この溝を埋めるには？

さてさてこれは私の悪い癖なのだが、今年のメインイヴェントでもあった母の老人ホーム入居の引越しが終了して、なんだか途端に気抜けしてしまった感じで、東京に戻ってきて以降はずいぶんとだらだらした生活が続いている。

もっとも浜松から送った自分の荷物が届いた後で、その荷物を収納すべき押入れが満載状態・・ただし母のように「使いもしない贈答用品」ではなく、ここに引越して以来面倒臭くて処分せずに溜め込んでしまったダンボールやら梱包材やらの山である（笑）。

という状況だったので今度は自分の部屋の片付けに追われたりした・・実はまだ完全には片付いていない・・どうも自分の事となると億劫になってしまいがちである、とりわけ仕事の方で「現場の清掃・片付け」というのも営業範囲内だから、ついつい「自分の部屋を片付けたって金にならんしなあ・・・」などと考えてしまったりするわけである（笑）


先日書いたようにとりあえず今月の収入は充分に確保できたこともあり、こうなると当然仕事をしようという気にはならない（笑）、かくして何ともだらだらとした生活状態になってしまうわけである。



さて先週からヨーガレッスンを再開した・・・今日（２３日）は休日だし常連さんからの参加連絡も全然無しなので、「自主トレ」だろうと思っていつも用意するＢＧＭも持たずにのそのそ出かけた・・だらけた生活を送っているとさすがに身体のあちこちが鈍重な感じで固まってくるので、自主トレで思いっきり調整しよう・・という魂胆である（笑）。

ところがどっこい、先週から来られるようになった方（この方はラマナ・マハリシに興味あり！という方だったので、「野外レッスンに来られたのに、御苑の芝生の上に座り込んだままラマナやアルナーチャラの話で時間が過ぎてしまった・・笑）と本日初めて来られた二人組、の参加者があった！！・・どういうわけかレッスン再開以来「自主トレ」なし！という状態が続いているのだ（笑）、何ともありがたいことである。


実際参加者は増えそうで増えない感じだが、一方で自主トレが続いて、もう誰も来ないかなあ？とがっくりしていると、ひょいと数ヶ月ぶりに参加される方が来たり、アポなしで新しい方が来たり・・・波があって予測出来ない・・（笑）。


これではまだまだ生業化には遠いなあ・・と思ったりするが、最近ミクシィの方で知り合った京都のヨーガの先生、というか間もなく先生となる方が日記に書かれていた内容がなかなか素敵なのである・・彼のヨーガの師匠が彼に言った言葉なのだが、「誰も来なくてもとにかく続けろ！そのうちいずれ誰か来るようになる・・」

この記事を読んだ時、自分が師匠やバガヴァンに説教されたような気がしたのであった（笑）


自分がヨーガの先生をやりだしてから感じる事は、「興味がある」ことと、「実際に参加する」こと、そして「持続的に参加する」こと、の間にはかなりの深い溝がある・・ということだ（笑）


様々な機会にヨーガ・クラスの宣伝をすると、まあ世間でありがたい事にヨガ・ブームが続いているから、「興味がある！」といってくれる方は多い。しかしそういう方が１０人いたとしても「実際に参加」して下さるのは半分位だろうか？更に「続けて参加」して下さるのは２人いるかどうか？、「常連さん」になって下さるのは１人でもいて下されば大感激！・・・というのが正直な実感である。


もちろんその溝を埋めていくのは主宰者の力量なのだろうが、そういう点でまだまだ自分の力不足を痛感する今日この頃である・・・。