無言歌は続く

　朝からコヒーミルを分解掃除　すると自治会から電話　自主防災の会議があってすっかり失念　つくづく暇な人がやってくれるといいなあ　

　昼になる　うどんを茹でて煮て食べる　パンにヨーグルト　分解掃除したコーヒーミルが再現できずに苦労する　母が果物を買いに行こうといふのでちょっと直売所へ

　帰宅後相撲にお茶　上位陣が全滅　こんなこともあるさ

　夕飯に残り物　更に残る　ご飯白湯　麻婆とモツ煮を混ぜる　豆腐入り　煮物


　今宵一枚目の音楽は　ヴァイル：『三文オペラ』全曲

　ルネ・コロ
　マリオ・アドルフ
　ヘルガ・デルネシュ
　ウテ・レンパー
　ミルバ
　ロルフ・ボイゼン　他

　RIASベルリン・シンフォニエッタ
　RIAS室内合唱団
　ジョン・マウチェリー（指揮）

　録音：1988年［デジタル］　　

　クルト・ヴァイル（ワイル）は　《三文オペラ》（1928）の作曲家として知られているが　ユダヤ人ゆえにナチス・ドイツから逃れ　フランス　イギリスを経て　1935年、アメリカに渡る　1950年　50歳の若さで急逝　オペラよりエンターテイメントを求めたようだ



　明日は大雨　鍼治療も無理かな　オペラを見に行くのも無理そうだ　10時50分からなので　火曜日でもよさそうだ　大雨の後じゃ何にもできないからな　今回は　《ロメオとジュリエット》歌うはN・シエラ　楽しみだね


　在原業平　『伊勢物語』の主人公と言われている平安貴族　業平の歌は　百人一首にも収載されている　

　「ちはやぶる神代もきかず竜田川からくれなゐに水くくるとは」

　が有名だな　55歳で死んだが　なんの病で亡くなったはわからない　どんな人生の終わりだったかも不明だ　突然死だってあるからな　昨日の何処かの交通事故　タクシー事故は　どうもドライバーの突然死のようだ　この貴族はこんな周知の時勢を残している


　　病して弱くなりける時よめる

　つひにゆく道とはかねて聞きしかど昨日今日とは思はざりしを　

　西洋ではかの「随想録」の中で　人がどんな言葉　どんな面持ち　どんな態度で死んだかといふことほど自分の関心をそそるものはないと　お隣中国では「論語」に

　鳥のまさに死せんとするとき　その鳴くや哀し　人のまさに死せんとするとき　そこ言やよし　

　鳥之将死　其鳴也哀　人之将死　其言也善　


　さて　今日はNHKで　新日曜名作座「ある愛の寓話」　🈡（６）を聞く予定なので三文オペラは途中まで