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2026年10月02日05:51

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映画「ハート・オブ・ビースト」…その後、大岡裁きが必要でしょ?

(ネタバレあり)  

デビット・エアー監督、ブラッド・ピット主演の映画「ハート・オブ・ビースト」の結末は…

(以下、ネタバレ)  

カナダの秘境で、サバイバルの末に重傷を負い、誰もいない山野で自分の死を悟ったジェームズ・ベルモント(ブラッド・ピット)は、愛犬オーディンに、
「道路を探せ(俺をこの場に置いていって、お前は生き続けろ)」
との最後の命令を与える。

そして、オーディンが装着したハーネスのポケットにはジェームズの手紙が託されていた。曰く、
「軍用犬として過酷に生きてきたオーディンに、第二の、平穏な生活を送らせて欲しい」
との新しい飼い主となる人への依頼、そしてジェームズの預金口座番号やIDも書き添えられおり、それら財産もオーディンの新しい飼い主に託す遺志である。

その後、道路に辿り着いたオーディンを、車で通りがかった現地の若い女性(アンナ・ラム)が発見。ハーネス内の手紙を読んで状況を理解し、オーディンを車に乗せて立ち去る、エンドロール。

…という感じ。
状況的に、その若い女性がオーディンを引き取り、新しい飼い主になるという想像が出来ます。

しかし…

欧米の法律はよく分かりませんが、日本の法律であれば、この場合の「犬」は「遺失物」であり、拾ったからといって勝手に自分のものにしたら、遺失物等横領罪(占有離脱物横領罪)です。

さらにジェームズの手紙に書いてあった口座番号とIDを使用して勝手に銀行から金を引き落としたら、さらなる重罪は必定。

きちんと警察に届け出る必要があると思いますし、仮にジェームズに法定相続人がいたら、その相続人は、普通は異議申立をするはず。愛犬オーディンよりも、相続財産の銀行預金をすんなりと赤の他人に渡す訳がありません。

そこで、オーディンを保護したカナダの現地人女性と、法定相続人との裁判闘争になりますが、ここで「大岡裁き」が必要になりますね。

すなわち、カナダ人裁判官だけれども日本の時代劇の「大岡越前」みたいな人がいて、
「オーディンが懐いている者こそが、オーディンの新しい飼い主であり、ジェームズの遺産を相続すべき」
という判断基準を示す。

そしてオーディンはもちろん、法定相続人はガン無視して、カナダ人女性に懐きます。
一件落着、めでたし、めでたし。

(完)

(追記)

念のため書き添えておきますが、映画「ハート・オブ・ビースト」は、上記の大岡裁きまで描くべきだったとか、そんな批判をしているものでは全くありません。
上記の日記は、単なる頭の体操&ジョークです。



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