を読んだ。神林長平著
海賊課の1級刑事セレスタン・エアカーンはでかい図体で食い意地が張っており、銃の腕も一流だが繊細なところがあり、かつてはラジェンドラに乗っていたのだがラジェンドラの遠慮のない台詞に耐えられずにチームを解消し、現在は自律型装甲服エクサスを相棒に、単独で任務についていた。
そのセレスタンが主に相手にしている海賊はラクエシュ・ホッチといい、詐欺が得意なケチな男だったが、ラクエシュを締め上げることで情報が得られるのだ。それと食べ物が。
ところでマグファイヤ・キャラバンがなにものかに破壊された。
実はマグファイヤは海賊であり、かつてヨウメイとも関わりがあった。
マグファイヤを破壊したものは海賊課でも海賊でもなく、正体不明だった。
セレスタンはその調査のために海賊がチャーターしたボロ船に乗り込み、ラジェンドラの一行も支援することになるが・・・。
今回はセレスタンという刑事がメインで、海賊もラクエシュの視点が多いなど、いつもと全然違う雰囲気でなかなか楽しめた。
いつもはなにしろラジェンドラのチームは滅茶苦茶すぎてストーリーが霧散しそうになるのだが、本作はそういうことがないので少し普通のSF冒険小説っぽくなったというか(笑)
まあアプロはいつもの通りなので相変わらず滅茶苦茶なところは滅茶苦茶なのだが。
問題の「A級の敵」はこれまた著者らしいやっかいなやつで、結局なんで◯◯◯◯なのかの理由もよくわからないのが面白い(笑)
ちょっと映画版スタートレックのようでもあったりする。
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