昨日は、シニア生活文化研究所の小谷みどり先生を東京からお呼びして、
「ひとり終活」というタイトルでセミナーを実施しました。
おかげさまで、
受付初日に150名満員御礼という嬉しい悲鳴のセミナーとなりました。
↓
2025年09月24日の日記
「「ひとり終活」セミナーヘルプ」
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1990762378&owner_id=4792539
内容をここに記します。
・・・・・・・
ここにいる会場の皆さんは全員必ず1回は死にます!
こんな平等な事は無いですよね!(笑)
終活とは、自分が自立できなくなった後の事について元気なうちに考え準備しておくこと。
将来、どんなことが心配や不安です?
不安は人によって全然違います。
病気?介護?お金?住まい?
家族関係?孤独?死後の事?
自分が何が心配かを考えてみてください。
今、高齢化社会が進んでいます。
今の若い子供たちは、「おじいちゃんおばあちゃんは家族じゃない」と言うそうです。
家族じゃなくて、親戚なんだそうです。
一緒に暮らしていないので、おじいさんおばさんと同じ扱い。
ちょっとびっくりしますね。
65歳以上の人がいる世帯の構成は、なんと3分の1。
日本は、世界で有数の寝たきり期間が長い国だそうです。
面白いデータがあります。
70歳の男性の8割は自分が先に死にたいと思っていて、70代の女性の72%が、自分が後に死にたいと考えているそうです。
70代は男女の意見が一致してますね(笑)
自立には4つの側面があります。
�/搬療�自立
��経済的自立
��生活的自立
�だ鎖静�自立
�/搬療�自立において
介護のことも考えてみましょう。
ある国では(忘れた)、車椅子を押してあげる事は自立を妨げる虐待行為と解釈される時もあるそうです。
何でもやってあげるということが果たして本人にとって良いことなのでしょうか?
できる能力を奪ってしまってないのか、そこも考えることが大事。
高齢化社会は進んでいます。
25年前まではほとんどの男性は80歳より前に死んでいました。
しかし今、女性の4割以上はなんと90歳以上で死ぬと言うデータがあるそうです。
(ひえーーー

)
自分が90歳の時、子供が何歳か考えてみませんか?
「老いたときには子供もよぼよぼ」
子供が先に認知症になる可能性もあります。
子供の認知症のお世話を親がする人もいっぱいいます。
だから、子供がいるから安心とはとても言えません
自立できなくなった後の意思の託し方には4つあります。
��1つ目は成年後見制度。
これには2種類あって、法定後見制度と任意後見制度があります。
任意後見制度は元気な時に備えるものなので、認知症になったらもう準備はできないのです。
もし興味がある方は社会福祉協議会に尋ねたら良いとのこと。
あとやっておくべき事は「遺影」の撮影。
これは残された家族のためにも撮っておいて!
元気な時に。
だって、死相が漂う遺影を家族が飾りたいと思いますか?
死んだ自分も嫌ですよね(笑)
エンディングノートについて
これに書くべき最低のものは、終末医療の内容、延命措置の希望の有無。
これは、絶対家族のためにも書いてあげといてください。
「家族に任せるよ〜」と言うのが1番家族が困ります。
また、怪奇現象もあるんです。
なぜか延命措置の家族の希望は月末に増えるそうです。
その理由は・・・年金。
9月30日に死ぬ場合と10月1日に死ぬ場合は、年金の受け取り額が1ヵ月分違うそうです。なので、死ぬ皆さん!
家族の為にも月初めに死んだほうがお得ですよ(笑)
お墓の話。
墓の事では、みなさん、変な妄想に取りつかれています。
それは墓は長男が継ぐべき、長男しか入れないとの妄想。
実は同じ墓に入れる範囲は6親等以内の血族、配偶者、3親等以内の姻族なんです。
だから夫と仲が悪く夫と一緒の墓に入りたくない方は、自分の実家のお墓に入っても何の問題は無いんです。
遠い親戚で言うと、姪の嫁ぎ先のお墓にも入ることができるんです。
みんなで入りましょう♪
納骨について。
実は、納骨しなきゃならないと言う決まりはありません。
法律では墓地以外に埋めたらダメというのがあります。
骨は、家に置きっぱでオッケーなんです。
エンディングノートについて。
これは残される人の手間を軽減すること、そして無用な争いを回避することとしてとても重要なことです。
自分の人生を振り返る意味でもとても大事。
エンディングノートを書くことで、誰かの力がなければ自分の人生を終えることができないなと気づくことができます。
遺言書について。
遺言書はお金持ちが書くものと言うのも妄想です。
みなさん、サスペンスの見過ぎ!
