を昨日観た。前田陽一監督
1977年の映画版。
子供の頃から無鉄砲でバカ正直な江戸っ子である「坊っちゃん」は、学校卒業後四国松山の中学校に数学教師として務めることに。
ところがそこにはたちの悪い生徒たちと面の皮の厚い教師たちが・・・。
原作を読んだら映像を観るシリーズ。
と言っても坊っちゃんは何度も映画化されているのだが、古い映画はほとんど見る手段が無く、一番手軽に見られるのが本作だった。
主演は中村雅俊で、化夢宇留仁の幼少時にドラマなどで大活躍していたのが懐かしい。
ところで映画ともなると、原作が書かれた時代に加え、映画が制作された時代の味も加味されるわけだが、当時からしたら過去の時代を扱った映画の画面が非常に豪華感があるのはなぜだろう?
主役はドラマで見慣れた顔だけあってそうでもないが、それ以外はキャストもセットも映像自体も、化夢宇留仁からすれば100億円以上かけて作られているハリウッド映画と並ぶくらい豪華に見えるのが不思議。
で、内容だが、原作を咀嚼しまくって再構築されている感じで、あらゆるところが異なるのに、あらゆるところが原作と同じに見えるというある意味では映画化の見本と言えるようなアレンジがされていた。
例えば山嵐とは四国に向かう船上で出会い、上陸後は人力車のレースになったり、バッタ事件直後に夜中のドンドン事件はカットされて職員会議のシーンになったり、原作では出てきただけだったマドンナが、こちら(松坂慶子。とても美しい)では大活躍するか・・・と思わせてやっぱり全然だったり(笑)
原作と違うのは生徒たちの扱いくらいで、こちらはもう少しマシな人間に描かれている(笑)
ちうわけでテンポがよくてなかなか面白かった。
しかし原作からしてテンポがいいのが取り柄みたいな物語だと思うし、坊っちゃんという作品自体がここまで大きく何度も取り上げられる理由は化夢宇留仁にはよくわからない(汗)
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