を読んだ。神林長平著
定期徹底点検整備を受けているラジェンドラにつきあわされる形のラテルとアプロ。
艦整備係第一主任フェイ・バウワーは彼らに振り回される。
最後の兵装テストも終わってほっとしているところに、ラジェンドラがなにかをつぶやく。
聞き出してみると、なぜか明日がアプロの誕生日だということを算出してしまったということだった。
アプロは喜ぶが、頭を抱えたチーフ・バスターはアプロを大人しくしておこうと、その1日はチームを苦情処理係として勤務させることに。
ところがその夜、バスターは海賊課本部の中庭で育てられていたヒマワリの花をアプロが強奪するところを目撃し・・・。
いつものように上記の紹介文には本編の内容をうかがえることはほぼ無い(笑)
しかしなにしろ因果関係からすぐひっくり返してしまう著者のことなので、ここから全く想像もつかない展開が繰り広げられるのだから同じことだろう(笑)
しかし本作に関しては化夢宇留仁が「憂鬱」を読んだ感想でそろそろラテルのキャラクターを活かしたエピソードがほしいと書いたのが聞こえたように(そんなことはない)ラテルの過去や内面までがメインストーリーに絡む物語になっていたのは嬉しかった。
それにしても振り返ってみても枠にはめようという思考では全然ついていけないようなあまりにも混沌とした内容で、それでいていい感じでまとまるという、むしろ子供向けの絵本みたいな独特な味わいのある作品だった。
ちなみに実は本作は「敵は海賊・海賊版」の続編的な内容もあったりするのは内緒である(笑)
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