を観た。藍乃才、一瀬隆重監督
昭和20年。米軍の空襲は日本本土に及んでいた。
観阿彌光凰は呪詛を高出力の電波塔で放射することで連合軍首脳を呪い殺す計画を進めていた。
一方空襲による死者たちの怨霊は加藤保憲を甦らせていた。
空襲によって母を亡くし、失明した美緒が入院した病院に務めていたのは、平将門の末裔の最後の一人、辰宮雪子だった・・・。
前作はいまいち面白くなかったが、本作は全力で面白くない(汗)
まず前作にあったような大局的な視点がほとんど削除され、残ったのはおおざっぱすぎる世界情勢と、逆に非常に個人的な視点のちっちゃい物語のみ。
これは予算の都合もあるとは思うが、それにしても同じ原作ながら全く内容の異なる高橋葉介の「帝都物語 TOKYO WARS」は滅茶苦茶面白いのだから、言い訳にもならないだろう。
ちなみに化夢宇留仁は原作を読んでいないのでどちらが原作に近いのかはわからないのだが、おそらく漫画版の方だと思う。面白いし(笑)
ちうか帝都大戦というよりも幻魔大戦という方が内容的に合っている。アキラも入っている。
しかしもちろんどっちにも及びもつかない内容である。
そもそも加藤が復活するというのがおかしい。前作で死んでないのだから。
前作以降の加藤は辰宮恵子と夫婦になることで、その荒ぶる力を抑えられているだけだというのが重要な設定なのだ。
そのへんのバックボーンを全て削除して復活した加藤は、本作ではそもそもなにをしに出てきたのかもわからない。
なにしろ日本は終戦を前にすでにズタボロになっており、放おっておいても壊滅する運命なのだ。
もし本作のラストで語られるように戦争に負けても日本が残ればいいという考えを粉砕するためというのなら、加藤は皇居に向かうべきなのだ。
スクリーミング・マッドジージを招いた特殊メイクシーンが不要。
全部夢のカットである(汗)
せっかく呼んだのだから無理やり見せ場を作ったようにしか見えない。そんなことに金を使うのだったらもっと他に使うべきところはたくさんあった。
化夢宇留仁的に腹立たしいのは、南果歩という日本女優でベスト3に入ろうかというスタイル抜群の女優を主役に据えておいて、それを一切活かさない展開。
そもそも女優のスタイルを活かすところが無い作品だというのなら南果歩を起用するのが間違いである(笑)
ちうわけで酷かった(笑)
しかし最後の桜のシーンは綺麗だった(笑)
ログインしてコメントを確認・投稿する