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80's MANIACS (Gay Only)コミュのオジー・オズボーン氏亡くなる

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 イギリスのハード・ロックバンド:ブラック・サバスのリード歌手にして、ソロ歌手としての破天荒ぶりから「メタル・ゴッド」「悪のプリンス」などの異名を持つ偉大なシンガー:オジー・オズボーンさんが亡くなりました。

 トピックを立てておいて無責任なんですが、自分は余りハード・ロック/ヘビー・メタル音楽に詳しくないので、コミュ会員の皆様にご教示頂きながら、ゆっくりとこのトピックを進めていければ、と思っています。

 ではまず、彼がリード・ボーカルを務めるブラック・サバスの偉大な記録から始めます。

コメント(17)

 ブラック・サバスはUKアルバム史上、最初の1位アルバムと2枚目の1位アルバムまでのギャップ記録が最も長いバンドになりました。具体的には1970年発売の2ndLP「パラノイド」<左>から、2013年発売の19枚目のスタジオ・アルバム「13」<中>までの43年間です。

 一口に43年と言っても長いです。これに並ぶ記録は、実質8年間の活動で、その後にベスト盤が21世紀になって1位になったビートルズくらいじゃないでしょうか?

 ではその「13」の1stシングル"God Is Dead?"(英シングル・チャート145位)のPVを貼ります。長いので聴ける方だけ聴いて下さい(笑)。

Black Sabbath - God Is Dead?
https://www.youtube.com/watch?v=OhhOU5FUPBE
 次に、オジー・オズボーンさんの、日本でのみ企画された1989年のベスト盤「BEST Of OZZ」<画像>から、彼の1980年代のヒット曲の幾つかを紹介します。
 同盤のWikipedia頁は
https://en.wikipedia.org/wiki/Best_of_Ozz
 です。

 このベスト盤の帯によれば、同盤はハード・ロック/ヘビー・メタル専門雑誌「BURRN!」の読者が選んだ、オジー氏のバック・バンドにランディ・ローズ、ジェイク・E・リーが在籍した時のベスト・テイク16曲を集めたアルバムだそうです。

 具体的には、1980年のソロ・デビュー盤"Blizzard Of Ozz"、1981年の"Diary Of A Madman"、1983年の"Bark At The Moon"、1986年の"The Ultimate Sin"のスタジオ盤4作から集めたベスト曲集です。

 このベスト盤から、PVがYouTubeで観られるヒット曲を発表順に載せて行きます。
 1曲目は1980年のソロ1st盤"Blizzard Of Ozz"「ブリザード・オブ・オズ〜血塗られた英雄伝説」<左>から、1stシングルだった「♪クレイジー・トレイン」<英49位、右はUK盤>です。オジーとボブ・デイズリー、ランディ・ローズの共作でした。

 歌詞は当時の米ソ冷戦と、それによって起こる絶滅への恐怖を扱っています。

 PV中のオジーの髪型に注目!後ろ毛の襟足を伸ばさない、ヘビー・メタルの歌手としては異色の髪型に挑戦している所に、オジーが1980年代という新しいディケイドにソロ・キャリアを始めた決意の大きさが伺えます。

OZZY OSBOURNE - "Crazy Train" (Official Video)
https://www.youtube.com/watch?v=FVovq9TGBw0&ab_channel=OzzyOsbourne
 次に同盤からの2曲目、"Mr. Crowley (Live)"「♪ミスター・クロウリー(死の番人)」(ライヴ)です<英46位>。画像はUK盤です。

 ここで聴けるランディ・ローズのギターソロは、彼のプレイの中でも、ヘビー・メタル史上のギターの名演とされています。

OZZY OSBOURNE - "Mr. Crowley" 1981 (Live Video)
https://www.youtube.com/watch?v=G3LvhdFEOqs&ab_channel=OzzyOsbourne
 次はオジーの1981年のLP「ダイアリー・オブ・ア・マッドマン」<左>から、「♪フライング・ハイ・アゲイン」<右はUKシングル盤>です。カナダで33位、米メインストリーム・ロック・チャートで2位でした。

