mixiユーザー(id:249949)

2024年04月10日23:40

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4月6日 「類猿人ターザン(32)」見る

今日は、ヒーロー映画として有名なのに、一度も見たことが無かった、ターザンを主役にした1932年の映画を見ました。
これが、今ではかなりコンプライアンス違反だらけの映画で。
白人がアフリカで商売をしてますが、黒人を鞭で叩いたりと奴隷のように扱います。
白人も、白人だから知性があるみたいな言い方をしまして、ターザンは白人だから知性がある、という見方をします。
しかもヒロインのジェーンを攫うピグミー族という黒人の小人族の設定ですが、小人を黒く塗っているのはやりすぎで、今なら怒られますね。
しかし驚いたのは、始まって30分もターザンが出てこないのです。
イギリスからアフリカに来たジェーンが、アフリカを探検して様々な苦境に陥るまでで30分も使ってます。やっと白人の二枚目が現れて、ジェーンを攫って、はじめは怖がってても、やがて二人は恋に落ちます。ターザンは、猿と象と河馬とは仲良くて、ライオンとワニとは敵同士で、何とカモシカを生肉のまま食べる習慣があるのです。
このライオンと戦うスタントや特殊効果は良く出来てます。
物語は”象の墓場”を探そうとする強欲な白人たちを通して文明批判しているのが良かったです。
懐かしい白黒のヒーロー物を見たい方にはお勧めだと思います。
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