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2025年01月25日22:57

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神戸ファックスネットのはなし

先日、生命保険業界の方々との懇談会がありました。

各グループでいろんな話をしている時ある方が、30年前の震災のことを振り返ってお話しされました。
 ↓
 ↓
「自分は30年前の震災のとき大阪勤務(大阪在住)だった。
神戸の震災以降、神戸に毎日通った。
保険110番を開いていたので、毎日遅くまで働いた。
受付終了時刻になっても電話は鳴り続ける。
たくさんの被災者が長蛇の公衆電話に長時間並んでやっとのことで電話を掛けているかもしれない、この電話が取れなかったらこの方の生活はどうなるのか?
この電話がこの方の今後の復興の歩みに大いに影響する・・・、そう思うと電話を出来るだけ取ってしまう、
なので、毎日遅くまで、そして土日も休まず神戸に通い電話を取り続けた。
保険の聞き取りは詳しい話を聞かなければならない。
辛い状況を聞き、こちらも泣きながら電話を取っていた・・・
休みなしで震災後の1月から働き続けた。
GWには疲労で倒れた・・・」と。
 ↓
2025年01月24日の日記
「生命保険のはなし」
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1989267101&owner_id=4792539

・・・・・・・


その話を聞き、「保険110番」の話にピンときました。
以前 比叡山延暦寺に観光に行った時、梵字カフェラテを飲みながら、M 氏が この話をしていたからです。
 ↓
2024年10月28日の日記
「梵字カフェラテ @延暦寺」
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1988684489&owner_id=4792539

m氏の話は次の通り。
 ↓
「阪神大震災では、当時三宮にあった生命保険の業界が被災し、電話回線が使えなくなくなった。
そこで、急遽、行政が電話回線を提供するから、生命保険110番を開設しないかと業界に提案。
各地から、担当者に来てもらって110番電話に対応してもらうというベースを作ったとのことでした。

m氏もその案件の処理に携わった。
オヤダマ機関のU氏も東京から駆けつけて尽力。
住むところがないので、m氏のマンションに一か月居候した。

それとは別に、被災者の皆さんは情報が不足している。
それを解消するために、避難所に毎日情報を届けて、掲示板に貼ってもらう事業を始めた。
毎日、いろんな情報を収集し、各地にFAXを送った。
(避難所になっている学校や公民館は電話回線が繋がっていた)」


この秋に聞いたM氏の話と、 先日聞いた保険業界のお話とがぴったり重なりました。

わお!!!

私はこのことをM 氏にお知らせしました。


すると M 氏から、「その神戸ファックスネットを見てみますか? 」との問いかけがありました。

(´・ω`・)エッ?

見ることができるの???


そう聞かれたらちょっと見てみたい!

私は、m氏がメールで見本を1枚 ぴらっと 添付してくれるのかな〜と思っていました。
しかーし、それは違いました。
なんと データを全部 USB で送ってくださったのです。
(レターパックで)
 ↓
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そのUSB に入っていたファイルは、実際にFAX送信した、神戸ファックスネット3か月分の原稿、そして、震災後1年のまとめ冊子。


神戸ファックスネットは、震災後、毎日、お困りごとを相談できる電話連絡先、受け入れ住居の連絡先などを一覧にした情報ファックス。

1枚1枚に目を通してみました。
 ↓
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フォト


辛かったであろう、その当時の現場が想像されました。
胸が痛くなってきました。

それとともに、なんだかじーんと温かいものを感じました。
日本全国の色んな立場の人たちが少しでも支援をできることをやろうという温かい思いやりの気持ちがファックスにはいっぱい詰まっていたからです。

この情報誌を見ていて、本当に胸が熱くなり、いつのまにか涙まで出ていました。


後刻、調べたら、
この記事を人と未来防災センターのHPで発見しました。
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「FAXは、避難所に向けての情報発信と共有にも利用されました。
その例が、県立神戸生活科学センターが発行した情報紙「生活情報ファックスネット」です。住宅に関する支援制度の話、家電製品の相談、営業中のコインランドリー情報など、生活に密着した情報と相談窓口の連絡先が掲載されており、FAXを使って約100か所の避難所へ送信されました。避難所での張り紙としても活用され、情報は多くの人たちへ届けられました。」
https://www.dri.ne.jp/material/plan/materials-story/1549/


また、USBには、震災関連のまとめ資料もありました。

それによると1月24日から110番事業が動き出している様子がわかります。
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ファックスネットについても記述がありました。
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「ピーク時に1,153カ所、約32万人が身を寄せた避難所には、最初はテレビもラジオもな
く、新聞も数千人規模の所に数部のみの配達だった。
特に、県、市、区からの行政情報以外の、業界の特別措置や市民団体の支援申し出など被災者に必要な生活情報が届いていないことを、救護対策現地本部に参加 したり、夜間避難所に詰めた職員が実感 していた。
一方、避難者数の多い学校や公立施設には、ファクシミリがほぼ行き渡っていることが分かり、「生活1青報ファックスネット」を考案。
1月30日から避難所向けの情報発信を開始 した。」


震災日記を読むと胸が締め付けられました。
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それとともに
この災害から回復していく様子が具体的に記録されているこの冊子はリアルな情報として活用できる、大変貴重な資料だなと思いました。


私は震災の時は九州にいたのです。
なので、この震災を自分事としてとらえていない、ご当地の方との距離感がありました。
でも、これらの資料をみせてもらったことで、感じ方が変わったような気がします。

「他社の靴を履く」的な。
 ↓
2024年08月12日の日
「他者の靴を履くということ」
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1988181928&owner_id=4792539


mさん、ありがとうございました。


震災といえば・・・
先日、視聴したテレビ「心の傷を癒すということ」も、震災後、ご尽力された医師の実話でした。
 ↓
フォト

 ↑
2025年01月13日の日記
「心の傷を癒すということ」
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1989200110&owner_id=4792539



※追記
防災センターへ保管されているファックスネットは一部だけだったみたい。
そこで、m氏は全部の原稿を防災センターへ寄贈されたそうです。
 ↓
http://lib.dri.ne.jp/search/detail?cls=col020&pkey=340248


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