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2024年04月18日20:27

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茨城県陶芸美術館で,笠間高校OBによる展覧会が開催されています(๑•ᴗ•๑)

 このような展覧会が開催されているのですね。興味津々です(๑•ᴗ•๑)

 僕は色々な美術展にお邪魔しておりますが,その中でも特に楽しみにしているのは美術大学の文化祭や卒業制作展です。これは「若い美術家の作品に触れられるから」という理由も勿論存在しますが,何よりも「1つの展覧会で様々なジャンルの美術作品を鑑賞出来るから」というのが最大の理由です。そのような「ありとあらゆるジャンルの美術を心行くまで鑑賞出来る」展覧会というのは僕の知る限りなかなか存在しません。こうした展覧会はいわば「美術のデパート」のようなもので,僕のような者にとっては非常に有り難いイベントだと深く感謝し,いつもとても楽しみにしております。

 残念ながら文化祭や卒業制作展はそう頻繁にあるものではありません。前者は秋に,後者は年明けにしか観ることが叶いませんね( ´・ω・) しかしそれらに類した展覧会は他にも存在します。美術大学の学生さんの多くは美術予備校で研鑽を積んで大学入試に望んでいたり,或いはそもそもが美術高校の出身であったりします。そうした予備校や高校で共に学んだOBの皆さんのグループ展というのも、規模は小さいながら様々なジャンルの作品が並ぶ「美術のデパート」の観を見せてくれることが珍しくありません。僕も詳しいことは存じ上げないのですが美術大学の入試においては学科が違っても同じような問題が出題されることも多く,そのため美大受験生たちは志望学科を問わず同じような研鑽に励むのだとか。また美術高校には幾つかの学科がありますが大学ほど細かく分かれているわけではなく,大学では異なる学科に進学する生徒さんたちも高校では同じクラスに属することが珍しくないのだそうです。無論,クラスが違っても仲良しということもあるでしょう。

 現在,笠間市の「茨城県陶芸美術館」で,2020(令和2)年3月に茨城県立笠間高の美術科を卒業した11人のOBの皆さんによるグループ展「あとをおう展」が開催されています。卒業生全員が美術大学に進学したわけではなく専門学校に進学したり就職したりした方たちもいらっしゃるようですが,そうした皆さんによる日本画・洋画・陶芸・デザイン・写真の5ジャンル計19点の作品が展示されているということです。高校卒業時にコロナ禍が激しくなっていき,大学や専門学校・職場でも様々な不自由のあった皆さんがやっと自由に持てた展示の場です。その規模においては大学の文化祭や卒業制作展とは比べ物になりませんが,それでも一つの展覧会でこれほど幅広い諸作品を観ることが叶うというのはなかなかありません。本格的なデパートとは参らずとも,いわばサテライトショップというとピッタリでしょうか。

 2024(令和6)年4月21日まで開催されているこちらの「あとをおう展」,非常に興味深いですね。同美術館ではちょうど今「新収蔵品展」といって新たに収蔵した作品の展覧会も開催されていますから,1日掛かりで大いに美術を堪能すべく笠間に足を運ぶ価値は充分にあると言えるでしょう。最終日だけは午前中で終わりという点に気をつけて僕もお邪魔したいし,皆様にも茨城県陶芸美術館に足を運ばれることを心からお勧めしたい気分です♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪



卒業生集まり作品展 笠間高美術科11期生 21日まで 茨城・笠間
https://kitakan-navi.jp/archives/202906
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