mixiユーザー(id:1057202)

2006年10月14日20:30

80 view

馬子にも衣装

先日電車の中でのこと・・・たまたま座った席の向かい側に座っていた女性が、まあいかにも「エロカッコイイ」感じ、胸や脚の露出もメイクもチャラチャラ光るアクセサリーも・・という感じだった、またの名を「ケバい」ともいうのだが・・。

「おー、今時の若いねーちゃんだねえ・・」と思っていたのだが、ちょっとうとうとして目を覚ましたら、そのねーちゃんは読書をしていた・・「はて、どんな本を読んでるのかな?」とよーく見たら、な、なんと

「地球の歩き方・ドバイとアラビア半島の国々」なのであった!!

「おお、ねえちゃん、ツーリストかあ・・・しかし間違ってもその格好で中近東へ出かけないでね!」とおせっかいな心配してしまった・・(笑)


さてそれはともかく、今週はまた浜松にていろいろと作業をやってきた、正式契約もすんで後はいよいよ実際の引越し作業である。


ところで滞在中に、年を越せるかどうか?・・と言われていた伯母が亡くなった・・・うちの母はなんと9人兄弟(男1・女8、母は6女)、既に3人が鬼籍に入っていたが(一人は子供の頃死亡)、今回2番目の姉(85歳)が亡くなったのである。

たまたまこの話を聞かされたのが、ホーム入居の件で保証人になってもらうことになった叔母の家に行ったときで、これまた偶然叔父も顔を出していた時のことである・・この状況下ではさすがに「ちょっと忙しいから式には出ない」とも言えず、母の名代ということで葬式に出る事となった。

まあ、普段殆ど親戚付き合いは皆無に近いのだが、亡くなった伯母は以前小料理屋のおかみをやっていて、私も随分可愛がってもらった・・他の伯母達よりはかなり付き合いがあったわけなので、たまたま帰省中だったのも何かの縁であろう・・・。


困ったのは衣装である、黒いズボンと一応黒い革靴(さすがにホームとの契約に草履ではね・・笑)だったので、葬式の前夜に会う予定の親友に何か黒っぽいジャケットを貸してくれんか?と聞いてみたら、「若い頃に作った礼服で体型が変わって(笑)着れなくなったのがあるから、良かったらもらってくれ!」との事!

早速着てみたらまるで誂えたかのようにぴったり!というのがうまく出来た話だ(笑)、実を言うと東京の部屋にだって礼服なるものは無いのである・・結構珍しがられる話なのだが、私は「冠婚葬祭」に殆ど縁が無い人生なのである。


これまでに出た葬式はまだ小学生の頃に同級生と祖父が亡くなった時のたった2回だけなのである!祖母や会社の副社長などの「出席すべき筋合い」の葬儀はどれも海外にいて不参加、柳田先生の時は日本に居たのに連絡が遅くて間に合わなかったし・・・。


そして結婚式も然り、以前ご贔屓にして頂いている業者さんの数名から式のヴィデオ撮影を依頼されたもの以外では出た事が無い・・・。


まあ自衛隊退隊以来25年間というもの、正社員として会社に所属したことがないので、お義理での冠婚葬祭も無縁であるし、自分の生活様式が数年毎に激変する?人生なので(笑)、それまで付き合いのあった知人達とはぱったり縁が切れてしまうのが殆どなのだ・・。

親友二人とは高校以来30年の付き合いだが、一人は2度とも式そのものをやらなかったし、もう一人は未だに独身、その他の親しい友人達の時もやはり日本に居なかったとか、逆に海外で式を挙げたとか・・。


というわけで逆に海外で冠婚葬祭に立ち会う事は時々あったのだが、日本では礼服を作る必要に迫られないまま過ごして来たのである(笑)


礼服どころかここ20年近くネクタイを締めた事が無い・・から背広なるものも私は一着も所有していないのである(ただし舞台俳優の衣装として着たりはしたが)。というわけで久々にまともな礼装をしたのだが、いざ着てみると馬子にも衣装でなかなか悪くない・・・自分で言うのもなんだが「ちょいとダンディな中年」にも見えなくも無い(笑)


さあてしかし、ヨーガの先生というのはどういう格好しているのがいかにもそれらしく見えるのだろうか?・・でもインド服はあんまり着たいと思わないし、かといってまさかバガヴァンのようにふんどし1丁では警察沙汰だ(笑)


貧乏人の私が以前から欲しいなあ・・と思いながらまだ調達出来ない物がいくつかある・・・机・プリンター・音楽を聴く為の真っ当な再生装置、そして作務衣。

作務衣を着たヨーガの先生・・というのが私自身のイメージなのだが・・・いかがなものだろうか?

0 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する