身分を守っていく、自分たちにとって都合の良いための法律なのでは?


「息子が欲しかった」 生後3カ月の娘を実父が殺害 インドの現実(CNN)
http://www.cnn.co.jp/world/30006987.html

インド・バンガロール(CNN) レシュマ・バヌさん(19)は携帯電話の小さな画面を見つめていた。そこに映っているのは、生後3カ月でこの世を去った娘のアフリーンちゃんの姿だ。

警察によれば、アフリーンちゃんはかみ傷やタバコによるやけどに加え、首を脱臼した状態で病院に運び込まれ、死亡した。犯人として逮捕されたのは実の父親だった。

バヌさんの夫は息子を欲しがっていた。娘が生まれて間もなく「この子を結婚させるには何十万ルピーという金がかかるだろう。それだけの金をお前の実家からもらえるなら育ててもいい。だが無理なら殺してしまえ」と言ったという。それから3カ月後、事件は起きた。


インドでは女の子だという理由で幼い命が絶たれるケースは珍しくない。多くの場合は人工妊娠中絶という形で、女の子は「間引き」される。


インドでは産科医が胎児の性別を両親に告知することも、性別を理由に中絶することも法律で禁止されているが、横行しているのが現状だ。専門家によれば、特に教育水準が高く経済力のある富裕層で中絶するケースが多いという。

インドでは伝統的に、男子は跡取りであるのに対し、女の子は結婚すれば家を出て行く存在だ。おまけに娘を結婚させるには「ダウリー」と呼ばれる持参金や贈り物が必要となる。ダウリーは法律で禁じられているが、さまざまな形で生き残っている。

1男4女を育てたバヌさんの両親のように、男女を問わず子どもを大事にする親もいる。バヌさんの母は言う。

「事件のことを思うと胸が張り裂けそうになる。私は自分が飢えていても子供たち全員を食べさせてきたし、子供たちみんなに幸せになってもらいたいのに」


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写真:実の父親から暴行を受け死亡したアフリーンちゃん
悲しい事件です。この風習をなくすには法律で禁止するよりも、やはり教育しかないだろう。インドで女児や女性のレイプ事件が多発しているのは、ここにあるのかもしれない。男女比も原因の一つと言えるのかも。世の中で一番醜いものは偏見と差別。教育は大切だ。

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