2023年(つい最近!)に解明されたのが以下のメカニズム。
(ウィキペディアから引用)
河岸洋和 (2023)らによって、
タンパク質であるpleurocybelline(PC)とPleurocybella porrigens lectin(PPL)、
低分子であるpleurocybellaziridine(PA)の3つの物質が
毒性に関与していることが発見された。
このうち、PCとPPLが複合体を形成すると
タンパク質分解酵素の活性を示して血液脳関門を破壊し、
通常ではこれを通過できないPAが脳に達して脳症を惹起させるという
「3成分による急性脳症発症機構」があることが示された。
(引用終わり)
つまり体内でうまーく代謝されてPC-PPL複合体が形成されない、もしくは
ごくわずかしか形成されないと、PAは脳血管関門を通過できない、
だから脳症を起こさない、という流れなんでしょうね。
「ふぐ」は毒を持たない、または弱毒性の種類もあり、
毒のある種類でも「血液」「生殖腺を含む内臓」を避ければ中毒しないのですが、
江戸時代はふぐの種類や毒のある部位についての知識があいまいで、
素人が自宅でふぐをさばいて食べても運がよければ何事もなく、
もっと言えば「料理屋で料理人が調理」しても中毒することがあったとか。
スギヒラタケは「おいしいきのこ」として広く知られ、
いっときは新嘗祭時の献上品だったこともあるそうです。
「脳症」が知られてからはマイタケに切り替えられたそうですが、
献上品のスギヒラタケで皇室の方々に脳症が出なかったのは
ただの幸運、ということですね。よかったよかった。
日本のどこかで「だっておいしいし、今まで中毒した人見たことない」とか
言いつつ食べてる人間が、まだいらっしゃる気がしますけども。
「絶対に食べないで」かつては食用だったキノコに農水省が注意喚起 地域によって異なる呼び名にも注意
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=9012631
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