(10月18日)
山形城址の公園には山形県立博物館があり、そこには国宝の土偶である、通称「縄文の女神」が常設展示されている。
山形県最上郡舟形町の道路工事現場で1986年に発見されたもので、高さ45センチ、縄文時代中期(4500年前)のものと推定される。2012年に国宝指定。
先日、青森県をご訪問された愛子さまがご覧になった、やはり国宝の土偶の通称「合掌土偶」は、青森県八戸市で発見された、縄文時代後期(3500年前)のものだが、こちらはデザインが普通に写実的な人形であり、現代の手先の器用な中学生ならば、この程度のものは、製作できる気がする。
しかし、「縄文の女神」の方は、顔だちや腕もオミットされた、写実性とはかけ離れた前衛芸術的なデザイン。ピカソや岡本太郎的な感性がないと無理。「合掌土偶」にはない神秘性を感じさせ、見飽きる事がない。個人的には国宝土偶の全5体のうちで最高傑作と思っている。
ちなみに山形県立博物館にはミュージアムショップがない。もしも、この「縄文の女神」をモチーフにした、クリアファイル、Tシャツ、マグカップ、ヌイグルミなどのグッズを販売したらそれなりに売れるものと想像する。
何しろ、あの気持ち悪いデザインの大阪万博の「ミャクミャク」でさえ、グッズとして人気も出ているのであるから…
なお、「ミャクミャク」のデザイン感性は縄文土偶とも一線を画していると思う。ミャクミャクのデザイナーは熊本県出身とのことなので、日本北部の縄文文化とは異なる、弥生文化や渡来人のDNAが成せる技ではないか。
(完)
(追記)
上記の「ミャクミャクが云々」の文章部分は、単なる軽口のジョークですので、マジレスでからまないようにお願いします。
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