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2026年02月04日20:25

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ペリイ・メイスン 傾いたローソク

を読んだ。E・S・ガードナー著/尾坂力訳
 メイスンの事務所の助手の1人であるジャクスンは、アストラカン毛皮用の羊を運搬していたトラックが追突された事件で、追突した方の車に乗っていた夫婦がトラックのナンバーをメモ帳に書き込むと、そのメモ帳を奪われてしまったのだという。
トラックが怪しいと踏んだペリーはその会社スキナー・ヒルズ・アストラカンを調べさせようとしているところに、トラック側の弁護士からいくら払えば事件を終わらせてくれるかという打診があった。
またペリーはその会社の名前に覚えがあり、ジャクスンはスキナー・ヒルズの土地を所有しているアデレイド・キングマンという老女に相談を受けていることを思い出す。
彼女の土地はバラーモという男が反対所有を主張して、奪われそうになっているのだった。
そこでペリーはそれらの事件につながりを見出し、アデレイドに援助することを決断し・・・。

 このシリーズは情報の津波に押し流されることが多いのだが、本作では冒頭から大津波がやってきて大変だった(汗)
上の冒頭部分のあらすじでは固有名詞は一部割愛しており、しかもその直後にまたどんどん新たな人名が出てきてもう大混乱(汗)
なんとか頭を整理しつつ読み進めたが、一時期は登場人物の説明付き似顔絵を用意しようかと思ったほどである(笑)
 またその後の展開は変化に富んでおり、黒幕かと思われた人物の娘が飛び込んできたと思ったら殺人事件が露呈し、ペリーが罠にかけられたと思いきやそれを見破りつつも罠をかけたのが殺人の犯人かどうかはわからず・・・となかなか複雑。
そして殺人が起こるのが浅瀬に投錨されたヨットの船上なのだが、関わってくるのが潮の満ち干きに船体の傾斜に血溜まりと血のついた足跡と、ザ・ミステリーという感じのお膳立てがなされ、そこに登場人物の行き来や死亡推定時間の問題が複雑に絡み合ってやっぱり化夢宇留仁は大混乱に(笑)
いつもの裁判シーンもなかなか盛り上がり、ラストは勿論きれいに種明かしがされるわけだが、最後まで化夢宇留仁はよくわからない部分もあり(汗)、前後を読み直してなんとか納得しなくもないという感じで収まった(汗)
いや〜〜〜〜〜やっぱこのシリーズは化夢宇留仁の脳のキャパを超えてるわ〜〜〜(笑)
でも面白かった(笑)
 ちなみに本作が書かれたのは1944年頃で、がっつり戦争中である。
やっぱこんな国には勝てないわ(汗)
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