もし、残された座員たちの合議制ということが機能するのであれば。
ここまでグズグズに崩れてきた一座に関する責任追及という形で、
翠羅臼にはここらで御退場願う（つまり追い払う）という方法も
残っているだろうと思われる。
妄想のようだが、現実に検討して損はない選択肢ではなかろうか。
ちょっとシミュレートしてみよう。
そうなるとすると、状況の変化に対し、こちらも心構えをする必要が出てくる。
�ゝ�都公演
翠羅臼の売名行為に使われる可能性がなくなるのであれば、
京都公演はむしろ成功してもいい、と僕は考える。
「曲がりなりにも筋を通そうとする」ことにもはや異論はない。
むろん原作通りにやるのはもう無理だ。
そもそもテントを建てるだけで丸3日かかるっていうんだからorz
もう、あんなムダに巨大で複雑なものは建てないでいいから
平安時代の「鴨川べりの小屋掛け」に戻って、
イントレと帆布と座席用のムシロで雨露だけしのぐことにして
残された者の動機と手腕のみでプリミティヴにやりきるのが得策というもの。
破綻したところから数日でなんとかするにはそれしかないだろう。
座に残ってるのは誰だっけ。
日本人側は、バンドはほぼ健在らしい。
俳優は、女優はもう一人もいない。
男は、大久保さんと伊牟田さんと、容態がよければ西村さん。2人か3人。
――3人？！…きっつー！
パレスチナ側は俳優4名と楽師が2名。
スタッフに関しては分からない。減ってることは聞いている。女傑宍倉さんは残ってる。
「不成立ごめんなさい公演」ていうことになるけれども、
経験上、そういう公演は、つねになかなか、良い。
第一に、観客の大半が味方についてくれる。演劇にとってはこれが一番大事だ。
「成立するはずのないものを捨て身でなんとかした」緊張感は、
かならず観客に伝わるであろう。
幸いにして、パレスチナ側俳優陣（特に男3名）のシーンはほぼまとまりがあり、
部分上演にはなんとか耐えるだろう（一場上演は歌舞伎以来の日本の得意技だ(^^
しかもチラシの表に書き抜かれてる部分も含まれてる。なんとかなる。
そして女優は歌手なので、バンドが生き残ってることもあり、
そうとう（1時間以上は）場をつなぐことができるだろうと思われる。
パレスチナ側のアピールも存分に述べられるだろう。
テント芝居の原点と底力も、遅ればせながら、見られるだろう。
それによってギャラが払えるようになったりはしないだろうが
（入場料は、取れて1000円くらいじゃないの？）、赤字は彼らのせいではない。
支援団体諸兄も、ここは金銭的問題の解決を残された俳優たちに求めるのではなく、
自分がなぜパレスチナを支援しこの企画に関わったか、自らの善意の質を再確認した上で
「パレスチナ側の真情がいかに日本の観客に伝わるか」に、当日は徹して欲しいものだ。
さいわい、この現状で京都公演をそれでもなお見に来る人って
そうとう「観客の中の観客」だと思うので(^^ アピール度はかなり高いと思われる！
�⊃虱絮韻�らの攻撃
京都公演のしんどさから解放された翠羅臼に残るのは、
試算によると1000万を超すとも予想される借金である。
公演後に事態の説明をすると表明していた彼の「説明」が
「自分がすべての責任を取ります」ということにならないだろうことは明白。
だがもう座長ではないのなら、居丈高に脱退者に責任をなすりつけることはできまい。
いそぎ再びロビー活動に奔走せざるを得まいが、
我々にとって困ったことに、彼にはそのための時間的ゆとりができてしまう。
このまま大人しく無関係になってくれればよし。
だがなんらかの攻撃が来ることは予期しないわけにはいかない。
�Ｋ姫劼犯新�
パレスチナ・キャラバンのコミュ管理人は、なぜか偶然、ヤスダだ。
彼女は京都公演が終わるまではコミュごと丸々の削除はしない、といっている。
だが、それは彼女の一存なのであって、じっさいにはいつ消えてもおかしくない。
記録として、複数の人がこのコミュのバックアップを取っておくことが必要だろう。
（あと、僕自身もアカウント削除される可能性もあるから
自分のも取っておかねばなあ）
で、コミュ消失と入れ替わりで、僕は「パレスチナ・キャラバンその後」
というコミュと、ミクシイ外のミラーサイトをつくる。
これは記録の開示を目的としたサイトで、
翠羅臼側がたとえば訴訟であるとか、ゴネだした時のための保険である。
そして黒谷さんやヤスダが徹底抗戦を望むのであれば
それを支持する場としての性格も持たせて、運営する所存である。
以上、小康状態のうちに考えられることを考えておきました。
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