お月様とヤモリ

昨夜のことであるが、１時過ぎくらいであろうか・・・

ついうとうとしていて、ひょいと眼が覚めたら何だか窓が明るい・・？？？と思ってよく見たらまん丸のお月様が網戸越しに部屋を覗きこんでいた（笑）


以前の日記でも紹介したが、私が住んでいる築４０年の木造風呂なしアパートは実は結構な「掘り出し物」的な部屋で、季節と時間と天候のタイミングが合うと、居ながらにして（しかも寝たままで！）お月様が拝めたりするのである！！


で、ついでにもう片方の窓に眼をやったら、別の「お客さん」が来ていた・・・「ヤモリ」である（笑）

インドやら東南アジアで生活していると、この「ヤモリ」というのは殆ど「同居人？」に近いので妙に親しみがあるのだが、実は我が部屋にも出没するのだ（笑）。


普段はどうやら雨戸の戸袋の中に居るらしいが、夜になると窓に張り出してくる・・・部屋の明かりがもれていてそこに蛾やら何やらが寄ってくるので、「ヤモリ」にしてみればこの窓が「食卓」なのである。


「ヤモリ」は「家守」とも言うくらいで、居た方が縁起が良い・・というか「自然な状態」に近いわけで、私としては東京の都心に近い（新宿から僅か２駅・・部屋からは都庁始め高層ビル群が見える、夜景も悪くない！）のに、「ヤモリ」が出る部屋に住んでいる・・のが結構嬉しかったりするのだ。

ガラス窓に数匹のヤモリがぺったりくっついて虫を食べている・・・のが、我が家の「夏の風物詩？」なのだが（笑）、今年はなかなか出てこないのでちょっと心配していた・・・。

というのも昨年一時期部屋の中をネズミがごそごそしてあれこれ散らかしてくれた・・・ので、もしやその時期にヤモリ一族はネズミの腹の中に消えたしまったのでは？・・・と推測したりしたのだった。

因みにそのネズミはある時を境にぷっつり居なくなってしまった・・・隣の部屋の住人がネズミ捕りを仕掛けたのかもしれないが、私としては当時界隈のニャンコ達に「ネズミ獲ってよ！」と話しかけていたので、連中の誰かが期待に応えてくれたのだ・・・と思うことにしている（笑）


日本に居ると、ヤモリもなかなかお目にかかれないしお月様も意識しない生活になってしまうが、インドやら東南アジアだとヤモリはもとより、お月様の満ち欠けでお祭りやら行事やらがあるので、かなりお月様の動向？には意識が行くようになる。


さあて、次の次の満月はアルナーチャラの夜空で見るぞ！、次回は滞在中に２度満月が巡ることになる・・・当地での満月限定屋台メニューである「タピオカ芋」のポテトチップスは私の大好物なのだが、それが２度食べられるのは誠に幸せではないか！！（爆）


左から、アシュラムの部屋の中にやってきたヤモリの赤ちゃん・同じくまだ若い？ヤモリのアップ・「タピオカ芋」ポテトチップス売りの屋台