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2026年08月15日05:56

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靖国神社参拝に関して一言

今日は8月15日。

高市首相は靖国神社参拝をしない方向で調整していると報道されている。
それに対して国民の一部から批判がある。過去に高市は「首相になっても絶対に靖国参拝を続ける」旨を公言してきた。

2022年2月19日の東京都内での講演でも、自身が首相になった場合も(当時は政調会長)靖国神社参拝を続けると発言し、さらには
「途中で参拝をやめるなど中途半端なことをするから相手がつけ上がる」
と強調した。

この発言の“相手”とは中国・韓国をさす。靖国神社参拝を支持する一部の日本国民の意見としても「中国や韓国が反発するから参拝しないのはおかしい」との主旨がある。


…しかし、それは違うと思う。

昭和20年8月15日に玉音放送を行い、国民に向けて敗戦を知らしめた昭和天皇は、戦後しばらく靖国神社への参拝を行っていた。

だが、1978年(昭和53年)に、当時の靖国神社の宮司の意向により、A級戦犯が靖国神社に合祀されてから参拝をやめた。以後、天皇陛下が代わっても、どなたも参拝していない。

昭和天皇が靖国神社参拝をやめた理由とは、A級戦犯合祀に強い不快感を感じたからである。それは以下の複数の史料で明らか。
 
〇元宮内庁長官・富田朝彦の日記帳(富田メモ) 
〇昭和天皇侍従を22年間務めた卜部亮吾の日記 
〇元侍従長の徳川義寛の証言

上記の引用は煩雑なので省略するが、いずれの史料でも、
「陛下が靖国神社御参拝をお取りやめの経緯は、A級戦犯合祀が御意に召さず」
であることが明確に示されている。

無謀な大戦に突き進み日本を破滅に追い込んだ、日本政治の最高の当事者であり、戦後は深い反省のお気持ちであられた昭和天皇御本人が、靖国神社のA級戦犯合祀に強い不快感を感じ、参拝をしなくなった事実は極めて重い。

高市の発言
「途中で参拝をやめるなど中途半端なことをするから相手がつけ上がる」
は故・昭和天皇に対する、全く品のない批判になっているが、高市はそのことに気がついているのだろうか?

A級戦犯が合祀された靖国神社に不快感を感じたのは中国・韓国が始めではなく、昭和天皇からである。

昭和20年8月15日に玉音放送を行われた昭和天皇のお気持ちに寄り添うべきであろう。

(完)

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