を読んだ。アガサ・クリスティー著/田村隆一訳
新聞配達のジョニー・バットは多くの種類の新聞を配っていたが、その中でも一番人気の新聞はチッピング・クレグホーンの地元紙「ギャゼット」だった。
そのギャゼットの広告欄に、奇妙な文章が掲載された。
「殺人お知らせ申し上げます…10月29日金曜日、午後6時30分よりリトル・パドックス館にて、…」
リトル・パドックス館の主人、レティシア・ブラックロックはそれが下宿させている甥のパトリックのいたずらではないかと言うが、とりあえずは新聞を見て顔を出すであろう村人たちのためにシェリーを用意する。
やがて村人たちがやってきてちょっとしたパーティーの様相を呈すが、時計が6時30分を指すといきなり明かりが消え、部屋のドアが開いて、懐中電灯を持った男が現れ、 「手を上げろ!」と命令した上、発砲した・・・。
いつもの通りまず大量の登場人物を見事に印象付けたあと、いきなりの実にミステリーらしい事件の発生で自然に推理ゲームに誘われる。
あ〜だこ〜だと考えながら読んでいくと、「実際にはなにが起きていたか」は推理通りで気分がよくなるが、問題のそれをやった犯人は誰なのかがさっぱりわからない。
そうこうしているうちにミス・マープルから署長に手紙が来たと思ったら、マープルの影がひたひたと忍び寄り、いつの間にか現地に溶け込んでいるマープル(笑)
話は次のターンに入って世界が広がっていき、殺人未遂の動機が現れてくるものの、犯人が絞り込まれる様子は皆無。
更にはマープル以外にも素人探偵みたいなことをし始める人もいたりするし、なんだか横溝正史っぽい展開にもなったりして、もはや化夢宇留仁の脳みそで処理できる情報量を完全にオーバー(笑)
そして結局全く予想外の真相にひっくりがえるのだった。
なんでいつもこうまでクリスティー女史の手の中で転がされるのか(笑)
ちうかみんな秘密が多すぎるし、その環境がそんな短期間だなんて、想像つかないっす(汗)
ちうわけでいつものように面白かった。
マープルは初めて読んだのだが、ポアロとは雰囲気が違って田舎臭いところがまたいい感じ(笑)
それにしても拳銃入手のタイミングがよくわからなかったな・・・(汗)
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