空き家での日々

月曜に引越し作業終了、母は新しい住居での生活に移行した。

私の方はその日の夜はホームのゲストルームに宿泊し、食事も入居者と同じものを食堂で頂いたが、火曜からは空き家に戻って後始末をあれこれとやっている。

急に寒くなったが、ホームは直火禁止なので石油ファンヒーターは持ち込めない為、処分待ちで空き家の方にあり、去年使い切れなかった灯油も残っているので、丁度今度の滞在中に使い切る感じである。

布団が何も残らないのは想定していたので、東京から寝袋を持ち込んでいる。若干の家電が残っているが（不動産屋が無料で引き受けてくれたからだ・・・会社に「夜逃げされた部屋」などの処分品の一時保管場所があり、そこへ持って行ってくれるらしい・・笑）、テレビは壊れているし、もちろんパソコンはないから何とも静かである。


後始末もほぼ目処がついたが、実家に保管していた私の荷物の発送が最後になるであろう。

今日の午前中に仕分けをやったのだが、若い頃に受け取った手紙やら先日も書いたような劇団関係の書類やらがごっそり残っていた。ちらちらと読み返すと懐かしいというより、何とも気恥ずかしい・・方が大きい、特に手紙の方は片思いの女性からのものなどは、今読み返しても考え込んでしまったりする・・（笑）


片思いのはずなのに、かなりの量の手紙が残っている・・・まあこちらが随分未練がましく手紙を書き続けていた(笑）わけだが、今時分なら｢ストーカー」紛いかも知れない。それにしても私のメール好きというのは今に始まったことでないようだ・・・文章が長くてしつこいのも不変である（現在それをお読みになっている方々よ、お許しあれ！・・笑）。


さてさて今回の作業は何かに似てたな？と思い出したら、以前仕事でデパートの大改装の内装管理のスタッフ代行で長期現場にいて、お店がグランドオープンした後、その現場事務所を撤収する・・というところまで従事した事が結構あったのだが、段取り組んで作業して最後にすっかり何もなくなって、｢長期任務終了」・・これと似た感じである。


今回の任務終了の段取りも目処がついた、１２日に完全退出してその日は四日市の友人に会いに行き、そのまま四日市泊。翌１３日に浜松には寄らずに(予定では）東京に戻ることにした・・・時間があるのでまた「お伊勢さん」を参拝してくるかもしれない。