 フィルム静止画を多用したPVは、当時としては(というか今観ても)中々に斬新な作りでした。もしかして、2000年代になって新しく作ったPVかも知れません。

Ozzy Osbourne - Flying High Again (Official Music Video)
https://www.youtube.com/watch?v=qmkJSHp3GOs&ab_channel=OzzyOsbourneVEVO
 次は同盤からの2ndシングル「♪オーバー・ザ・マウンテン」<画像>です。米メインストリーム・ロック・チャートで38位でした。

 ギタリストのランディ・ローズは1982年3月19日に亡くなっており、このライヴ映像は1982年1月7日、ニューメキシコ州アルバカーキでのライヴとの事なので、ランディの最末期のライヴ出演映像ではないかと思います。間違っていたら御免なさい。

Ozzy Osbourne - Over the Mountain (Live - Albuquerque, NM Jan 7, 1982)
https://www.youtube.com/watch?v=57k3AezB2HE
 次は1983年のLP"Bark At The Moon"「月に吠える」<画像>から、1stシングルだったアルバム・タイトル曲です。UK21位、米メインストリーム・ロック・チャートで12位。

 ギターがジェイク・E・リーに変わっての第1弾シングルでした。タモリ俱楽部の「空耳アワー」でタイトルの"Bark At The Moon"が「バカだもーん」に聞こえる、と云うネタですっかり有名になってしまいましたが、ランディ・ローズの穴を埋めようとして頑張っているジェイク・E・リーの速弾きプレイがなかなかのものだと思います。

Ozzy Osbourne - Bark at the Moon (Official Music Video)
https://www.youtube.com/watch?v=LplPi2CxNHI&ab_channel=OzzyOsbourne
 次はいよいよ1986年のスタジオ4作目"The Ultimate Sin"「罪と罰」<左>からの1stシングル"Shot In The Dark"「♪暗闇にドッキリ!」<右>です。UK20位、米メインストリーム・ロック・チャートで10位でした。

 この邦題を最初に見た時、オジーのシングルと注釈が無ければ、どこのB級アイドルの新曲だよ?と思うようなタイトルで驚きましたが、それだけオジーが日本ではメジャーな存在であることの裏写しだなぁ、と考え直したものです。

 イントロのギターから心を捕まれる展開で、PV開始1:24頃から現れるオジーの、宝塚の男役みたいな衣装も凄いなーと思ってしまいます。

OZZY OSBOURNE - Shot In The Dark - Official (Remastered, 4K, 60 fps, best quality)
https://www.youtube.com/watch?v=jxXTJyghWlg
 「罪と罰」からの2ndシングルは、アルバム・タイトル曲の"The Ultimate Sin"「♪罪と罰」<画像はUK盤>でした。「♪ライトニング・ストライクス」とのカップリングでUK72位でした。

 恐らく歴代PVの中で一番、小芝居をしているオジーが見られるPVと思われます。テンガロン・ハットに背広姿で重役会議に出る姿が可愛くて仕方が有りません(笑)。

 一旦ここでお休みします。

OZZY OSBOURNE - "The Ultimate Sin" (Official Video)
https://www.youtube.com/watch?v=O_ypaOIVmaA

オジー・オズボーン氏の訃報残念ですね。
とはいえ、私は彼のアルバム聴いてないんです。元々ハード〜メタルロックあまり聴かないうえに、紹介くださった「月に吠える」をはじめ、蝙蝠食べたり、と、過激なメイクや行動が、ついて行けなかったのが、原因ですね。

とはいえ、やはりレジェンドのアーティスト、ご冥福をお祈り申し上げます。
>>[12]、オジー・オズボーン氏の訃報は残念です。自分も利いた風な解説を書きましたが、実はリアル・タイムでは余り聴かなかったんです。

 オジーさんのステージ上での奇行は、実は彼のエンターテイメント魂から来てたらしい事は、続きのコメントで書きますね。

 確かに、過激なメイクや奇行は聴く人を選ぶ性質のものでしたが、実はオジーさん、息子さんが音楽業界で働いててもうかなりのベテランらしく、お孫さんにも囲まれて、幸せなおじいちゃんという感じのインタビュー映像もYouTubeにアップされてますし、日本のハード・ロック評論家の伊藤政則さんと仲が良くて、来日して「オレ日本のカレー中毒症だよ」と言いながらカレーバーガーを食べる様子は、嘗てのおどろおどろしいハードロッカーとしてのイメージとはだいぶ違う、やんちゃなお爺ちゃんロッカーという感じでした。