財産の多い少ないの問題じゃありません。残されたものを誰にあげるかと言うことです。もしその意思が書いてなければ平等に分けることになりますが、お金と違って指輪とか着物とかものは半分に分けることができないので、残された子供たちは本当に困ります。
無用な争いになりますので、ぜひ、「この指輪は長女に、このネックレスは次女にあげる」など書いてあげる方が子供のためです。
小谷先生の体験談も。
小谷先生は40代の時、旦那様が突然に亡くなってしまいました。
お子さんがいらっしゃらなくて共働きでした。
生活費は小谷先生が全部負担し、旦那様は自分のお小遣いと、残りは貯金ということで分けていたそうです。
夫婦2人の共働きなので、旦那さんが貯めた貯金はもちろん小谷先生が全部自分のものかと思っていたら、なんと遺言がなかったせいで法定相続となったそうです。
お子さんがいない場合、法定相続としては、旦那様のお母さん、つまり姑が3分の1の権利があるんです。
遺言書がなかったために、夫婦2人で貯めたお金の3分の1をお姑さんに持ってかれる・・・
そういうこともあるので遺言書ってほんとに大事。
遺言書には、自筆証書遺言、公正証書遺言、秘密証書遺言と3種類あります。
自筆証書遺言は決まりがややこしくて利用しにくかったのですが、法律が変わり、財産目録についてはパソコン作成や通帳コピーでも可能と言うことになりました。
ただし、この自筆証書遺言は子供たちが勝手にあげたらダメと言う決まりがあります。
裁判所に行って検認手続きが必要なんです。
これがまためんどくさいなので・・・
このめんどくささを回避するためにできた制度が、自筆証書遺言書保管制度。
先生はこれをお勧めされていました。
保管料3900円ぽっきりで一生涯遺言書を保管してくれる。
もし本人が死んだら指定した家族に「遺言書を保管してますよ」と電話で連絡が入るそうです。
この仕組みいいですね。
↓
https://www.moj.go.jp/MINJI/minji03_00051.html
死後事務委任契約の話
人は死んだ後、いろんな手続きがもれなくついてきます。
葬儀・納骨・埋葬に関する事務・・・
それ以外にも携帯を止めたり銀行の引き落としを止めたり、残された人はやることがたくさん(-_-;)
離れて住んでいる親の携帯会社がどこか?と言うのもわからなければ調べるのも大変。
そういう意味でも「エンディングノート」に書いておく事は大事かなと思いました。
先生がお勧めしている取り組みが、横須賀市の「私の終活登録」。
↓
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/2610/syuukatusien/syuukatutouroku.html
これは市として、エンディングノート的な内容を預かっておくと言うもの。
小谷先生の提言を受けて、神戸市も取り組みを始めたそうです。
うちの市でも取り組んでくれるといいな。
どこの市も始めてほしいです。
最後に・・・
高齢者終身サポート事業者ガイドラインについてお話しされました。
この問題は、制度を作らなきゃってことで、これから国が動いていくようです。
でも事業者と契約すると言う事はお金がかかると言う事。
それに、その方がこういう終身サポート事業者と契約したことを知っていて、その方が亡くなったことを契約相手の事業者に知らせる人物が必要です。
自分の死を契約先の事業者にどうやって知らせるか?と言う問題も出てきますよね。
先生はそういう民間の事業者を頼る方法もあるけれど、
自分で助けてと言える人たちを周りに作り、いろんな人と関わって助け合えるコミュニティーを作ることが大事ではないかとおっしゃってました。
それが、1番お金をかけずにできる素敵な話
※小谷先生は「ひとり死時代の死生観」という本を出版されています。
↓
読んでみたいです。
※8年前に聞いた講演メモも貼り付けておきます。
初めて小谷先生の講演を聞いたときは、衝撃だったなぁ。
↓
2017年07月11日の日記
「終活の講演会」
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1961463673&owner_id=4792539
※追記
9月24日、翌朝のチョコザップ内にて聞いていた「アイノウ」に出てきた文章はこれ。
↓
Susan‘s grandmother left her $1 million in her will.
スーザンの祖母は、自分の遺言で彼女に1,000,000ドルを残した。
ログインしてコメントを確認・投稿する