今日は新国立劇場で最後のオペラ観劇
カルメンでした
最後のといっても自分にとって今年最後
今年もたくさんのオペラを観ました
でもカルメンはオペラ十八番といえる人気作品なのに
ナマで観るのは久しぶり
数年前に友人のお嬢さんがフラスキータ役で出た
渋谷の区民オペラ、それ以来かな
その前はもう何十年前になることか
小澤が指揮した二期会公演は30年近い昔のこと
平日だったので18時15分開演
会社が終わって駆けつけたけど、既に序曲が始まっていた
それでも構わず劇場内に入ろうとすると
案内係の女性に阻止された
開演後は入場禁止なんですね
そんなこと言ったって、入場料払ってるんだから
爪を立ててつかみかかってくるオンナを突き飛ばして
入りました
そのことだけが記憶に残っている(爪跡は残ってません)
今回の新国立劇場の公演は余裕を持って行きました
演出は畏友鵜山仁君
オペラ芸術監督の若杉弘氏から「奇抜なことはやらないように」
という注文があったらしくて、極めてまっとうな演出でした
カルメンとかボエームとか椿姫という十八番は
あんまりこねくり回さない方がイイ
そのままで充分楽しめます
ということで楽しみました
作曲者ビゼーはカルメンの初演から3ヵ月後に
36歳の若さで亡くなった
彼にとって最後のオペラになりました
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