 とにかく後世のヘビー・メタル・アクトに彼が与えた影響は計り知れないと思います。ほんとにご冥福をお祈りしたいです。
 オジーさんのヒット曲で紹介し忘れたものが有りました。それはリタ・フォードとの共演曲"Close My Eyes Forever"「♪永遠の眠り」のリミックス<左は日本盤CDシングル、中はプロモ用アナログ・シングル>です。オリジナル・バージョンは前者の、1988年の4thアルバム「LITA」<右>に収録されています。

 リタ・フォードは、シェリー・カーリーやジョーン・ジェットが居たオール女性ハード・ロック・バンド:ザ・ランナウェイズのリード・ギタリストでした。

 同曲は1989年に米ビルボード・ホット100でピーク8位を記録し、リタとオジー双方に取って最大のシングル・ヒットになりました。以前にこの曲を紹介した時は「美女と野獣のデュエット」と書きましたが、今聴くとかなり良く出来たバラードだと思います、オジーさん御免なさい(笑)。

Ozzy Osbourne And Lita Ford - Close My Eyes Forever (HQ)
https://www.youtube.com/watch?v=foGkU6x3eSE&ab_channel=alexistt225
 ここからは曲紹介を離れて、オジー氏に関係する話を少し。まず、私が聞いた、ブラック・サバスに関する信じられないような話を紹介します。

 1980年代に、近所のレコード屋の店主と仲良くなって聞いた話なのですが、「ブラック・サバスがラジオ放送で余り掛からないのは、バンド名が『部落差別』に似ているから」という話でした。

 別にバンドメンバーがスキャンダラスな事件を起こしたとかではなく、単にバンド名が日本語の放送禁止用語にたまたま似ていたからという、どう考えても理不尽な理由から、ブラック・サバスの曲がラジオから締め出されていたという事実は、頭をガーンとトンカチで殴られたような衝撃でした。

 現代のワイドFMのクリアな音でなく、70〜80年代の感度の悪いAM放送でなら考えられない事もないですが、それにしてもブラック・サバスのメンバーがこの話を聞いたら呆れるでしょうね。

 次にオジーさんのライヴ・ステージでの話を。
 次にオジーさんのライヴ・ステージでの話を。オジー氏がライヴで、客席から投げ込まれたコウモリを食った話は有名ですが、これはオジー氏のサービス精神がどんどん増幅して行った為…という話題です。

 私がラジオで聞いた、オジー氏のインタビューによると、客席からステージに投げ込まれたコウモリを食った話に付いてオジー氏曰く、
 「最初の頃は、ゴム製のおもちゃのコウモリが数体投げ込まれる程度だった。客を驚かすためにそのオモチャを食い千切る行為をしていたらある日、本物のコウモリの死骸を投げ込んだ奴が居たんだよ。食い千切ったら血が出たけど、ライヴ後に病院で診て貰ったら、感染症とかになっていなくて安心した」という事でした。

 このエピソードを聞いて僕が凄いなと思ったのは、コウモリの死骸が本物だと分かった時点でライヴを中断する事はせず、一旦ライヴを終わらせてから病院に行っている所です。普通のアーティスト…と言っても普通の人ならコウモリを食い千切ったりしませんが(笑)、コウモリを食い千切るパフォーマンスをしてたら本物が投げ込まれて、その本物を食い千切る…といった調子で、客とオジー氏とのやり取りの中で、ウケを得るたびに奇行がエスカレートして行った…と云うのが容易に想像できます。

 何が言いたいかというと、オジー氏はハードロック/ヘビーメタルの美学に徹した唄声を持ちながら、それ以前に客にウケると堪らなく高揚する、所謂「芸人」体質の人だったのだろう、という事です。

 コンサートに来るお客さんをどう盛り上げるかは千差万別でしょうが、例えばジェネシスならライヴ会場の照明の変化で盛り上げる所が、オジー氏の場合は様々な「奇行」だったのだろうと推測します。

 亡くなる数週間前まで、車椅子に座りながらもツアーを続けて、家族に見守られて亡くなったそうですから、実態はファミリー・マンながら「悪の帝王」を演じ切った、芸人冥利に尽きるアーティストだったのかも知れません。

 以上、私感によるオジー氏考でした。オジー・オズボーン氏のご冥福をお祈りします。
 >>[16]ますくん、イイネ!有難うございます。

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