今日は午後のレッスン終了後に、久々に劇団というかパフォーマンス集団のTAICHI−KIKAKUが主宰する「身体詩ワークショップ」に参加してきた。
今年の2月から4月にかけて毎週土曜の夜に連続したワークショップに参加して多大なる感銘を受け(そのあたりのコラムを参照頂ければ幸いである)、自分のヨーガ・レッスンにも一部応用したりしているのだが、
夏季ワークショップはアルナーチャラ滞在と重なってしまって不参加、今回は代表のオーハシ・ヨースケ氏が約3ヶ月間の英国チェスター大学でのワークショップ開催を終了して帰国した直後の「特別ワークショップ
http://image.blog.livedoor.jp/taichi_kikaku/imgs/f/7/f7144622.jpg」である。
ここのワークショップは本当に面白く、楽しく、生き生きとした陽気が満ち溢れる大変幸せな実感に包まれるワークショップなのだ!・・最近引越しの反動?で何ともだらけた不活性な心身状況であったのが、僅か2時間強のレッスンですっかり活性化したような実感がある!
レッスン最後の「ファンタジーの創造と共有」では、冬のワークショップでもやった「トランク」のエチュードであったのだが、前回の時はその創造のトランクから私の前に飛び出してきたのは、「未来から来た私」であった(4月6日付けコラム「未来から来た私」
http://sirius02.blog6.fc2.com/blog-entry-158.html参照)。
さて今回は何がトランクから飛び出して来たか?というと、「一輪の花」なのであった・・・といっても具体的な何かの花としてイメージできたのではなく、こちらの想いを反映してバラになったり、ハイビスカスや極楽鳥花、或いは質素な白い花・・・という感じである。
でまあその花が「存在の至福の調和」という完全な宇宙である云々・・という事はさておき、今回の「トランク」エチュードの展開は何とも凄い事になってしまった。
参加者それぞれが、「自分がイメージしたもの」になって更にそれぞれのファンタジーが関係しあい交流しつつ展開していく・・ところまでは前回同様であったが、今回はそれから先に新しい設定があった。
その共有ファンタジーの時空に、オーハシさんが「新しいトランク」を持ってきて置く・・のである、そして参加者達がその場でそのトランクを開けるとしたらどうなるか?今度は参加者全体でのイメージ創造なのだ!
グループは2つに分かれていたが、私がいた方ではついつい私が全体をリードして誘導する形になってしまったのだが(笑)、我々の前に現れたのはSF映画に出てくるような?地球外物質で出来た不思議な感じの?トランク。
そこからは参加者全員が想像力を駆使してのドラマ展開、中に何かが入っている・・それはどうにも素敵なものの予感がするのだが、さてこのトランクは開け方が解からない・・・。
誰かが「多分きっとみんなの気を集めれば開く」と言い出し、全員でトランクに手をかざしてエネルギーを集中する・・・・とパチンと鍵の開く音がして蓋が開いて出てきたものは・・・・。
全員が「どっひゃーっ!」となって腰を抜かして天井を見つめる・・何かこう「とてつもない」エネルギーが放出され立ち登っていくのだ、火山爆発の噴煙のような、或いは竜が昇天していくような、天のみ柱が立ち現れ上昇していくような・・・私が想起したのは言うまでもなくアルナーチャラがその正体である「巨大なる光の円柱」を顕現されたヴィジョンなのだった!!
アクティヴ・イマジネーションをスピリチュアルな領域で扱うのは大変危険が伴うのは言うまでもないし、であるからには指導者にはそれ相応の技術的連度が要求される・・・幸か不幸か私にはそれだけの力はない・・のが事実である。
故に「ヤマトアンナマライ」の瞑想レッスンはそういう種類のものはやらないのだが、別にスピリチュアルでなくても意義のあるアクティブ・イマジネーションは出来るのだし、「演劇的レッスン」としてそれらを展開するのなら、私には充分な資質と技量もあるはずだ・・とあらためて実感した次第である。
そういうこともあって、おかしな話だが今回アルナーチャラに「呼ばれる」感覚がなくて、インド行きはやめた事は、どうやらそれは今日のワークショップに参加するためだったのではないか?と思いたくなった・・・。
御山の聖火は今年は「身体としての視覚」では見ることが出来ないが、このパフォーマンスのなかでヴィジョンとして圧倒的にリアルに立ち顕れたではないか!!
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