毎週「ヤマトアンナマライ」の「ご案内メール」というものを皆様に送っているのだが、きょうの晩方に送ったメールにこんな内容を書いた。
>最近ダイエット情報として、「納豆」が取り上げられ一時的なブームのようですが、あれこれのブームに惑わされ無闇に踊らされないように、「心の安定・平和」を身体を通じて実現しよう!・・というのがヨーガのレッスンです!!<
それからしばらく経ってネットのニュースを見ていたら、この「納豆」ダイエットを取り上げた番組が、実はかなりいい加減な捏造をやらかしていた・・というのが伝えられていた(笑)
多分生産現場では大増産体制に入ってしまった後だろうから、膨大な在庫が生じる・・ということは、今度は一転して「納豆」大安売り、10個百円!なんて事態が生じるかもしれない。
しかしいずれまた似たような事件が発生することであろう。
さて、ヨーガレッスンはダイエットに効果があるだろうか?
答えは、「さてそれはあなた次第です」というのが正解である。熱心に取り組めば身体に変容が生ずるのは当然であるし、忘れた頃に思い出してたまにポーズをやってみてもどうにもなるまい(笑)
「ヤマトアンナマライ」のヨーガレッスンのポイントは、
自らの「内部身体感覚」に注意を向けるようにしていくことで、いかに「楽に体を動かせるようになるか?」の方に力点が置かれている。
それは別の方向から観れば、「何故自分の身体はこんな具合なのか?」を自ら探ることでもあり、引いてはそういう身体を形成するような生活を省察していくことになるはずだ。
と同時にそれは身体と不即不離の関係にある「心」の問題でもある。
だから例えばダイエットに関しても「何故私はダイエットをしよう・したいと思うのか?」という問いかけの方が重要ではないか?と思う。
そしてマスメディアから次から次へと洪水のように押し寄せる情報・・それは玉石混交であるし、選別能力を鍛える必要もあるのだが、その前に
「どうして自分はこのような情報に翻弄されねばならないのか?」
と自問することの方が大切である。
忘れてはならないのは、マスメディアは決して我々の利益を考慮して情報を流すのではなく、それによって「莫大な利潤を得るものの為」にやっているのだ・・ということである。
そして究極的には、「そのように思うところの『私』とは何であるか?」と問うことであり、それがバガヴァンの教えであることは言うまでもあるまい。
そしてその問いは「ただそこに在ること」・・「どのように・どんな風に」ではなく「私が在る」というそのこと自体が、それだけで「至福」なのだ!・・・という境地に導く問いでもある。
この境地がヨーガの最大の目的である・・と私は捉えている。
そして「ヤマトアンナマライ」のレッスンも、もちろんそれを目指したものなのである。
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